概要
ゴーストバスターズの面々は、破壊神ゴーザから「お前らが破壊の使者を選べ!」と言われ、心を無にして抵抗しようとするが、ダン・エイクロイド演じるレイモンドだけは恐怖のあまりかそれが出来ず、ならばと『なるべく無害そうなモノを』と思わず子供の頃好きだったキャラクター『ステイパフト・マシュマロマン』を思い浮かべてしまった。
そして生まれたのが、彼のイメージした外見(だけは)そのままにキングコング(とくに76年版や東宝版)ばりの巨体でニューヨークの町を暴れ回る巨大なマシュマロのお化けである。
しかし考えてみれば、怪現象起こしまくり怪光線放ちまくりのゴーザと比べ、マシュマロマンはその巨体任せの行動以外にこれといった特殊な能力は見せておらず、結局やった事と言えば足下の物体を踏み潰しただけである。一応、キングコング同様にこの図体とガタイでビルを登れるが、ビルが崩れていないので重さは見た目よりはない模様。
おまけに通常のマシュマロと同じく極めて熱に弱くて燃えやすく、しかもその後溶けてしまう(ピーターは「海に出してしまえば溶解するはずだ」とも指摘していた)という致命的とも言える弱点を持っていた事からも、レイモンドの行動はそれ程バカに出来たものではなかったのかも知れない。
形相はすさまじいが。