CV:子安武人
人物
ピエロのようなメイクを施した貴族。宮廷筆頭魔術師の称号を得ており、彼一人で軍隊に匹敵するほどの戦闘能力を持つ。
所々を伸ばした間の抜けた喋り方をし、腹の内を読めない捉えどころのない性格。
高い地位を持つが、亜人趣味とも呼ばれ、変わり者として知られている。ハーフエルフであるエミリアを擁立していることもその一つである。
「魔導の加護」を持ち、全系統のマナすべてに適性がある。
外伝の過去の時間軸において、同名の女性が登場するが……
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以下ネタバレ
第四章で、ロズワールが400年間、魂や記憶を転写していること、エキドナが作った福音書を持ち、その予言通りに進めることが彼女の愛なのだと信じて、行動していることが発覚する。その福音書通りにエルザにエミリアを襲わせ、魔獣の結界を解いて村を襲わせ、魔女教が出てきても無視していた(すなわち、諸悪の根源)。
さらには記憶こそ引き継がないものの、スバルの死に戻りのことを知っていて(ただし、条件は知らない)、スバルをエミリアのことしか考えない、エミリアだけの騎士にしようとしている。
前述のように、愛とはその人のことしか考えないこと、その人の意志すら無視して、自分の意志を通すことという持論を持ち、それをスバルたちに強要していた。
レムに諭され、エミリアだけではなくレムやみんなが大事というスバルとは決裂し、予言通りに進まなかったら福音書を捨てる、という契約を交わし、対決。
ガーフィール、ベアトリスの説得に成功し、エルザ達や大兎を倒したスバル、自分の命すら捨てても違う愛があると知らせたラム、ロズワールの愛とスバルの愛は違うといい、試練を達成したエミリアによって燃やされた福音書を破棄する。
王選のために後ろ盾を捨てられないために、陣営としてはそのままだが、ラム以外の全員からの信頼はゼロである。