ワルモ団
アニメオリジナルキャラクター。5人組の悪者集団で、ダアクの手下。王国を乗っ取るために城に突撃しては、いつもマルモかサリアに返り討ちにされる。そこで第一王子であるミルモを倒すためあれやこれやと作戦を企てるが、根本的にドジでマヌケな性格のため、後一歩のところでことごとく失敗に終わる。魔法陣のマークは普通は真ん中にハートがあしらわれているが、黒魔法は逆さまに書かれている。登場する時、決めポーズをすることが多く、オチは例の魔法陣がライトダウンし、団員が登場する(ただし、ヤシチと出会った時のオチは頭の番号が五角形のように並び、散った後団員が登場した)。登場するたびイチローからシローがボケてゴローが突っ込む(又はその逆)のがお約束である。ワルモ団の台詞のほとんどは、イチローが先に言って、他の4人がイチローが最後に言った部分をまねする。年齢はバラバラらしく、シローが一番年下。
魔法を掛ける時の掛け声は(五人とも)「ワルモでポン!」。発動時に流れる色は黒。ダアクから与えられた黒魔法の力は、5人合わせればアクミを凌ぐ程の強力なもの。一度楓たちの町に住む人間や妖精たちを全員操った事もある。しかしマヌケな性格が災いして、その力を上手くいかせていない。楽器お休みしますでぃではかれらのみ楽器をしまいこまず楽器を使えないミルモたちを苦しめるも、楽器の呪いによって三味線の中にしばらく封じ込められてしまった。
人間界では木の枝やゴミなどで作った基地を拠点に活動するが、猫などにすぐに壊される。
「ちゃあみんぐ」第21話では、なんとかミルモを捕まえることに成功し、野球やバレーボールなどで遊んでいた。しかし、楓にさよならを言いたいミルモの気持ちがわかり、逃がしてやるが、結局ミルモの「ケツアタック」でボコボコにされた。
ちなみに、ワルモ団が5人になった理由は「たまたま出会っただけで5人になった」とイチローが言っている。
初登場 | アニメ第15話「わるいぞ!ワルモ団」 |
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“ワルモ団”の正式名称 | 悪い力でミルモの里をだんだん困らせる組織 |
一人称 | 俺(5人全員) |
使う楽器 | 三味線(5人全員) |
掛け声 | ワルモでポン!(5人全員) |
魔法発動時に流れる色 | 黒(BLACK) |
キャラ紹介
イチロー
CV:伊藤健太郎
ワルモ団のリーダーだが、他の4人はそれを反対している。イメージカラーは赤で番号は1。眉毛は他の4人と比べて太く、尖っている。なお、ワルモ団に入る前は出前配達をしていた。ワルモ団をまとめているが、逆にジロー・サブロー・シロー・ゴローにおせっかいを焼かれることが多い。
ジロー
CV:杉山育美
ワルモ団の一人。イメージカラーは青で番号は2。いつも眼鏡を掛けている。ワルモ団に入る前は大金持ちのセレブだった。ワルモ団の中では唯一の頭脳派だが、それが仇になって失敗することも多い。
サブロー
CV:村井かずさ
ワルモ団の一人。イメージカラーは緑で番号は3。左頬にかすり傷がついているが、アニメ本編ではついていない。ワルモ団に入る前は工事現場で働いていた。また、ワルモ団の中では一番の力持ち。
シロー
CV:小河正史(無印~わんだほう)→太田哲治(ちゃあみんぐ、小河引退後)
ワルモ団の一人。イメージカラーはピンクで番号は4。覆面から茶色の揉み上げが出ているのが特徴。ワルモ団に入る前はアイドル歌手・花の子ルン太として働いていた。ワルモ団の中では一番若いらしい。
ゴロー
CV:ひと美
ワルモ団の一人。イメージカラーは黄色で番号は5。黒い前髪がトレードマーク。ワルモ団に入る前は覆面レスラーをしていたが、弱くて一度も勝ったことがなかった。また、ワルモ団の中では彼がひどい目にあうことが多い。ワルモ団の料理を作るのは彼である。