CV:橋本ちなみ
概要
高校二年生。
池袋で生まれ育ち、父親の転勤に伴って小学校低学年の時に引っ越してからは地方都市を転々とする生活を送っていた。
父親はすず子に対する態度はドライで、母親は既に死別したのか遺影の存在が確認できる。
料理の腕はかなり上手く、千円という限られた予算の中でオムライスをはじめとする数々のメニューを自分と父親の二人分作れるなど家庭的。
北海道から数年ぶりに池袋に帰ってきたものの学校ではクラスに馴染めず、流行しているカードゲーム『WIXOSS』を同級生がプレイしているのを見て、「覚えればみんなと遊べるかも」という期待からカードショップでデッキを購入するが、それによって己の記憶を賭けたセレクターバトルの運命に強制的に巻き込まれてしまう。
使用デッキは『レッドオーネスト』、パートナー(分身)となるルリグはリル。
不運なことに、ゲーム開始時の所持コインは1枚。
人物像
控えめで大人しく、礼儀正しい。
温厚で自分の陰口を聞いても薄く笑うだけで済ませてしまうが、それは周囲に合わせて自分の気持ちを押し殺す癖がついてしまっている為である。
森川千夏とは親友同士だが現在では連絡が取れず疎遠となってしまっており、転校してクラスにようやく馴染む度に別の土地へ引っ越すパターンの繰り返しだったので他に親しい人間はおらず、千夏との思い出に過剰に依存しがち。
初戦の対戦相手となった墨田壮の性格を読んでブラフの可能性に思い至るなど頭の回転は速いが、今一つ押しに弱い性格が災いし、戦況分析がなまじ出来てしまうが故に賭けに出られず迷って動けなくなってしまうことも。
初心者という事情もあったが、壮の露骨な暴言(策略の一環)で急かされると動揺して初手のターンを殆ど何もせずに終了宣言してしまった。
しかし、リルのオーネストの効果で壮の真意を看破できた瞬間に迷わず攻撃するなど、決め手さえあればやる時はやる一面がある。
主人公として
転校生という共通点はあるものの、前作主人公小湊るう子が実の母親から捨てられても一緒に暮らす祖母や兄の存在に満足して友人のいない孤独に対して何も感じていなかったのに対し、彼女は一緒に暮らす父親を慕っているがすれ違っており、学校では「田舎者」扱いされて孤立していることに人並みに苦しみを感じるなど、かなり対照的な存在(るう子はある意味異質なので、すず子の方が普通かもしれない)。
セレクターに選ばれる羽目に陥ったデッキ入手についても『友達作りのキッカケ』という理由も同じだが、るう子が他者(兄)から与えられたのに対し、彼女は自発的に購入している。
また、かつて一人の少女の怨念によって生み出された『願いを抱く少女たちを弄ぶ闇のゲーム』の中で、復讐の為に数多くの少女を使い潰して破滅に追いやりながらも最後は光を取り戻せた外伝主人公水嶋清衣との共演も確定しているが、二人の邂逅が何をもたらすのかは現時点では不明。