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翼手の編集履歴2016/08/19 00:14:50 版
編集内容:大幅に記事を修正しました。

概要

 プロダクションI.Gの制作アニメ、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」「blood+」において、敵キャラクターとして音無小夜の前に立ちふさがる存在。

押井守著『獣たちの夜』によれば、霊長類の、類人猿、特にホモサピエンス・サピエンスの近縁種(交配できるくらい)で、強靭すぎる皮膚を広げて滑空する程度の能力を持ち、ヒト社会に紛れて生活し、人間のを主食とする。擬態するために、「」は皮膚へ収納して隠すことができる。紫外線に弱く、極端に長命であるものの、寿命はあるらしい。

で身長は3~5mほどにまで到達し、耳は長く、肌は土気色で目が黄色い。極端に強い腕力を持つ。

 これを発見したモーリス・ロスチャイルド(英語で言うとレッドシールドすなわち赤い盾)が、「こういう同胞は、人間に堕落する言い訳を持たせる」として、絶滅させようと思った。おりしも発見時ちょうどこの「黒い羊」に遺産の継承権がある親戚筋が次々と殺されていったので、それを利用し組織を作り、「翼手と人間を掛け合わせた子」である音無小夜へ補佐役「デヴィッド」と「ルイス」をつけてあたらせた。

翼手は大量の流血をしないと死なないので、必然的に刀剣類でやっつけることになる。「BLOOD THE LAST VAMPIRE」での小夜は普通の日本刀振り回していたが、「blood+」において、「小夜の血を混ぜると死ぬ」という設定が加わり、刀身全体に血が行き渡る仕様のソードで戦うこととなる。

余談

押井守は持ち込まれたこの「セーラー服と日本刀もの企画」に対して、始め消極的な対応をしていたものの、コピーの「は鬼でなければ倒せない」に発奮して、前から温めていた設定を出してきたそうである。

(なお「獣たちの~」の主人公は押井とだいたいあってる)が、「飛ぶもので客をビビらす」のは、押井がよく使う演出である。

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