声 - 金田アキ
概要
ベイブレードの里と呼ばれる古馬村(コマむら)の出身。
青いバンダナと白いマフラーがトレードマーク。
謎のブレーダー集団『暗黒星雲(ダークネビュラ)』を率いる竜牙とは因縁があり、アニメ第1期では竜牙が父親である鋼流星を倒し、奪った禁断のベイ・エルドラゴを取り戻すために修業をしながら全国を旅している。
大会などのために旅に出る時以外はまどかの家に住み着いていることが多い。
青いバンダナと白いマフラーがトレードマーク。
第2期の世界大会ビッグバンブレーダーズでは日本代表チーム『ガンガンギャラクシー』のレギュラーメンバーに選ばれている。
初期は上級者が使用するベイランチャーを使用していたが、チャレンジマッチの途中からはまどかにもらったデジタルパワーランチャーを使用し、アニメ第2期からは3セグランチャーグリップを使用している。
飄々とした面や天然な部分も持ち合わせているが、熱い心の持ち主で強い相手ほど燃えるタイプ。
友の危機には全てを投げ打ってでも駆け付ける程の友達想いな性格で、人を惹きつける魅力も持ち合わせている。しかし一方では無邪気で子供らしい一面もある。
好物はハンバーガーで、特にまどかが作った三段重ねのトリプルビーフバーガーを好む。
実は注射が大の苦手。
天童遊からは特にあだ名は付けられていなかったが、バトルブレーダーズ1回戦でのバトルを経て『ギンギン』と呼ばれるようになる。
バトルを通じて多くの人間と語り合い、分かり合ってゆくのを信条としており、様々な戦いでその戦法を身に付けていて、フェニックスとのバトルでキョウヤや氷魔、翼の技を披露している。
アニメ版での活躍
メタルファイト ベイブレード
エルドラゴを探す旅の途中でとある街に立ち寄り、そこでケンタやまどか、キョウヤ、ベンケイたちと出会う。
キョウヤを倒し、彼を利用していたのが暗黒星雲(ダークネビュラ)と知りケンタたちと共にアジトに乗り込むが、竜牙とのバトルで敗れる。
その後一旦ケンタたちの前から姿を消し古馬村に戻るが、そこで心機一転し再び竜牙打倒を誓う。
物語開始から高いベイポイントを所持しており、竜牙が出場するバトルブレーダーズに参加寸前だったが、ベガスシティでのチャレンジマッチで優勝を逃した後、突如現れたフェニックスに「ブレーダーとしての覚悟が足りない」と言われベイポインターを破壊されて全てのベイポイントを失う。
そしてバトルブレーダーズに優勝するまで負けないことを誓い、再びベイバトルへ向かう。
その後フェニックスとの再戦時に彼に勝利しポイントを全て返してもらい、無事にバトルブレーダーズに参加する事になる。
バトルブレーダーズ1回戦では遊を、2回戦では流太郎を、準決勝では水地を破り、決勝で竜牙を打ち倒し彼をエルドラゴの呪縛から解放するが、その戦いで力を使い果たしたペガシスは光の粒子となって消滅する。
メタルファイト ベイブレード爆
ペガシスを失った事に元気をなくしていたが流星のアドバイスを受け古馬村に戻り、伝説のベイである「ギャラクシーペガシス」を手に入れる。
当初はギャラクシーペガシスの強大な力や動きを完全に制御できずにいたが、正宗との戦いをきっかけに克服する。
バトルブレーダーズで優勝しているため、特別推薦枠で日本代表のレギュラーとして選ばれていて日本代表選抜大会は免除されている。
しかしそれによってバトルの機会が減り、大会実行委員である流星とヒカルに不満を漏らす。
ビッグバンブレーダーズAブロック1回戦第3試合ではダーシァンを、2回戦第1試合ではノワグマを破る。3回戦第2試合でキョウヤと引き分けになるが、勝敗を決める最終試合では正宗とのタッグでキョウヤとナイルに勝利する。
その後竜牙と再会しギャラクシーペガシスの力を完全に引き出せていないと通告されるが、Aブロック決勝戦第3試合でのシーザー戦でペガシスを信じる心に目覚め真の力を引き出すことに成功し、シーザーを破る。
決勝トーナメント準決勝の勝ち抜き戦では第5試合でアイアンを破るが、続く第6試合で一瞬の隙を突かれてアルゴに敗れてしまう。
決勝戦第3試合ではダミアンと激闘を繰り広げ勝利し、ガンガンギャラクシーをビッグバンブレーダーズ優勝に導く。
メタルファイト ベイブレード4D
ビッグバンブレーダーズが終了してから数日後、キョウヤからビッグバンブレーダーズでの決着をつけるための挑戦状を受ける。
バトルの中でペガシスに宿った星の欠片の力によってギャラクシーペガシスがビッグバンペガシスにパワーアップし、最終的に引き分けとなる。
ザーカン島で再会した竜牙と対戦するが、竜牙から「ベイのことを何も知っていない」と通告され敗れる。
敗北後は自分を見つめ直し、まどかの協力もあってベイの性能を少しずつ引き出していく。
その後、仲間たちとレジェンドブレーダーと共にネメシスが復活したマヤ文明の遺跡に乗り込む。
クリスにベイの楽しさを説き彼を仲間にするが、四季のレジェンドブレーダーによるネメシスを封じる「ゼウスの結界」が竜牙が欠けたことで失敗。
ネメシスとの戦いでも、圧倒的な力の前に立ち向かう勇気を失ってしまうが、ケンタがレジェンドブレーダーに覚醒したために気力を取り戻し、ゼウスの結界によりネメシスを封印する。
だが、プルートの介入により結界が破られ復活したネメシスと再び戦う。
最終的に世界中のブレーダーのベイが持つ星の欠片の力を得てネメシスを打ち破り、封印することに成功する。
メタルファイトベイブレードZEROG
伝説のブレーダーと呼ばれている。
幼少時のゼロに「サムライイフレイド」を託した後、旅に出る。
ネオ・バトルブレーダーズ決勝戦の前にゼロと再会を果たし、キラに勝とうとするあまり冷静さを失っていたゼロにベイバトルの本当の意味を説く。
ゼロのネオ・バトルブレーダーズ優勝後に再び旅に出掛け、各地を転々としていた際にバイフーと出会い、彼の策略によって「サムライペガシス」を奪われDNAに捕らえられる。
奪われたサムライペガシスは、破山キラの「グラディエーターバハムディア」とシンクロームして「ペガシスバハムディア」になってしまう。
束縛された状態でゼロとキラの勝負を観戦していたが、空中スタジアムが落下した衝撃によって解放される。
取り戻した「サムライペガシス」でゼロ、キラと協力し、大道寺を倒す。
漫画版での活躍
竜牙に敗れ、ペガシスを破壊されるが、富士山での命懸けの試練を乗り越えストームペガシスを手に入れる。
バトルブレーダーズでは1回戦で流太郎を、準々決勝のバトルロイヤルでキョウヤと共に翼と遊を破り、準決勝前のフェニックスとの特訓で究極転技『銀河新星(ギャラクシーノヴァ)』を習得し、準決勝で水地を破る。
決勝戦の竜牙とのバトルでは敗北寸前まで追い込まれるが、仲間たちの想いを集め進化したギャラクシーペガシスの『銀河新星』により竜牙を打ち破る。
ビッグバンブレーダーズ日本代表決定戦ではAブロック決勝戦で宇宙を破り優勝し、正宗と共に日本代表になる。ビッグバンブレーダーズ1回戦ではダーシァンを、3回戦ではシーザーを破る。
劇場版での活躍
ツインドームバトルのAブロックに出場し、準々決勝でケンタを、準決勝で翼を撃破してAブロック代表になるものの、突然乱入してきたヘリオスに完敗してしまう。
その後リベンジバトルでヘリオスを撃破し、小惑星アドニスの地球落下を阻止する為にスペースシャトルを奪って宇宙に上がり、ヘリオスと協力してペガシスで小惑星を破壊して地球を救った。
ゲーム版での活躍
全作品に登場。
『超絶転生!バルカンホルセウス』ではアニメとは異なり日本代表選抜大会に出場している。
使用ベイ
いずれも攻撃型で、ペガサス座をモチーフにしている。
ペガシス105F
初代ぺガシス。大きな三枚刃が特徴的。漫画版のみ登場。
ストームペガシス105RF
アニメ版での初期ベイ。はるか昔、暗黒の力に対抗するため作られたベイとされる。
ラバーフラットボトムによる圧倒的なスピードが特徴で、天高く飛び上がり必殺転技を繰り出すほか、摩擦熱と高速回転により激しい上昇気流を生み、そこに一瞬の真空状態を作ることができる。
ギャラクシーペガシスW105R2F
ストームペガシスの試作品の中でも、その元になった伝説のベイ。
メタルウィール含め全体が青一色となっており、複雑にうねったギャラクシーウィールとうずまき銀河のような形のライトラバーフラットボトムが大きな特徴。
ライトラバーフラットボトムの回転方向とは逆に突き出たスパイクが通常では考えられないスピードを生み、その速さこそがギャラクシーペガシスが伝説のベイと呼ばれる所以だとされている。その反面、制御することは難しい。
ビッグバンペガシスF:D
星の欠片の力で進化を遂げた、4Dまでの最終機。多重構造のビッグバンウィールにより四つのモードチェンジを可能とし、多彩かつ多面的な攻撃を繰り出すことが可能。4Dボトムのファイナルドライブは最初はセミフラットボトムで小回りのきく攻撃を行い、回転力が落ちてくるとラバーフラットに変化、一度だけ回転を復活させ最後の攻撃を行うことができる。
漫画版ではペガシスはエルドラゴに対抗できるただ一つのベイと呼ばれ、エルドラゴが相手を破壊して強くなるのに対しペガシスは仲間たちの想いで強くなる。
必殺転技
天馬流星撃(ペガシスシューティングスターアタック)
ペガシスを上空に飛ばし、相手の頭上から攻撃する技。
高さが足りていないと、十分な威力を発揮できないという弱点がある。
天馬旋風翼(ペガシストルネードウイング)
フィールドを円周状に旋回することによって、巨大な竜巻を発生させる技。
アニメ版ではキョウヤの獅子暴風壁を思い出して使っている。
漫画版では回避技として使用している。
天馬流星群撃(ペガシスメテオシャワーアタック)
空中高く飛び、落下しながらアタックを仕掛ける技。
アニメ版ではレオーネの必殺転技によって空中高く飛ばされたことを利用している。
ゲーム『ガチンコスタジアム』ではペガシス専用技となっている。
天馬爆嵐撃(ペガシスストームブリンガー)
フィールドを高速周回してダウンバーストを発生させることで、周回内部を真空状態にする技。
天馬極星撃(ペガシススターゲイザー)
シューティングスターアタックの強化版。ギャラクシーペガシスの制御に成功したことで習得している。
天馬星塵蹴(ペガシススターダストドライバー)
ギャラクシーペガシスの力を完全に引き出すことに成功したことによって編み出した技。
天馬爆翼翔(ビッグバントルネード)
ビッグバンペガシスのファイナルドライブモードの、真の力を引き出すことに成功し編み出した技。
ラバーフラットの軸先を生かし、竜巻のように高速で円を描きながら突撃する。
銀河の一閃(ぎんがのいっせん)
漫画版で使用。
正宗のユニコルノのCSボトムをギャラクシーペガシスに組み込み、ペガシスのパワーとユニコルノのスピードを合わせた技。
究極転技
銀河新星(ギャラクシーノヴァ)
究極の必殺転技と呼ばれている銀河の最大最強の転技。
アニメ版では必殺転技となっている。
心(たましい)とベイが1つになって初めて発動する技で、ペガシス最大の特長である回転力を溜め込み、そこから生まれるエネルギーを解き放つことで攻撃力を爆発的に高め新たな星となって敵を討つ。
竜牙やヘリオスなどの強敵への決め手として使用している。
(Wikipediaより)
絶望先生へのゲスト出演
さよなら絶望先生の1エピソード「ぐりとぐだぐだの大岡裁き」にて、「ベーゴマで決着!」というキメゼリフを発しながら、ちょこっとゲスト出演。
バンダナには、『ベ』の字が印されている。