概要
ファンの間では有名なJR東日本の特急色で、1988年より新潟地区を走る485系に施された。
この塗装が施されていたJR東日本上沼垂運転区(現新潟車両センター)の485系は各地からの寄せ集めだったため、ほぼすべての番台が集結し、この塗装にされたことがあるという伝説めいた事実がある。内装も玉石混交で、ロックのない未改造簡易リクライニングシート車とかなり手間をかけて改造されたグレードアップ車が混結されていることもあり、ことに長距離を走る「白鳥」など簡易リクライニングシート車で当たってしまった場合はとてもたまったものではなかった。(未改造車は自由席に充当されることが定位だった)
3000番台としてリニューアルした編成については、「白に裾部を青と紺の帯&先頭部と車端部が緑」とアレンジされた。
485系の廃車とともに一旦消滅していたが、2024年4月からはE653系4両編成1本(H202編成)を対象にリバイバルカラーとして復刻。
余談
- 251系が似た塗装であるから、同系列は偽上沼垂色と呼ばれる。
- 東海道の湘南地区や伊豆を走る251系はいいが、北陸だとあまりにも寒そうな色なのが難点だった。後のE129系や、いなほ用E653系は暖色になっている。