くびき野
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くびきの
JR東日本が新潟駅と新井駅を信越本線経由で結んでいた快速列車。
2002年に同区間の特急「みのり」から格下げされる形で新設された。
快速とはいっても特急並みの停車駅設定になっており、特急「北越」の補完的な役割を担っていた。「みのり」時代から485系が使用されており、当初は4両編成で全車自由席だったのだが、後に指定席車両2両(うち1両は半室グリーン車)を含めた6両編成での運行を行っていた。
2015年3月14日のダイヤ改正による北陸新幹線の長野~金沢間の開通に伴って「くびき野」の名称はなくなり、3往復のうち1往復がえちごトキめき鉄道日本海ひすいライン(糸魚川)方面の快速に振り替えられ、残り2往復は現行通り同妙高はねうまライン(上越妙高・新井)方面の快速を一般形車両による運転。
日本海ひすいライン直通の糸魚川発着の快速の車両は485系3000番台6両で運転、全車自由席である。グリーン車も自由席になったのだが、グリーン料金が適用されるのは直江津から新潟までのJR信越本線区間で、日本海ひすいライン線内は乗車券のみでも乗れるようになった。またくびき野時代に比べて停車駅が増え、日本海ひすいライン線内は能生と名立(両停車駅の間にある駅は筒石)、信越線内は犀潟、来迎寺、三条、矢代田、亀田が新たな停車駅となった。糸魚川~梶屋敷間の交直セクションは健在で、入れ替え中は消灯。朝に運転される往路の快速ではさほど気にならないが、新潟からの復路快速も同じ車両のため、夜は車内が真っ暗に。
この糸魚川発着の快速列車は2017年3月4日のダイヤ改正に伴い廃止され、485系による定期列車はこれで終焉となる。
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