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リトル・フォレストの編集履歴

2016-07-05 14:23:59 バージョン

リトル・フォレスト

りとるふぉれすと

五十嵐大介の漫画作品。2002年12月から2005年7月にかけて講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載された。

作品解説

作者五十嵐大介岩手県で自給自足生活を送っていた時の経験を元に描いた漫画作品。

小さな集落で暮らす一人の若い女性の生き方を通して、人と自然の繋がりが描かれている。


監督森淳一、主演橋本愛により『夏』『秋』『冬』『春』の4部作として実写映画化された。

夏・秋編は2014年8月30日、冬・春編は2015年2月14日に公開。

夏・秋編は第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品に選出された。


物語

いち子は一度都会に出て男の人と暮らしていたことがあったが自分の居場所を見つけることが出来ず、今はスーパーもコンビニネットも無い東北のとある小さな集落・小森でひとり自給自足生活を送っている。

稲を育て、薪を割り、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から毎日の食事を作る。

いち子は厳しさも優しさも見せる東北の大自然から四季折々の様々な恵みを貰い、美味しいものを沢山食べて明日を生きるための活力を得ていく。


登場人物

  • いち子

主人公。

かつて都会で暮らしていたこともあったが、馴染む事ができずに故郷である小森に帰ってきて、沢と山に囲まれた一軒家で一人暮らしをしている。

負けず嫌いな性格で、言葉よりも体が感じたことを信じ、何でも自分でやってみないと気がすまない気性の持ち主。

ストレスを感じたときは甘い餡子入りおやきや饅頭、アズキのマフィンを作って食べ解消する。

自給自足生活を通じて自分のこれまでの生き方を見つめ直していく。


  • ユウ太

いち子の友人で、彼女と同じく都会から戻ってきた若者。

自分自身の言葉を持たず食べ物も「他人に殺させておいて、殺し方に文句をつける」ような都会の人々の空虚さと無責任さを嫌悪しており、「他人が作ったものを右から左へ移してるだけで威張り散らしている薄っぺらな人間の言葉を聞かされることにウンザリした」と語っている。


  • キッコ

いち子の親友で、ユウ太のガールフレンド。


  • 福子

五年前に失踪したいち子の母。

調味料のウスターソースヌテラも自分で作ってしまう人物で、いち子の作る料理の殆どは彼女から教わったもの。

いち子に諺の意味をデタラメに教えたり、雑草をほったらかしにしたりとずぼらな印象のある女性に思われていたが、実は非常に丁寧に料理を作っていた。


関連タグ

漫画

リトルフォレスト:表記ゆれ

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