概要
ポケスペオリジナルキャラクターで、アクア団三幹部SSS(スリーエス)の1人。
坊主頭と丁寧な口調とは裏腹な鋭い毒舌が特徴的。
~四章~
ツワブキ社長の誘拐に失敗するものの潜水艇「かいえん1号」の特別起動部品の略奪に成功し、イズミ、ウシオと共にサブリーダーに昇進する。
アオギリに絶対な忠誠を誓っており、海底洞窟へ潜入する際も側近として付いていくことになるが、藍色の宝珠を奪いアオギリに渡した後は用済みとして見捨てられてしまう。
その際、溺死の危機に陥るがマグマ団三頭火のホムラの救助とホカゲの情けで無事生還。
その後もアオギリに対する忠誠は変わらず、裏切られたことは事故だと自分に言い聞かせ、アクア団活動の貢献のため2人の幹部と合流し、ジムリーダー達と戦う。しかし、最後はジムリーダー達の元にアクア団のアジトを示す「かいえん1号」の航行記録を提供し姿をくらませた。
~十三章~
一般トレーナー(つりびと)の服装で登場する。
四年前の事件後もアクア団アジト跡に何度かひとりで訪れていたようで、組織とかつての同士達への想いを呟いていた。そこで同じ境遇だというマグマ団三頭火の1人、ホカゲに出会う。
両団の再興を目的とし、行方不明の藍色の宝珠/紅色の宝珠を探すためと一時的に手を組むことに。
ホカゲと共闘し、フーパの持つ「輪っか」からカイオーガとグラードンをおでましさせた。
その後ホカゲの持つ「探知機」でついに宝珠を所持する人物と出会うことになる・・・・が。
バトルスタイル
足元の水面にに一滴の水を落として波紋を拡げ、通常のハイドロポンプ並みに威力の高まった一撃を放つ「恐怖の一滴(ひとしずく)」と呼ばれる戦法を得意とし、そこから「シズク」という通り名がついたらしい。
アクア団幹部というだけにその実力は本物。ジムリーダーのテッセンとの戦闘では見事勝利を収めた。岩場や木の中に空間を作るひみつのちからを駆使したり、相手の気を反らしたりして与えられた任務を確実にこなすので、部下としては上出来、敵からするとやっかいな人物である。
余談
彼の近くによくメガネをかけたおさげの女したっぱが描かれている。
Twitterにて行われた先生方による『ポケスペ回想録』では「いたずら心で何回か登場させたモブ」と話されていたが、十三章の作中にてその正体が明かされる。