新條まゆの漫画作品『覇王愛人』に登場した『世界一腕の立つ殺し屋』のセリフの1つ。
銃身長の短いカービン銃にスコープも装備せず、おまけに構え方も何かオカシイという、突っ込みどころが多すぎて逆にどこに突っ込んでいいかわからないスナイピング・ポジションであるが、それでも彼は『世界一腕の立つ殺し屋』なのである。
この『世界一腕の(以下略)』というフレーズが独り歩きして、今では『覇王愛人』と関係なく(キチンとした銃をキチンと構えている)スナイパーのイラストに、ネタ的に貼り付けられるケースが多い。
それはかのゴルゴ13であっても例外では……!
ガゥゥゥ――…ン
余談だが、本当にこの構え方(後部を肩に乗せる)で撃つ「バレットM82A2」というライフルがある。
ただし大口径大威力の対物ライフルであり、間違っても街中での狙撃に用いるシロモノではない。しかもこの銃は開発中止になっており、流通もしていない。
ちなみに軍ではこの構えは、狭い室内での戦闘に非常に役立つ構えとされている。