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くびき野の編集履歴2016/12/17 14:36:50 版
編集内容:記事本文の修正(糸魚川快速廃止の件)

快速「くびき野」

運転区間新井~新潟
経由線区信越本線
車両485系

信越本線の新潟県内区間を東西に走行していた快速列車。2002年に同区間の特急「みのり」から格下げされる形で新設された。快速とはいっても特急並みの停車駅設定になっており、特急「北越」の補完的な役割を担っていた。「みのり」時代から485系が使用されており、当初は4両編成で全車自由席だったのだが、後に指定席車両2両(うち1両は半室グリーン車)を含めた6両編成での運行を行っていた。

「くびき野」廃止後

2015年3月14日のダイヤ改正による北陸新幹線の長野~金沢間の開通に伴って「くびき野」の名称はなくなり、3往復のうち1往復がえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(糸魚川)方面の快速に振り替えられ、残り2往復は現行通り同妙高はねうまライン(上越妙高・新井)方面の快速を一般形車両による運転。

日本海ひすいライン直通の糸魚川発着の快速の車両は485系3000番台6両で運転、全車自由席である。グリーン車も自由席になったのだが、グリーン料金が適用されるのは直江津から新潟までのJR信越本線区間で、日本海ひすいライン線内は乗車券のみでも乗れるようになった。またくびき野時代に比べて停車駅が増え、日本海ひすいライン線内は能生と名立(両停車駅の間にある駅は筒石)、信越線内は犀潟、来迎寺、三条、矢代田、亀田が新たな停車駅となった。糸魚川~梶屋敷間の交直セクションは健在で、入れ替え中は消灯。朝に運転される往路の快速ではさほど気にならないが、新潟からの復路快速も同じ車両のため、夜は車内が真っ暗に。

この糸魚川発着の快速列車は2017年3月4日のダイヤ改正に伴い廃止され、485系による定期列車はこれで終焉となる。

余談

くびき野はほとんどがメイン画像の485系3000番台上沼垂色で使用され、また3000番台は、くびき野の他にも普通列車として使用されることもあった。もちろんグリーン車は別途普通列車用グリーン券を購入する必要がある。乗車券・定期券またはフリーきっぷさえあれば利用できるので(自由席に限る)、同じ特急形電車で使用される普通列車(一部快速)「妙高号」と同様『乗り得列車』として知られていた。

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