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近宮玲子の編集履歴

2016-10-13 11:46:08 バージョン

近宮玲子

ちかみやれいこ

『金田一少年の事件簿』のキャラクター。

メイン画像左上の人物。


概要

金田一少年の事件簿』の「魔術列車殺人事件」に登場。

近宮マジック団の団長で左近寺、由良間、夕海、桜庭の師匠。五年前にマジックの練習中に不可解な死を遂げる。享年45歳。


明智健悟が認める日本一の奇術師。


実はある人に渡すべく秘蔵のトリックノートを書き溜めている。これが原因で弟子たちに殺され、真相を知った犯人により「魔術列車殺人事件」が起こった。





ネタバレ


地獄の傀儡師こと全国指名手配犯である高遠遙一の実母。


理由は不明であるが生き別れる形で高遠を義父に託し、イギリスで再会するまで離れて暮らしていた。

自身の正体を明かすことなく幼い息子がマジシャンを目指していると知ると、「18歳の誕生日にマジックのアイデアをあげる」と約束しアイデアを書き溜めたトリックノートの制作を始める。


高遠が17歳のとき義父が亡くなり近宮玲子が自分の母親であると知るが、一年後に近宮は死に二人の再会は二度と果たされることはなかった。

(高遠自身が人情話が嫌いであったことと、一流のマジシャンとして母親に認めてもらいたい思いから会いに行かなかった)

しかし近宮は弟子達にトリックノートを狙われていると危惧していたので、息子が18歳の誕生日に約束通り配達する形で贈り届けた。

しかし夢の為に技術を磨いた息子は敬愛した母親の死によって凶悪犯罪者の道に突き進んでしまったのは悲劇ともいえる。


生前はかなり魅力的な人物であったらしく、明智とは良き友人でもあり、死骨ヶ原ホテルの支配人からは死後も一途に想われていたほど。

更に完璧主義者の堅物であった高遠の義父すらイギリス公演では見に行き、近宮を「玲子」と呼んでいるので親しい関係であったのは違いない。


高遠の実父で近宮の夫(内縁?)はまだ明かされていない。

高遠と近い気質の持ち主資産家薔薇に関心があったという以外は詳細不明。

悪魔と呼ばれるあたり相手はかなり危険な人物らしいが近宮自身も奪われる前提で書いた偽のトリックノートに欠陥脱出マジックを仕込んで実行した左近寺に焼死という炎の鉄槌を下している。(魔術列車殺人事件は結果として親子の復讐劇という形で幕が下りた)


「薔薇十字殺人事件」では高遠の異母妹、月詠ジゼル(旧姓美咲)が登場。

美咲親子のことを近宮が知っていたのかは不明であるが、高遠の実父は息子には薔薇十字館といった犯罪の遺産を幾つもの残していたことが判明してる。


現在、高遠は自身のルーツを追い求めており鍵を握る者の一人として回想で登場する可能性がある。


関連イラスト

母の日【カレンダー絵】魔術列車


関連タグ

金田一少年の事件簿 高遠遙一 

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