概要
メタルスラッグシリーズに登場する、ドナルド・モーデン率いるモーデン軍の大型武装トラック。道を塞ぐように停車しており、荷台部分のランチャーからパラシュート爆弾とモーデン兵を発射してくる。
メタルスラッグ3のミッション1と4のミッション1に登場しているが、両ステージとも分岐ルート面なので見たことがないという人も多く、見たことある人もあまり印象に残ってなかっただろう。
・・・4が発売されてから12年後にまさかその名と印象が知れ渡るとは誰が予想しただろうか?
忘れ去られた兵器から凶悪兵器へ~ メタルスラッグディフェンスでのパーストラッ
メタルスラッグのタワーディフェンスゲームであるメタルスラッグディフェンス(MSD)の2015年7月のアップデートにてまさかの再登場。4がリリースされてから実に12年ぶりである。
MSDでは設置系として参戦。攻撃も一種類しかないといういわゆる「壁」ポジション。当然、攻撃も通常、特殊ともにパラシュート爆弾である。
しかし、本編のように地味な存在と侮るなかれ。MSDでのパーストラックは凶悪な性能を誇っており、これまでの壁ユニットとは一線を来す「壁ユニット」となっている。
どういうものかというと、
・300APを下回るコストに関わらずとてもタフなHP
・爆撃が上空に発射されてから降ってくるまでの時間差がない
・加えて攻撃間隔が短い
・絨毯爆撃なので交わしきる事が困難
・爆弾の一つ一つの威力は低いが数が多すぎるので結局は異常なダメージを叩き出す(特殊攻撃なら尚更)。
・全 て 貫 通 属 性
・特殊攻撃は弾数+射程大幅アップ
・加えてゲージチャージ速度は速め
となっており、超大型ユニットも一瞬で灰にする凶悪な性能を誇り、オンライン対戦でもジュピターキング以来となる、編成されるだけで試合放棄されてしまう事態も起こったのである。
これによりパーストラックの名はプレイヤーの脳裏にしっかり焼き付いたのであった。
当然、次のアップデートで建設スピードの低下、貫通属性の削除でマイルドになったのは言うまでもない。明らかに調整ミスだろ。
しかし、当時MSD内で猛威を振るっていたKOFのユニットやソル・デ・ロカに歯止めをかけるべく誕生したユニットでもあり、その点では救世主と考えるユーザーも多かった。