CV:千葉繁(『CDシアター ドラゴンクエストⅡ』)/多田野曜平(『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』)
概要
ドラゴンクエストシリーズに登場するシルバーデビルの上位種。名前は伝説に登場する魔神パズズに由来すると思われる。
姿は紫色で比較的細身、背中に蝙蝠の翼が生えた猿である。
作品別の解説
ナンバリングタイトル
大神官ハーゴンに仕える三匹の中ボスの一角。他にベリアル・アトラスがいる。いずれも比較的強大な神格から名前を取られていることから、『ドラゴンクエストⅡ』の副題にある「悪霊の神々」のうちの一柱と考えられることもある。
やりとりは特にないが、多彩な呪文を使いこなす強敵。ボスのくせに自爆呪文「メガンテ」を使ってくるのも印象的。ついでに「メガンテ」で全滅させられても、その後こちらがバズズに再度会いに行くと何事も無かったかのように再戦する。これは一体どういう事だ。
デビルロードとは違って「マホトーン」は効かないが、「ラリホー」が通用することがあるので、寝かしつけて倒そう。
ボスから雑魚敵に格下げ。一応魔界に出没する強モンスターのうちではある。
「メガザル」を使用し、お供に引き連れてくるモンスターの蘇生を試みるため、長期戦になりやすい。
不死の魔王ネロドス配下、魔軍十二将の一員として登場。妖将の別名を持つ。
また、アトラスとベリアルと共に「悪霊の神々」と呼ばれるチームを作っておりコインボスとして登場。
アトラス、ベリアル同様「強」モードも存在する。
荒くれプクリポたちが集うスラム街「魔窟アラモンド」には、このバズズをマスコットキャラクターに据えたバズるスイーツカフェ「バズスイーツカフェ」が存在する。
なんでもアストルティアでは、「伝説の悪魔バズズ並に激ヤバレベルで存在感のあるもの」を「バズる」と表現しているらしい。
外伝作品
魔獣系のAランクとして登場。位階配合では生まれないが、作成自体はノビス島の序盤のデスエンカであるギガンテスとラストダンジョンに登場するシルバーデビルだけで簡単にできる。
特殊配合限定の割にはあまり能力は高くなく、物理はバッファロンに劣る上に呪文もそれほど得意ではない。しかし配合素材としては優秀なので作成して損はない。
ヘルムード戦にてベリアルと共に呼び出される。
クリア後にはフィールドに登場するようになる。
試練のほこらでガゴラから紹介される形でボスとして登場。本人は登場しないがベリアル、アトラスと共に試練を与え、見事試練を乗り越えるとギガントドラゴンを退けるためのアイテムを授けてくれる。
メインストーリークリア後はイーリム雪原のフィールド上にも登場。「ザラキ」や「あまいいき」などの呪文・特技を使用してくる。モンスターコインのタイプは「ヘンシン」。
時空の迷宮の「神々の試練の間」では強化版の「バズズ・強」が登場。「ベリアル・強」と共にボスとして襲いかかってくる。相変わらず「ザラキ」を使用してくるのが厄介。
漫画作品での登場
邪配合によって作られたエビルシドーの肉体に彷徨っていたバズズの魂が憑りつき復活した形で登場。四本の腕を持つバズズの姿をしているが実際のところはかつて滅ぼされた悪霊の神々を融合させたので『ドラゴンクエストⅡ』の邪悪なる存在の集合体といっても過言ではない。「シドーが倒されたのは、それ以上の力を持つ怪物が生まれたからなのではないのか」という呪いの言葉を人々に吹き込み、ロランが孤立する原因を作った。