朔間零
さくまれい
日の光に弱い軽音部部長
「朝陽は我輩の敵じゃ、夜闇の中だけで生活することができればのう」
「嬢ちゃんが引っぱってくれるのか? くくく。……面白い、我輩を本気にさせてみよ」
プロフィール
容姿
肩まである黒髪に赤い瞳にピアスを開けており、まさに吸血鬼を思わせる容姿をしている。
身長は179cmと、一歳差の弟よりも9cm高い。高身長のわりに体重は軽く、兄弟そろって細身の体型。
制服のブレザーの下には茶色のカーディガンを着用。
ユニット衣装では、「吸血鬼」でありながらロザリオをかけている。
いいのかそれで。
概要
日光が苦手で日差しに当たるとダウンしてしまう、自称『吸血鬼』。『三奇人』のひとり。年寄り染みた言動で、学院の歴史にも詳しい。一年間留学していたため、三年生の中では最年長。凛月をとても可愛がっているが、本人からは嫌われている。ユニット『UNDEAD』に所属し、リーダーを務めている。
人物
高校三年生(ただし留学したため、1歳年上)。一人称は吾輩。
大神晃牙から「吸血鬼ヤロー」、弟の凛月から「兄者」と呼ばれている。
また、ファンからの愛称は「おじいちゃん」。
生徒の中では一番年上のためか、年寄りじみた口調で話す。意外に人当たりがよいものの、真意は表に出さないタイプ。部長を務める軽音部でも、積極的に部員をまとめるという気はないよう。というか、本人が部活動中に、部室に置いてある棺桶で寝ている始末。(温度調節ができ、夏は涼しく、冬は暖かいのだとか。まさに高性能棺桶である)
また、吸血鬼ということで、日の光を浴びるとダウンしてしまう。実に兄弟はよく似ている。の、はずが血は眩暈がするほど苦手でトマトジュースが好物。
弟の凛月に愛情をぶつけ、鬱陶しがられてもめげずに溺愛するほどのブラコン。「りつ~」と呼んでおり、日々「お兄ちゃん」と呼ばれる努力をしている。
1年間の海外留学のため留年しており、そのせいか学院の歴史にも詳しい。かつて、奇人たちが五奇人であったころのことも知っている様子。
以下ネタバレ注意!
UNDEAD結成前までは、蓮巳敬人と晃牙と共にデッドマンズというユニットに所属。その時はまだ一人称が俺であり、口調も現在のようではなかった。
五奇人の一人として、学院騒動時代を暴れ回った彼。が、何があったのか突然留学しており、その真意は未だ語られていない。
また、弟の凛月とは幼少の頃から仲が良かったのにも関わらず、今では邪険にされている。凛月曰く、決して許されないことをしたらしいが……?