声優は上田祐司(PS版)、浪川大輔(PSP版)、優希比呂(アニメ版)。
概要
男性側主人公。金髪の青年。19歳。
連邦軍に所属し、階級は少尉。武器は剣で、エダール剣技の使い手。
主人公らしく戦闘では速い攻撃速度と長いリーチ、扱いやすい特殊技で活躍してくれる。
格闘術も習ったようでいくつか拳と気功を使う特技を覚える。
ジャンプ攻撃『兜割』でたまに宇宙の彼方まで飛んでいってしまうのはご愛嬌。
PSP版/PSVita版ではこのバグは修正されているので、思う存分使って大丈夫。
戦闘開始早々に敵に接近できるのでとても便利な技である。普通に走るより便利なので、気付けば熟練度がカンストしてた、というプレイヤーもいるのではなかろうか。
好物は「ステーキ」。
惑星ミロキニアでの調査中、正体不明の機械に触れたことで惑星エクスペルに飛ばされてしまう。
飛ばされた先の森で、少女レナ・ランフォードが怪物に襲われている場面に遭遇。
クロードは怪物をフェイズガンで撃退し、レナを救出した。
それがきっかけでレナに村に案内され、彼の冒険は始まったのである。
父親は『スターオーシャン』でのプレイヤーキャラクターだったロニキス・J・ケニー。
惑星ロークでの任務による活躍と以後の功績で連邦軍提督に昇格している。
そのためクロードは軍内で「英雄の息子」として扱われており、父親を尊敬する一方で、それを煩わしく感じていた。
母親はロニキスの部下だったイリア・シルベストリ。
物語終盤のあるイベントで、現在は紋章科学の権威者として活躍していることがクロードの口から語られる。
クロードの外見や「これなら満点だな!」などの戦闘勝利ボイスや特技の「気功掌 / 流星掌」は母譲り。
母親の正体はPS版当時は詳細発表がなかったので一部ファンをやきもきさせたが、後日談である「スターオーシャン ブルースフィア」で正式に発表される。
また、リメイクである「SO1FD」で両親だと確定されるEDが追加されている。
余談
レナから『光の勇者』と思われてしまったが、当日の夜にすぐに否定。
しかし戦闘スキル『挑発』では「光の勇者に勝てると思っているのかい」と言うなど、まだある程度意識している節はある。
最終的には光の勇者である(と思われている)事とは関係なく、自分自身の意志でエクスペルの異変を解決するために行動する。
アニメ版では光の勇者自体が過去に出現した前例が一切なく、過去のエクスペル人が模造した存在だとされている。
フェイズガン
ロニキスから護身用として渡されていた光線銃。
序盤のイベントを境にエネルギー切れを起こし、使えなくなる。
クロードが怪物を撃退するためフェイズガンを撃った時、その凄まじい光線を見たレナは、フェイズガンを「光の剣」だと思い、それを使うクロードは「光の勇者」であると考えた。
ちなみにPS版では初期出荷版のディスクに限り、裏技を使えばまた使えるようになる。
威力的には700前後のダメージになり、アーリア~サルバ間の魔物は当たれば一発で倒せる。
アニメ版ではレオンによって再び使用可能な状態に戻してもらっており、最終話で使用している。
漫画版ではアーリアの森ではエネルギー切れを起こしておらず、使用可能な状態で持ったままだが特に戦闘では使っていない。次に使ったのはサルバで屋敷の玄関のドアの鍵を破壊する時で(ここでエネルギー切れ)、サルバの人々にも光の勇者だというイメージを持たれている。
スターオーシャンブルースフィア
本編から2年経つが、現在も銀河連邦に所属し、階級は少尉のまま。
レナと共に遅れてエディフィスへ向かうが、宇宙船墜落時にウイルスに感染し病床につくことになってしまう。
PAを起こすことで完治しレナと共にパーティ入りするが、気付かぬままゲームクリアという事態も珍しくない。
2年前は「英雄の息子」という立場だったが、十賢者騒動によって彼もまた英雄という立場になった。
ちなみにSO2ではレナと最も好感度が高いペアEDを迎えた場合、最後でレナの妊娠が発覚するが、ブルースフィアでは子供は生まれていないので、それ以外のEDだった事になっているようだ。
その他
アニメ版ではゲーム版での必殺技は「空破斬」しか覚えず、本来習得しない「鳳吼破」を習得している(いずれもディアスの技を盗んで自分のものにした)。