概要
CV:関智一
年齢:29歳(死亡当時)身長:186cm
ミレニオンに狙われていたミカを守るために13年の眠りから目覚めた死人。一度死亡した身ながら、ネクロライズ(死者蘇生術)を受けており、屈強な肉体と不死身とも言える再生能力を持ち「死神」の異名を持つ。
「ビヨンド・ザ・グレイヴ」という名は彼にネクロライズを施したドクターTによって「墓場を超えて来た者」の意を込めて付けられた。
大型の二丁拳銃ケルベロスと様々な武装を搭載した棺桶を振り回し、まるで重戦車のようにパワフルに戦う。
ただし定期的に体内の血液を交換しなければ生命活動を維持できないという弱点があり、TVアニメ版では対ネクロライズ用の特殊な銃弾も開発されている。
生前の本名は「ブランドン・ヒート」。ミレニオンに所属する凄腕の殺し屋だった。
寡黙で無口だが心優しい性格で、義に厚く仲間やファミリィを思う気持ちは誰よりも強い。
ハリー・マクドゥエルとは親友であり、舎弟関係の文治からは「兄貴」と呼ばれ慕われていた。組織のボス「ビッグダディ」にも気に入られており、息子のように思われていた。ミカの母浅葱マリアとはかつて恋人同士だった。(TVアニメ版では互いに恋心を抱いていたが、最後まで友達の仲であった。)
彼がネクロライズ処置を受けた理由や、ミカの手にケルベロスが渡った経緯はゲーム中ではほとんど語られていない。
ゲーム版の設定を元に再構築されたTVアニメ版のストーリー内では、生前のブランドン自身の意向によるものとされている(ただ、彼が自分を目覚めさせる鍵としてケルベロスを託した相手はビッグダディだった)。
ちなみにゲームでは一言も喋ることが一切無く、2作目である『O.D』の最後に一言喋っただけである。