悪魔学における『ロノウェ』
『ゴエティア』によるとソロモン72柱の魔神の1柱で、19の軍団を指揮する序列27番の侯爵にして大伯爵。
修辞学を教え、また言語に関する知識を与える。優れた使い魔や敵味方からの友情を授けるとも言う。
コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』の挿絵においては、杖を持ち、尾を生やした手の長い鬼のような姿で描かれている。
容姿には恵まれないが、知恵はやばい。
「うみねこのなく頃に」のロノウェ
CV:杉田智和
モノクルをかけた中年紳士の姿をしたベアトリーチェの従者である大悪魔。ベアトリーチェの執事であり家具頭でもある。
丁寧な口調で喋るが、皮肉屋でたまに主人であるベアトリーチェに対してでも慇懃無礼なジョークを飛ばすことがある。笑い声は「ぷっくっくっく」。彼の鼻血はバラの花びらになる。
ハウスキーピングに長けており、執事としての能力はかなり高い。また、彼の焼くクッキーはかなり絶品で、魔女の社交界では彼を雇用することが一種のステータスとなっている。
かなり高い魔力を持っていると推測されるが、主人以上の力を出して戦うことはないので、その実力は未知数である。
その名前と「源次は我が分身」という発言から、呂ノ上源次との何らかの関係性があると思われる。
因みに、髭のセットに毎日1時間かけているという。