難聴
なんちょう
概要
健康な人に対し聴覚、耳の聞こえ方が悪い人を表す。
先天性(生まれつき)、後天性[突発性](ある日突然)、老化 など
後天性に関しては事故や怪我によるものなど、またウィルスの介入と言った病気によるものから重度のストレスも難聴を引き起こす元となる
また上記が転じて
ライトノベルや創作小説などで特定の異性の好意を突っぱねる行為の事。→朴念仁
例:A「ちょっとアンタの事見直したかも……顔立ちも良いし…」
B「うん?何か言った?」
この用法は対象者の関係をこじれさせない為とも取れるし、ライトノベル全般でやれやれ系めんどくがり主人公が面倒事になる事を防ぐ事にもなる。また「○○は俺の嫁」(アタシの旦那)と言うオt...読者にも配慮した形になる
ただし「AはBの嫁。異論は認めない」と言った事がファン同士で認められている場合B(男性とする)は「ヘタレ野郎」と言うレッテルを貼られる事になる
但しこう言った行為を繰り返しているとわざと…ふざけ半分でも「○○は難聴」と言う事にされ、キャラクターを息子娘のように可愛がる作者にとっては気持ちのいいものではない。ここでは伏せさせてもらうが実際に聴覚障害の親族を持つ作者がこのような比喩は良くないと訴えている。更に実際の病気を出すのもマナーとしてどうなのかとも捉えられる。
概要の生まれつきや病気や事故でなりたくないのにそうなってしまった人が居ると考えるとどうなるのだろうか……
現在この用法は完全になくなった訳ではないが、そう言った好意の時に突然突風が吹くなどある意味“空気の読める?風”が好意を邪魔する用法も使われている
上記が転じてノベルゲームのキャラクターの『聞き返し系』もそう比喩される事がある
最近はギャルゲー、乙女系もPCや家庭用ゲームのみならずスマホでも増えてきている。
あらかじめ主人公が設定されていれば良いのだが、主人公を自分に当てはめるケースが多く、特にこの手のノベルは相手と疑似恋愛を楽しむのが目的である。
だが、その主人公がおチャラ気たキャラであったり、言いたくもない事や思ってもない事を言い出したり、また一人称の違い(「俺」が多いが日常で普段から『僕』を利用する人も多い。その逆も然り)などが挙げられる。
そこで登場したのが喋らないタイプの主人公である。こうする事によって主人公=プレイヤーと言う関係が容易に築けるようになった
しかし、問題が発生する。それが主人公が本当に一切喋らないため彼(彼女)が対象者に何を伝えどうしたいのかが全く不明なのである。その結果が“対象キャラが代弁する”事となった。
しかし考えてみて欲しい。例えばB(吹奏楽部の少女)と一連の会話をするとしよう。(Aを主人公,あなたとする)
例:B「先輩!私の演奏どうでしたか!?」
A「うん。君らしい表現が出来ていて、とても良かったと思うよ」
B「わぁ…ありがとうございますっ!」
これが従来である。が、もし主人公が喋らなくて対象者が代弁するとこうなってしまう
B「先輩!私の演奏どうでしたか!? ……君らしい表現が出来ていて、とても良かった? ありがとうございますっ!」
となる。ゲームにリアリティを求める訳ではないが、この手の場合、疑問形で聞き返して来る。そうなれば言った事がちゃんと伝わっているかどうか心配になる。
それも先程の朴念仁みたく、たった一度や二度ではないのだ。なのでこの対象キャラの耳の聞こえは大丈夫か…と不安になるのも一つ
ただ、逆の考えも捉えられる。喋らない主人公が重度のコミュ障と考えるパターン。ボソボソと喋り何を言ってるのか解らない結果の聞き返しと言う事もない事はない。
この形式は不自然と至る所でツッコまれている故か一部ではこのような聞き返しを回避するパターンもいくつかある。
一つに独り言や
B「先輩!私の演奏どうでしたか!? …ホントですか!?ありがとうございますっ! 私らしい表現が出来てたかぁ…クフフ… あっ!いえ、何でもないです!」
敢えて主人公が喋ろうとしたであろう会話を意図的に外すと言ったパターンもある
B「先輩!私の演奏どうでしたか!? わぁ…ありがとうございますっ!」