カラバ
からば
『機動戦士Zガンダム』に登場する社会的ネットワーク。
概要
ティターンズによって引き起こされた30バンチ事件を皮切りに形成された反地球連邦勢力ネットワーク。
それ以前はそれぞれが独自に活動していた反連邦勢力がティターンズの脅威に対抗しようと一致団結し、組織化されていった。
宇宙空域での活動を主とする反地球連邦組織エゥーゴに対して地球上を主な活動の場としており、制服は前述の経緯から存在せず連邦軍制式の黒いフライト・ジャケット(ティターンズのものとワッペン違いの同型)を着用する者が多い。
グリプス戦役においてはエゥーゴと連携してティターンズに対抗したが、続く第一次ネオ・ジオン抗争時にその戦力のほとんどを失ったことで、その後の連邦内で重要な役割を担うことはできなかった。
一方で、テックス・ウェストのようにカラバから連邦軍へ復隊した者や、ヴァン・アシリアイノのようにカラバからエゥーゴへ移籍した者も多い。
余談だが、クワトロ・バジーナは「カラバ」の名称については好印象を持っておらず(「好きではない」との発言より)、「中世の秘密結社のような名前」と評して周囲を笑わせている。
なお、エゥーゴはスペースノイドの互助を目的とした非武装組織が軍需企業と結びついてできた勢力であるが、カラバは上述した通り反地球連邦勢力の社会的ネットワークであり、連携して活動を行いはするが明確な組織ではなく、他の組織のように明確な本拠地は存在しない。
保有戦力はガルダ級アウドムラやザンジバル級ケラウノス等が知られる。
また、アナハイム・エレクトロニクスにガンキャノン・ディテクターやZプラス等の兵器を発注している。