概要
生まれながら強い魔力を持っていたため両親にうとまれ、いつしか「悟りの書」の中に迷い込む。
同じく勇者(DQ3)のため賢者になろうとするミルト(当作品における勇者の妻になる)と共に修行を励むが、
ルイーダの酒場に登録される「賢者」が彼女でなく自分になったため、”自分の魔力のせいで、ミルトを悲しませてしまう”と思ってしまい、賢者になることを黙って辞退。悟りを閉じて人間界に戻った。
人と付き合うのが苦手(うるさいと言う)のため、物質系モンスター(種族は後述)で固めている。
悟りの書へ迷い込んだ際、師に恵まれ、一人とはいえ良心的な友人(ミルト)もできたが、あくまで賢者としての修業を積んでいたため、人付き合いの苦手さなども重なって、モンスターマスターとしての知識を得る機会がなかった。そのため、下記のモンスターをわずかな接触時間で仲間にできるほどの才覚を持ちながら、後述の出来事が起こるまで自分がモンスターマスターである自覚すら乏しい状態で過ごしていた。
賢者の実力があるので戦えるようだが、実戦経験はほぼ無い様子。主にメラゾーマやマヒャドなどの上級呪文を使う。
服装は女賢者らしくさとりのワンピースを着ているが、足はニーハイソックスを着用していたりいなかったりで不安定。
ロンダルキア編中~終盤以降はずっと素足にブーツであり、単行本背表紙でもこのスタイルだったが、連載終了後の一連の書き下ろしではニーソ着用のほうがデフォになっている。
ロンダルキアを模した世界に長らく、爆弾岩・メタルドラゴン・のろいのランプと共に引き籠っていたが、クリオとの出会いによって自らの足で再び歩き出すようになる。
この際に、邪配合によって1つに合成されたかつてのハーゴンの配下3匹を倒すべく、共にいてくれたモンスター全員がメガンテを発動して失っており、名前をつけていなかったため生き返らせる事ができなかった。
新装版の追加エピソードでは、クリオ(卵)と共に旅を続けておりその道中で「そのさきの扉」に入ったテリーと出会う。
かつての性格は払拭され、明るい表情を見せたり口数が多くなったりとだいぶ印象が違う。
作中に出てきた他国マスター(スカラベ・ヴィルト・ディノ)とは会った事があるらしい。
モンスターマスターとしての実力もかなり伸ばしているようで、多くの経験を積んだテリーにさえ「強そう」と思わせた程。連れていたモンスターは暗黒の魔人。