ディッパー・パインズ
でぃっぱーぱいんず
概要
CV:ジェイソン・リッター(日本語吹替:泰勇気)
本作の主人公。メイベル・パインズの双子の弟で、年齢は12歳。
名前の由来は、額にBig Dipper(北斗七星)型のアザがあることから。
自分の本名が好きではなくあだ名のディッパーを名乗っているが、本名はメイソン・パインズ(Mason Pines)である。
両親の決定で、メイベルと共に夏休みの間オレゴン州のグラビティフォールズに住む大叔父スタンのもとで暮らすことになる。ある日、(インチキだらけの)ミステリーハウスを経営するスタンの言いつけで森に案内板を立てに行った際「指が6本ある左手甲の中に3の数字が描いてあるデザイン」の古めかしいノートを手に入れる。ノートには、グラビティフォールズで起こる様々な怪奇現象や謎の生物たちについての研究記録が記述されており、強い興味を持ったディッパーはメイベルや店員のスースと共に、グラビティフォールズやノートの謎を探ろうとする。
髪型はボサボサヘアーの茶髪で、店の商品である水色と白のツートンカラーのキャップをかぶっている。身長はメイベルと同じくらいだが、スース曰くメイベルの方が1mm高いらしい。
メイベルとは時々喧嘩もするが、基本的に姉弟仲はとても良く、彼女が危機に瀕したときは彼女を救うべく奮闘する。
スタン大伯父さんからは何かと家事の手伝いを言いつけられており、それは自分が嫌われているのだと疑心を抱いたこともあったが、それがかつてひ弱だったスタンが父親に厳しくしつけられたことで守るべきものを守れる強い男になれたという経験から敢えて厳しくあたっていたことを知り、以降は考えを改めるようになった。
アルバイトとして働いているウェンディとは良き友人として接していたが、いつしか彼女に対して密かに憧れを抱くようになり、彼女と過ごす時間を作るためにときには怪奇現象を駆使して計画を企てることもあった。慎重すぎる性格が災いしてなかなか想いを伝えられずにいたが、第22話にて日頃小声で漏らしていた本音でその心情は本人にダダ漏れだったことが明かされ、彼女にとっては年齢差から弟のようにしか思われておらず、以降もしばらくは友人として付き合っていく形で落ち着いた。
知性が豊富でかつ慎重派な性格で、行動する前に入念な計画を立ててから動くタイプ。一方で、年頃の少年らしく子供扱いされることを嫌い、前述の身長の件やウェンディの友達から小馬鹿にされたことにムキになる場面も。言葉の使い方がとてもうまいが、実はよく分からない言葉も「大人っぽく見える」から使っていた事を白状した。
日本語版番宣では担当ナレーションに「かわゆい」と言われて茶化されている。
モデルとなった人物はグラビティフォールズの作者であるアニメーターのアレックス・ハーシュ。
ビルを倒した後はメイベルとともに13歳の誕生日を迎え、ウェンディと帽子を交換してカリフォルニアに住む両親のもとへ帰って行った。