概要
数珠丸恒次・にっかり青江の二人の総称。またこの二人を扱った作品に付けられるグループタグ。
構成メンバー
鎌倉時代、備中古青江派の刀工青江恒次作とされる。
刃長二尺七寸七分(82.1cm)、反り3.0cm、元幅4.0cm、先幅2.0cmの太刀で重要文化財に指定されている。
(余談だが古備前派にも恒次という名の刀工がいる。
数珠丸の銘は「恒次」としか刻まれておらず、刀派を判別する表記がない・数珠丸の作風は他の古青江派の作風と異なる…といった点から古備前派の恒次作ではないかとの説もあるが、ゲーム中での刀派表記は「青江」である。)
刀帳番号19。脇差男士。
鎌倉時代、備中古青江派の刀工青江貞次作とされる。
刃長1尺9寸9分(60.3cm)、反り1.2cm、先幅2.6cmの大脇差で重要美術品に指定されている。
元は2尺5寸(75.75㎝)の大太刀(現代の基準では太刀)であったが、豊臣秀吉の手に渡った際に磨上されたとされる。
尚、青江貞次は前述の数珠丸恒次の刀工、青江恒次の兄とされる人物である。(制作時期の順序は不明)
ゲーム内では「にっかり」とひらがな表記だが「ニッカリ」「珥加理」と表記されることもある。
その他
・備中青江派は時代ごとに分けられ、鎌倉時代中期以前の物を古青江、室町時代の物を末(之)青江(すえのあおえ)、その間の時代の物を中青江と呼ぶ。
・ゲーム内で刀派の表記はないが太郎太刀(刀剣乱舞)(刀帳番号132。大太刀男士)は末之青江の刀工作とされる。
真柄太刀(まがらたち)とも呼ばれる、刃長7尺3寸余(221.5cm)の大太刀である。
関連イラスト