概要
本名:竹前裕(たけまえ ゆう)。
小学生の時にラジオでたまたま流れてきたラップに衝撃を受け、DJを志す。
当時はネットもない時代であったため、長野ではラップを聞ける機会は少なく、電波の届きやすい山へ登ってラジオを聞いていたという。
中学を卒業後すぐに上京し、関東国際高校に入学。タイニーパンクスに弟子入りしてラップを勉強しつつ、「人殺しとホストとヤクザ以外はやった」と語るほど多くのアルバイトを転々として糊口をしのぐ日々を送った。
1993年、コロムビアから『TIGHT BUT FAT』でメジャーデビュー。
90年代の「日本語ラップ冬の時代」と言われるシーンでも精力的に活動するが、2010年、仕事が減り始めた不安感から大麻に手を出して逮捕されてしまう。
「音楽シーンからは引退する」と公言してはいたものの、翌2011年から自身のツイッターを開設し、活動を再開した。
…と、ことほど左様に、大変な苦労人であり、日本のラップシーンにおいて重要な人物であったりするのだが、NONA_REEVESのライブにゲスト出演した際の動画が『歌う野獣先輩』としてニコニコ動画に上げられてしまったことから、その発言が淫夢厨にネタにされ、ありがたくない方面に知名度を広げてしまった。
「ダイナモ感覚」とはこのライブの時に彼が発した台詞である。
彼はこの発言がネタにされていることを知っているらしく、「ダイナモ感覚じゃないぜ」と語っているが、実際にはどういう言葉だったのかは不明。