諸星財閥と関わりがある人物
- 諸星志揮(もろぼし しき)
諸星財閥の当主。本チャンネルのメインキャラクター
- 諸星風雅(もろぼし ふうが)
諸星財閥の前当主にして、志揮の実父。
外見は息子である志揮にそっくりだが、その性格は血筋やメンツばかりを考える暴君であり、志揮や妻であるノアからは内心見切りを付けられていただけでなく、当主となった志揮からも「外道」と完全な侮蔑の念を抱かれている。
一子相伝形式や選民思想染みた方法で諸星財閥を続け、我が物顔で振舞っていたものの、18歳になった志揮の時間をかけた作戦と自身に仕えた執事の寝返りの末に当主の座から陥落し、二度と戻れない場所へ送り出されてしまった。
志揮が当主になった後の数年後のお話で、当時10歳だった息子に氷漬けの美女・エリーゼを「当主になったら解凍しろ」と命じ、それに伴って呼び戻される。解凍が終わりエリーゼが目を覚ますと、様々な実験で人智を超えた強さを身に付けた彼女を風雅の命令で志揮らを制圧して見せた。一時は財閥を手中に収めかけるも、思わぬアクシデントで志揮の脱出を許してしまい、現代とエリーゼが凍らされた時との記憶のズレが生じ、自身の本性を露呈してしまったために計画は頓挫し、モロスターテクノロジーの幽閉施設に幽閉される羽目になった。尚、まだ復讐の機会をうかがっている模様。
どうやら五鬼神と手を組んで志揮を当主の座から落とそうと考えていたようだが、計画に失敗し、五鬼神から見捨てられた。
- 諸星ノア(もろぼし のあ)
志揮の実母。諸星財閥前当主の夫であった風雅に大金と引き換えに引き渡された末に息子である志揮を授かった。
選民思想染みた考えをしている夫とは対照的に誠実で慈悲深く、悪を決して許さない正義感に溢れた女性であり、夫に捕らえられた女性達も隠れて支援していた。
最終的には志揮が夫から当主の座を勝ち取った事で自由の身になり、志揮に資金提供を約束された上で生きたいように生きる事ができて諸星財閥から解放された。
志揮も母であるノアを心から敬愛しており、いつか孫たちの元気な姿を見せたいと思っている。
なお、志揮は当初は実親から捨てられ諸星家の養子となった設定だったはずだが、何時の間にか両親が諸星家の人間になっている(IF世界線?)。
- 曽祖父様
諸星の曽祖父。清姫を諸星の嫁に迎えようとした。
- 一ノ瀬ケイタ(いちのせ けいた)
- 一ノ瀬メル(いちのせ める)
ケイタの妹。年の離れたツインテール少女。大学に通っている為、兄のバイト代は彼女の費用に当てられていると推測されると思われていたが、彼女の他に姉がおり、その行方探しも兼ねてもいる。
表には出さないが、ブラコン。
諸星の側に常に遣えるモロメイドのひとり。
- カイネ
S級メイドになったニコと諸星の間に生まれた実子。のハズだったがある話で諸星との整合率が20%と判明するも、実際は志輝のDNAデータを組み込まれたAI諸星(モロスターテクノロジーで開発したAI彼女の諸星版)との子供である。
海斗とは11人居る異母きょうだいの末妹に当たる。生後半年で流暢に言葉を話すばかりか、大人顔負けの論理的思考な会話と本質を突くような知性的な質問をして見せる、ノートPCを起動させては天才児で固められたコミュニティに意見を出して参加すると言う、赤ちゃんと思えない賢さがある。但し、流暢に話せる姿を偶然知ったニコ以外の前では、父である志揮やその他大勢の前では普通の赤ちゃんのように振舞っていたが、血筋の関係で他者の前でも話す様になる。それでも、ニコを貶そうしたりちょっかいを掛けようとする相手の前では凄まじい圧と話術で相手を論破して見せる場面も見せる。
赤ちゃんなのでミルクが好きであるものの、「ぷは~」と言った感嘆音や「○○の後に飲むミルクは最高」等と呟いたりと、どこかおっさん染みている。また、母親であるニコも諸星に頼まれた仕事を終え、自分が寝ている時の夜には一人晩酌している事もあり、髪色含め母親似である可能性が高いのは見て取れる。
- 清姫シズカ(きよひめ しずか)
モロメイドの頂点に位置するSS級メイドであり、海斗の母親。モロメイドからは『清姫様』と呼ばれている。
モロスターテクノロジーの機密情報のバックアップを保管する別荘の管理を担っており、諸星財閥に於けるその重要度は非常に大きい。
普段は人前に姿を見せる事は滅多になく、顔はおろか存在さえごく一部の人間以外ほぼ外部に知られていない。
息子である海斗の前にも会えず、寂しい思いをさせてしまったことを反省し、海斗との時間を大切にすることを約束した。
父は大手呉服会社の社長であり、諸星財閥とは資金援助関係で関わりがあった。よってその頃から当主であった志揮とは19歳の頃財閥の資金援助関係で関わりあう(その頃から自身は志揮のことが気になっていた)。そんな中、自身の兄の部下が不正を犯し、赤字に転落するものの、諸星財閥の援助で会社が立ち直る(兄はその後交通事故で他界)。その後、志揮の曽祖父から志揮と結婚するよう持ちかけられたが、志揮には愛するメイド、くるみがいて、その事実を知った自身は卒倒。その後病院で目を覚まし、横山愛美からくるみの事情を聞いた際、自分の兄のことを思い出し、妻ではなくメイドとして働くことを決めた。
諸星財閥に赴いた時はメイドではなく、使用人として仕える。その際、メイドの中で志揮と関わりのあるメイドへのハラスメントが横行する危機的状況を知りモロメイドの階級分けを発案した。
志揮は曽祖父との継承問題の時期にプロポーズをしたものの、次期後継者選出に再び再燃する懸念から断りを入れSS級メイドとしてS級選出者に力を入れ、諸星性は名乗らずにいる。
- 諸星海斗(もろぼし かいと)
SS級メイドの清姫と志揮の間に生まれた実子。11人居る異母きょうだいのひとりで、現時点の年齢は6歳。曾祖祖父の継承問題後に船上で助産師無しで誕生。北斗七星の様に名の知れる者に肖る。トイレ掃除に並々ならぬ拘りを持ち、父と同じく好奇心旺盛で科学や女性にも興味を抱き、その知識と知性は子供ながら遥かに優れており、父親の変装を見破る眼力を持つ。剰りにも高名に成り過ぎた名字の関係上、入院等には在り来たりな偽名を使う。
モロメイドの体の上でしか眠れない悩みがあるが、メイド達の負担を掛けぬ様、母から厳禁された。教育係のメイドや執事の言う事を聞くのに対し清姫の言う事だけを聞かないが、自身は母を好いて、普段会えない寂しさを感じたからであった。
初登場から2022年末まで出て来る回数は片手あれば足りるほどの回数であったものの、2023年で実母の登場及び彼女と諸星の間に生まれた子供と判明して以降は、これまでの鳴りを潜めた期間を埋めるかのように出演回数が増化。メインとなる話の大半は父である志揮からのミッションや実験染みた話が大半であるが、同時に自身を成長させたり新しい価値観に気付く切っ掛けばかりである。
ある話でちょっとした体調不良を感じ、入院していた際、看護師さんが色々お世話してくれたことで、看護師さんに好意を抱いた。それを聞いた志揮が、諸星財閥、お金などのステータスを一切利用せず、自身が看護師さんと婚約できたら退院できるといったミッションを与えた。調子が悪いふりをしてうまく看護師さんと関わろうとしたものの、空回りし、更にずっとお世話してくれた看護師さんが別の人と結婚するため寿退社することとなった。そのことで完全に望みをなくしていたところ、萌香という新人の看護師から声をかけられ、慰められた。自身は萌香に魅力を感じていたところ、上記の寿退社の件で自身の担当の看護師が萌香に変わり、一緒に過ごす時間も増えて、遂にデートすることとなった。デートでさまざまなトラブルがあったものの紳士的な一面を見せつけることで解決し、最終的に景色が綺麗なテラス席のあるレストランにやって来た。実は、自身の打算でちょうど虹が見えるようにレストランをチョイスしており、食事中、実際に虹が見えた。そして、萌香にプロポーズし、萌香と婚約した。その様子を志揮が見ており、ヘリコプターから紙吹雪を飛ばし、祝福してくれた。
その後ある話で一週間の無人島サバイバルで一番大きい家を持っていた人だけが諸星財閥を後継できるといったミッション(カイネを除く志揮の実子全10人が参加しA、B、Cの3つのブロックに分けられ、その中から優勝候補を1人ずつ取り、その後、残った3人から準決勝で優勝候補を2人に絞り、最終的に決勝で優勝者を1人決める)が下された際はみんなの為に食料を調達するなど協力的な一面も見られた。ちなみに自身はそのミッションでAブロック(自身と力、爽馬、アビーの全4人)に配属され(Aブロックの中で最年長)、モロスター島で無人島サバイバルを行った。4日目の段階では3位だった。
- 萌香(もえか)
海斗の婚約者。海斗が入院していた病院に新人看護師として配属された。
諸星志揮から看護師さんと婚約できたら退院できるといったミッションを受けているものの、親身になってくれた看護師さんが(海斗と別の人と)結婚することで寿退社し落ち込んでいた海斗に声をかけて色々おしゃべりしていたところ、海斗は自身に魅力を感じた。そんな中、担当先が海斗に変わり、海斗と過ごす時間も増え、遂にはデートに行くようになった。デート中さまざまなトラブルがあったもの、最後、海斗から景色が綺麗なレストランに招待され、さらにちょうど虹がかかった。その時に海斗からプロポーズされ、海斗の婚約者となった。
- 小和(こより)
モロメイドの一員にしてS級メイド。普段は諸星が贔屓にしている高級旅館の女将をしている。
諸星の計らいを受け入れた事で、彼の親友である赤倉時生の妹達を全員モロメイドにする橋渡しを担い、アオイの教育係を買って出た。
- リズ
モロメイドの一員にして当初はE級メイド。15歳の時、諸星孤児院で成績トップだったということで、諸星に引き取られた。仕事もできる存在ということで、他のメイド達とも仲が良かったが、諸星に対してのみ素っ気ないところがあった。ニコとは施設から引き取られた時に親身になってくれた存在ということもあって、親友同士である。また、仕事内容に海斗の部屋掃除があり、毎回会うことで海斗とも仲が良い。20歳の時に父親が見つかった。
7年後、ある話で諸星がニコから自身の昇格について話を持ち掛けられるが、諸星に対する素っ気なさと海斗への普段の接し方からこのままE級メイドでいた方が自身にとって平穏な日々が送れると思い、E級メイドのままにしていた。だが、他のメイド達から諸星に自身の昇格についての質問が殺到し、諸星に対する気持ちがあるかの確認も兼ねるという意味で、急遽S級メイドの試験を受けることを諸星から提案され、実際受けることとなった。実は自身は諸星のことが大好きなのだが、諸星を前にすると素っ気ない態度を取ってしまう悩みがあった。その悩みは親友のニコも知っており、陰ながらニコからも応援されていた。ニコの応援もあって無事にS級メイドの試験に合格し、S級メイドに昇格。S級メイド昇格にニコと自身は泣いて喜び、諸星と愛を持って接することを約束した。だが、残念なことにリオ曰く妊娠できない体とのことだった。
S級メイドに昇格してからはニコとほぼ同じ頻度で出演するようになった。S級メイドに昇進してからは、青のチューブトップ型のドレスにストールをメインの衣装にしている。諸星の生活面をサポートする意味合いでメイドとしての能力を遺憾なく発揮するようになったものの、E級メイドでいた期間がかなり長かったところで飛び級でS級メイドになったため、少々世間知らずななところがあり、海外に行った事がないのもあって緊張しすぎる場面があった。また、ケイタが諸星の親友である事もニコに聞かされるまで全く知らなかった。
- 赤倉アオイ(あかくら あおい)
赤倉財閥御曹司、赤倉時生の妹。赤倉財閥の3女。
モロメイドの一員にしてA級メイドでもあり、格闘技を得意とする。姉妹達の中では特に活発でざっくばらんな性分であり、兄である時生を特におもちゃ扱いしていた。
当初は長男である時生を姉妹共々いじっていたが、ある出来事をきっかけにモロメイドになったと共に兄を尊敬するようになった。好物は塩辛。
- ソフィア
モロメイドの一員にしてA級メイド。ニコの同僚。モロスターテクノロジー局長を務める父とドイツ人の母親を持つハーフ。モロメイドの中ではトップレベルの美貌を持つが、性格は自意識過剰気味で嫉妬に駆られやすい部分がある。
ある話でS級メイドになったニコに嫉妬してしゃしゃり出るようになり、年に一度行われるモロメイドの一般公募の運営責任者を担った。しかし、緊張で空回り一次選考通過者のデータ処理で大きく躓いただけでなく、スパイとして紛れ込んだメイド候補を危うく採用しかける。しかし、ニコの先を見据えた完璧なフォローもあって事なきを得ると同時にニコの有能さとS級メイドに選ばれるのも納得な事実を受け入れる事になった。それからは自惚れていた自分を改め、ニコの弟子としてやり直す事になった。
ニコを含むモロメイドが大きく絡む話では高確率で再登場している。
- 奈美(なみ)
モロメイドの一員にしてA級メイド。ニコの同僚。
女子高生の妹であるみさこがおり、優等生故のプレッシャーから自分より弱い人間を平気で馬鹿にする問題児であった。諸星の作戦で「嫌われ者を当番制で決める」と言う規則を在籍校で施行された事で、みさこは馬鹿にされる人間の気持ちを心から理解した事で更生する事になった。
- ナターシャ
モロメイドの一員にしてA級メイド。紫色の髪の毛で紐で括ってある髪型が特徴。無能なところがあり何かしら失敗することが多いことで、周りのメイド達から煙たがれるようになる。そのことで仕事もあまりやらせてもらえなくなり、周りのメイド達からA級メイドであることを不思議に思われている。
しかし、髪の毛を結ぶ紐を解くと、超ハイスペックで手際の良いメイドへと生まれ変わる(周りのメイドたちからは噂のA級メイドと称されており、実際、ある話で、諸星財閥関係者の食事会が開催されるときにシェフが謎の集団発熱を起こして欠席し、急遽メイド達が食事を作るようになった際、メイド達への的確な指示と腕前で時間的に切羽詰まった状況からなんとか時間までに間に合って食事を並べることができた程)。実は、詳細は不明だが、彼女は特殊二重人格があり、髪の毛を結ぶ紐を解いたり縛ったりすることで、人格と体格が変化する特殊な体を持っている。そのため、身体測定の検査を行うと数値が安定しなかったりする(上記の話ではそのことが原因で諸星財閥関係者の食事会に参加できなかった)。彼女の二つ目の人格は、レイチェルという名前であり、ナターシャの成長のために存在している。ナターシャ自身もレイチェルに負けないくらいのメイドになりたいとのことだ。
- ミライ
モロメイドの一員にして当初はC級メイド。母子家庭で経済的に恵まれない環境の中で、高卒の身ながらモロメイド採用試験に合格した経歴を持つ。能力は平均的だが、運動神経は良く根性が大変優れている。
諸星の指名と発案によって、ダーツで決めたメイドの仕事をこなす形の試験で様々な仕事をニコのサポートを受けながら行っていく。その中で、自分とニコの能力差に打ちひしがれながら、昼夜問わず働き自分を養ってくれた母を想い、他のモロメイド達の努力を知って堪え奮起していく。そんな中で諸星財閥のSP育成のトレーニングジムでバニーガールの格好をしながら練習生達とのルームランナーでの走り合い勝負に乗る事になった。結果は自身の努力と根性で勝ち切り、それを認めた諸星からB級メイドに昇格される事になった。
- 桃華(ももか)
モロメイドの一員にしてB級メイド。顔、スタイルが他のメイドに比べて男も女も関係なく惹きつけるほど抜群によし。ゆるふわ系女子で見た目に反して大食い。
- サーヤ
- モナ
モロメイドの一員にしてD級メイド。S級メイド以上でないと知ることが不可能な諸星のパンツの中をどうしても知りたく、いつもパンツを脱がしていくものの失敗し、諸星にバレてしまい、その後ニコに説教されている。一度諸星の銀のパンツまで脱がしたことがあったが、銀のパンツの中に更に金のパンツがまだあることに落胆していたところ、諸星にバレてしまい、諸星から『最強水責めマシン』でお仕置きされ、さらにその騒ぎを聞きつけたニコから諸星邸に響くぐらいの叫び声がするレベルのお仕置きをされたことがあり、その後ニコから完全に改心させられ、以前より仕事に励むようになり、S級メイドを目指している。
モロメイドの一員にしてD級メイド。
- モモカとイチカ
モロメイドの姉妹だが、結合性双生児として生まれ、方腕、方脚が存在しない。手術で分離させられる可能であるものの、ある挿話で共生し続ける道を選ぶ。
- くるみ
諸星のメイドで心から愛した人物。諸星の初登場回から出演しており、その時からずっと諸星の恋人であった。劇中以前の出来事故に故人。ボロボロの体で延命治療をしながらメイドとして働いていたが諸星の妻になる直前に亡くなる。
ただ、死亡した理由にはどうやら横山愛美が関与しているようだ。
- グラント
志揮専属のメガネ執事。小学生の頃にホームレス生活を余儀なくされるも、科学者である父親の影響から難しい問題を解く頭脳により、幼い志揮の目に止まり、彼の友人となる。同時期にファミレスでの物乞いをきっかけにお姉さん愛好家としてド填まりするも、常日頃からの冷静さを身につけた。
最近では終了期間未定の秘密の任務に行っているので、執事の仕事はしていない(その代行で竹花士門が期間限定で自身が帰ってくるまで執事として働いている)。
- 竹花士門(たけはな しもん)
諸星財閥の執事採用試験を通して、グラントに変わり得る執事として採用された爽やかな印象を与える好青年。
諸星を始め、ニコやリズらメイドの情報だけでなく、諸星財閥に関わる人物の情報を事細かく把握する情報収集力や気配りに長けている。一方、貢献したい気持ちが強すぎるせいで、執事ながら諸星が携わる仕事以外にもメイドがする仕事を半ば強引に奪ってまで働き過ぎる場面も目立っていた。
正式に採用されてからは執事としてしっかり働くものの、諸星に好意を抱くリズからライバル意識を抱かれてしまたものの、諸星のお陰で肩の力を抜くようになった。
- 横山愛美(よこやま まなみ)
ナイチンゲール症候群を題材とした動画で初登場した美人看護師。その後は結婚して子供を授かったり、母乳ビジネスに挑戦したりしている。
どうやらくるみの死に関与しているらしい。
- 潤(じゅん)
- 奥野直明(おくの なおあき)
アニメと漫画が好きな高校生。普段は控えめで物静か。
初登場のお話では同じ学校に通う不良学生3人が起こした悪ふざけによる事故が原因で右手が原型を留めない重傷を負って諸星総合病院に運ばれ、同時期に鬼について調査していた諸星が見つけていた鬼一族の右手を移植した事で一命を取り留める。後に諸星の進言で彼のボディーガードを担うようになり、鬼に関連するお話では高確率で出るようになった。
鬼の手を移植されてからは常人離れした力を発揮するだけでなく、危機的状況では非常に獰猛で狂気的な発言と振る舞いが目立つ人格が発現する。また、鬼一族の記憶も一部引き継いでいる。
- リオ
諸星総合病院の特命ナース。かなりギャル要素が強い。通称『リオたん』。
過去に諸星の依頼で、バスケ部のマネージャーを任されたことがある。
若者言葉を多用する現代っ子の印象は強いが、ナースとしての技量は諸星も一目置いているほどに優れており、各国の著名な医師や製薬会社が集まる、医療国際会議に出席できる程だ。また、面倒見の良い一面もある。
特命ナースになる前は高校もない田舎から出てきた女子高生であった。学業よりもアルバイトに勤しんでいたある日、事故で視覚障害と聴覚障害をもつ少年と出会った。両輪に見放された少年を保護して生活する中で諸星と出会い、少年は回復した。後に学業にも精を出して看護師を志すようになり、諸星のスカウトで海外の看護学校で勉強し、特命ナースになった。
- 力(りき)
志揮の息子(母親は清姫とニコを除くS級以上のモロメイド)で、11人いる異母きょうだいのひとり。海斗と同様先述の無人島サバイバルに参加し、Aブロックに配属され、モロスター島で生活を送った。無人島サバイバルの最初の頃は海斗のことを馬鹿にしたり、途中強風で家が崩れた際、殆ど家が完成している爽馬に材料を強請ったりしたが、爽馬から断られ、爽馬と言い合いになった。その様子を見ていたアビーから注意され、それからは皆と共に協力するようになった。その後体力が尽きてしまったのか、食料を多く持っていた海斗を羨ましく思い、海斗が持っていた食料を全て食べてしまったが、後々皆の為に集めていた事実を知った際には黙りきれず、皆に自分の行いを謝罪した。ちなみに、4日目の段階では1位だった。
- 諸星爽馬(もろぼし そうま)
志揮の息子(母親は清姫とニコを除くS級以上のモロメイド)で、11人いる異母きょうだいのひとり。年端も行かない年齢ながら、非常に高いIQと状況判断力を持っているが、決して威張ることをしないクールな性格である。海斗と同様先述の無人島サバイバルに参加し、Aブロックに配属され、モロスター島で生活を送った。どうやら力のことをあまりよく思ってなく、海斗に『あいつには負けんなよ』と言って自分の材料を渡すことがあったり、海斗、力、アビーに比べて完成度が高いこともあり、力から材料を強請られる事があったが、その時には『ありえないだろ、自分で探せよ』と言って力を追い返したこともあった。だが途中、何者かによって家を壊された。最初は力が疑いをかけられたものの、どうやら4人以外にもモロスター島に誰かいるようで、その人に壊された可能性が高い。ちなみに、4日目の段階では2位だった。
- アビー
志揮の娘(母親は清姫とニコを除くS級以上のモロメイド)で、11人いる異母きょうだいのひとり。海斗と同様先述の無人島サバイバルに参加し、Aブロックに配属され、モロスター島で生活を送った。今回のサバイバル生活では力づくて争いたくないようで、海斗のことを馬鹿にする力を注意したり、力と爽馬の喧嘩を止めるなどといった、喧嘩嫌いなところがあり、平和な心の持ち主である。最初の方は材料集めに専念していたためあまり家が作れていなく4日目の段階では4位だったが、ここから頑張って作っていくそうだ。
- 星宮ユノ(ほしみや ゆの)
ハーフかどうかは不明だが、金髪碧眼の美女であり、医者でもある。
リズから渡された雑誌でその存在を諸星が知る事になった中、諸星が訪問していたドイツで初邂逅する。ドイツに出稼ぎに行っていたケイタとメルが事故に巻き込まれ大怪我を負って運ばれた所を諸星と共に二人を救った。その中でケイタに一目惚れをし、半ば強引に彼氏と彼女の関係になった。
自己顕示欲が強く高飛車で軽薄な性格をしているが、腕前は諸星も認めている。
神楽財閥と関わりがある人物
- 神楽北斗(かぐら ほくと)
神楽財閥の当主。神楽財閥は古くから諸星財閥と親交がある。
諸星や赤倉に比べるとどこか好奇心に任せた行動やドSな振る舞いがあるものの、自分に関係のない子供を一生懸命に探し、自分の体よりも子供の命を優先にする優しさがある。
諸星が有名なばかりに色々大変なのを見ているため、あまり表舞台には立たないようにしているものの、能力は諸星も一目置いている。諸星とは古くからの友人であり、諸星が曾祖父によって世間からの非難に晒された時は真っ先に手を差し伸べ、後継者問題にはグラントや清姫と共に周囲を敵に回しても立ち回る。
神楽の体にはアラートがついており、神楽に危険が及んだときに神楽財閥の救出班が動き出すようになっている。
最先端技術を開発している『カグラデータ』や、裏では地下労働施設『アンダーカグラ』の運営をしており、実は大きな影響力を持っている。
マックスといった犬を飼っており、自身に危険が及ぶ人に噛み付く習性がある。
五鬼神財閥に与している白雪とは、始めて会った段階から五鬼神と組んでいる事は事前に把握していたものの、本気で愛情を注いでくれる彼女にいつしか恋心を抱くようになっていた。白雪が自身を狙った話で互いの作戦を通して二人きりになった際、彼女の葛藤の末に逃がされ、組織を裏切ろうとした彼女が追い詰められているところを救った。しかし、白雪は申し訳なさから自身の下に戻る事を拒んでしまった。(このことから、自身は五鬼神のことを非常に恨んでいる。)だが、自身は白雪のことを諦めきれず、白雪が剣士として活躍している情報を耳にし、電話番号を突き止め、デートすることとなった(白雪は五鬼神から自信を仕留めるよう命令を受けており、仕留めるチャンスだということでデートを了承した)。だが、自身は白雪から命を狙われていることを予め知っており、白雪に自身と一緒に行くか自身を切るかの選択肢を与えた。だが、白雪はどちらを選ぶことも出来ず、自身の前から姿を消した。そして、未練なく白雪との関係を終えた。
その後、ある話で、白雪と別れてからスリルが足りないところがあり退屈していたところ、諸星から『マニーズ』といったマッチングアプリを紹介してもらった。そこで、中野みなみ、永田萌の2人の女性とマッチし、実際に会うことになった。しかし、永田は中野のことを見下しており、色々中野に嫌味を言っていた。そんな中、永田は自身の愛犬マックスに噛まれ、マックスの悪口を言ったり、後に諸星の計らいで開催されたパーティーで中野の悪口を自身の前で言ってしまい、自身の前から消えるよう警告された。一方中野は、自分のような人は自身と釣り合わないと思い込んでおり、自身のもてなしを遠慮していた。その後、諸星が得意な変装で一般人と扮し、告白したところ、実は自身が好きだということが判明し、中野と友達として始めていくこととなった。
- 鈴木ハルアキ(すずき はるあき)
紫色の髪が特徴的なオカルト好きな少年。ある話で降雪山に訪れた際、偶々神楽財閥の当主、神楽北斗と出会い、そこから交友関係を持つようになった。
- 白金青葉(しろがね あおば)
- 平井(ひらい)
神楽財閥に仕える使用人。Sマニ大学卒業で、高校時代は陸上競技で全国大会に出場したことがあり、周りからは文武両道の男と言われて生きてきた。
真面目でお人好しだが、それ故にトラブルの種になる事も珍しくない。
ある話で、神楽から無能だと言われ落ち込んでいたが、先輩の使用人から、神楽が自身のことを気に入っており、それで厳しく当たることがあった(いわば神楽は自身に期待していた)、という話を聞き、もう一度気を取り直して使用人として頑張っていくこととなった。
- アリア
ライトブラウンのロングヘアが特徴的な美女。パラリアン王国と言う階級制度が厳しい国のスラム街で暮らしていた。
神楽がパラリアン王国を訪れた話で、上流階級の役人に辱しめられかけたところで神楽に助けられ、ぶっきらぼうながら優しく暖かな施しを受ける。後に神楽が仕事における取引において「アリアを国から連れ出す事」と「(過去にアリアを辱めた事があり当時門番をしていたクズな)役人2名を奴隷階級にする事」を条件に締結させ、アリアを救い出した。後に神楽財閥の使用人として働く事になった。
- 中野みなみ(なかの みなみ)
『マニーズ』というマッチングアプリを介し、神楽と出会ったOL。23歳。趣味はアウトドアと旅行、好きなものは動物。好きな男性のタイプは、クールで優しく、引っ張っていってくれる人。
最初は自分と神楽の住む世界線が違うと感じ、神楽からのもてなしを避けていた。その事情を諸星が聞き、諸星が得意とする変装で神楽が一般人と扮し、デートすることとなった。その後、一般人と扮した神楽から告白されたが、断った。というのは、自身は本当は神楽のことが好きだからであった。その後、神楽は正体を明かし、友達から始めていくこととなった。
- 永田萌(ながた もえ)
『マニーズ』というマッチングアプリを介し、神楽と出会った女性。27歳。趣味はショッピングとマニスタグラム、好きなものは酒。好きな男性のタイプは、自分に尽くしてくれるドSなイケメン。
同じタイミングでマッチングしていた中野みなみを邪魔者扱いし、色々嫌味を言っていたが、神楽邸に泊まった際、神楽の愛犬マックスから足を噛まれ、マックスを『クソ犬』と言ったり、後に諸星の計らいで開催されたパーティーで中野の友人として近づいたものの、神楽の前で中野の悪口を言い、神楽から視界から消えるよう言われてしまった。
マックスに噛みつかれている点から、神楽にとっては危険人物の可能性があるかもしれない。
赤倉財閥と関わりがある人物
(水無瀬アリスも赤倉財閥が運営する『アカベックス』の女優であり赤倉財閥と関わりがあるが、下記の『Sマニ大学に通う人物』にて扱う。
赤倉アオイは赤倉財閥御曹司の赤倉時生の妹であるが、上記の『諸星財閥と関わりがある人物』にて扱う。)
- 赤倉時生(あかくら ときお)
赤倉財閥の御曹司で、海外プロリーグ『マニチェスターシティー』に所属するサッカー選手。サッカー界に於いても実力や人気は非常に優れている。諸星同様に冷静沈着で余裕のある振る舞いをしているが、現役のプロスポーツ選手なのもあって身体能力・反射神経がかなり高く、諸星に比べると行動的で直情的な場面が目立つ。一方、8人兄弟で長男だが唯一の男性なのもあって、アオイを始めとする姉妹からいじられまくっていた時期があった。
過去に諸星によって、「学校のイス」「自転車のサドル」「天井」「スプーン」など様々なものに転生させられた。それからはそのお詫びを含めて、アオイを始めとする7人の姉妹をモロメイドにする事になった経緯がある。
水無瀬アリスも所属する芸能事務所アカベックスの運営もしており、エンタメ分野にも幅広く進出している。運営だけでなく、自身が監督に挑戦した事もある。アリスの事も女優として「世界に名を残せる」と信じて疑っていないほどにその才能を目に掛けている。
- 鬼輪剛馬(おにわ ごうま)
Sマニ大学の次に優秀なXマニ大学に通う、鬼輪コーポレーションの御曹司。鬼輪コーポレーションとは赤倉財閥傘下の大手スポーツブランドである。妹が1人いる。アリスを見かけるとしつこく付きまとうが、アリス曰く「意外とイケメンなのに残念な性格」とのこと。酔っ払った父の言った「女は男の自慢話が好き」ということを真に受けそれを実行し、女の子に中身の薄っぺらさを見抜かれいつも撃沈していたため、年齢=彼女いない歴であり、妹からもバカにされている。総じて、見栄っ張りで虚栄心が強いのに能力がそれらに追いついていないが、それさえ気づかない残念な人物である。
ある話では映画の配役のためにキャバ嬢になりキャバクラで働いたアリスが店のマニュアル通りに自身に話すも勘違いをし、アリスを彼女にしようとする。アリスを無理やりデートに連れ出した挙げ句、アリスと付き合っているとSNSで発言しアリスを困らせた(その後このことが原因でアリスは仕事が減ってしまい、陰ながら神宮寺に相談していた)。このときは赤倉がキャバクラに助けに来て、剛馬とシャンパンでいくら出せるか勝負をした。剛馬は勝負で負け、キャバクラを出禁になった。それども懲りず、ある話では神宮寺との待ち合わせ中に生理が来たアリスにたまたま遭遇した際、アルコール付きのナプキンをアリスに渡し、そのナプキンをつけたアリスが気絶してしまった。気絶している間にアリスを無理矢理海外に連れて行きデートしようとしたが、再びアリスに生理が来てしまい、さらにその国に生息しているガブリ虫がついているナプキンをアリスに渡してそれをアリスがつけてしまい、再び気絶してアリスが入院する羽目になった。しかし、そこに神宮寺と赤倉が駆けつけてくれ、赤倉から鬼輪コーポレーション社長である父に素行を全部話すと迫られ、一旦退散することとなった。その後日本に帰国してからSマニ大学に視察に行った際、アリスと同伴していた神宮寺と遭遇しファッション対決を申しつけたが、神宮寺にことごとく負けてしまい、さらに自身が着た服にガブリ虫が潜んでおり、気絶してしまい入院する羽目になった。そして、神宮寺からSNSでのアリスと付き合っている旨の投稿を削除し、付き合ってないと書くよう命令され、泣く泣く命令を受けた。
宝条財閥と関わりがある人物
- 宝条瑠花(ほうじょう るか)
宝条財閥の当主。諸星の友人であり、諸星を下の名前で呼ぶ。蒼い瞳に赤みのかかった茶髪のロングヘアに左頭部を編み込んだヘアスタイルをしている。容姿やスタイルは抜群だが、食欲旺盛なお転婆娘であり、食べ物に関する好奇心は相当強く、興味深い食べ物を知ったら未知の土地だろうと追い込まれてる状況でもそちらを優先するほどである。
可憐な容姿に反して、英才教育で武術もかなり優れており、パワーとタフネスに優れる鬼を蹴り一発で倒して見せるほど。
幸村財閥と関わりがある人物
- 幸村(ゆきむら)
諸星財閥、赤倉財閥、神楽財閥、宝条財閥を束ねている「幸村財閥」の当主。諸星、赤倉、神楽、宝条よりも一回り上の年齢である。
諸星を下の名前で呼んでおり、諸星でさえ敬語を用いて接するほどの人物。
諸星に幼少の頃から常人では考えられないような様々な修行をさせており、今の諸星が完璧なまでのスペックさを有するに至った要因の一つになっている。
- Sマニ高校に通う人物
(九条飛鷹もSマニ高校の生徒だが、下記の『五鬼神財閥及び「ハコブネ」に関わりがある人物』で扱う。)
- 真田政宗(さなだ まさむね)
- 藤原ネネ(ふじわら ねね)
政宗とヤコビの通っているSマニ高校に転校してきた生き物好きな眼鏡っ娘・・・だったのだが・・・。
- 城崎蛇ヶ芋(しろさき じゃがいも)
私立Sマニ高校の学生であり、政宗が設立した謎解き同好会に所属している。
家系が謎解き好きであり、ある話では、彼の名前の『蛇ヶ芋』の由来に謎解き要素が混じっていたことが明かされた。当初は自分の名前に嫌気が刺していたが、ある事がきっかけで誇りを持つようになった。それからは政宗が(主に謎解きや暗号解読関連で)調査に行き詰った時は謎解き同好会に赴いたら登場するようになった。
- アスカ
モロスター学園に通う人物
- 花咲団(はなさき だん)
諸星財閥が運営する新設校『モロスター学園』に在籍する黒髪をベースにグレーのメッシュをが特徴的な男子高校生。両親と自身、双子の妹・凛の四人暮らし。
当初はクラスメイトにしてインフルエンサーとして有名な桜木エマと話しているところを神子沢千夜に見られ目の敵にされていたものの、とある事件をきっかけに親友となった。後に千夜とエマを含めた3名で『黄金思考』という名前でマニチューバーとしての活動もしている。
気弱な印象があるものの、マニチューブに関する知識と企画力に優れている。千夜とエマと自身で『黄金思考』というチャンネルでマニチューバーとして活動していく。チャンネル内では日頃から様々な動画を観て研究してきた観察力と経験値を活かして斬新・受けが良いコンテンツを生み出す司令塔のような役割を担っていく。
過去に五鬼神財閥が運営している組織『ハコブネ』に入会しそうになったが、入会金を渡す直前に諸星が止めに入ったことで事無きを得たことがあった。女性好きで軽い部分のある千夜や思い立ったら突っ走る傾向の強いエマほどトラブルの種になる事こそ少ないものの、意図しない行動によって騒動の元になってしまうパターンもある。
- 神子沢千夜(かみこさわ せんや)
諸星財閥が運営する新設校『モロスター学園』に在籍する、水色の髪色に端正な顔立ちが特徴的な男子高校生。父と二人で暮らしている。
学生の身ながら、若手イケメン俳優として知られている芸能人。『黄金思考』という名前でマニチューバーとしての活動もしている。
当初は団を目の敵にしていたものの、とある事件をきっかけに和解し親友となった。後に平凡な日常を変えるため、団とエマと自身でマニチューバーとして活動していく。チャンネル内では企画の実行役を担う。一方、相手の素性も分からないまま話しかける、好奇心や目先の欲に眩んだ行動のせいでトラブルの種になる事も珍しくない。エマに片思いしており、チャンスがあればアプローチしているが、基本空回りしている。
父が何度か再婚しているが、その度にろくな目に合っておらず、自身もそのトラブルに巻き込まれがちである。
- 桜木エマ(さくらぎ えま)
諸星財閥が運営する新設校『モロスター学園』に在籍する紫色のロングヘアーにポニーテールが特徴的な女子高校生。
学生の身ながら、有名インフルエンサーとして高い知名度を誇っている。明るく社交的な人柄だが、インフルエンサーとしてのプライドから来る自己顕示欲に任せた行動が出る事も珍しくない。後に団と千夜と自身で『黄金思考』という名前でマニチューバーとして活動していく。チャンネル内では千夜と共に企画の実行役を担う。一方、インフルエンサーとしての面子や行き詰った焦りから大なり小なりトラブルメーカーになってしまう事もある。千夜からアプローチをかけられる事は多いものの、基本的にはあしらっている(最終的に折り合いは付いたものの、千夜の悪だくみでサウナに閉じ込められて弱ったところを助けられて嵌りそうになった話もあったりする>)。
登場する5年前から一人暮らしをしている。当初は突如行方を晦ました父を不憫に思った親戚に引き取られたが、生活がひっ迫している状況を見て一人暮らしを決意した。インフルエンサーとして活躍していたのはこの頃からである。
ある話でかつては特殊部隊に配属されるほど優秀な警察官だった父と再会してすぐに暮らした直後、自分をストーカーしている男に拉致される事件に見舞われてしまう。しかし、父がプレゼントした星のピアスにGPSが仕込まれていた事で助けられ、父の元警察官としての対応力と実力で事なきを得た。後に父と和解し絆を取り戻した。
Sマニ大学に通う人物
- 神宮寺すばる(じんぐうじ すばる)
Sマニ大学に通う大学生であり、大学内における能力や人柄等がずば抜けて優れているとされる「Sマニ四天王」の一人でありリーダー格。
紺色の髪と首筋に薔薇のタトゥー(もしくはシール)がトレードマークの美青年。大学生の身でありながら、若くしていくつもの会社を起業・経営・マーケティングをしては成功させている超やり手のビジネスマンでもある。
ある業界では超有名人と何人も仲が良かったりと人脈やコネクションも凄まじい。
掴み所のないクールでニヒルな性格だが、才能やポテンシャルを感じた相手には陰から惜しみなく力を貸したり弱っている人物を放っておかずに手を差し伸べる優しさも兼ね備えている。(勿論、ただの助け舟ではなく、やり切る覚悟がある事を自ら確認した上での行動である。)
見た目に反して極真空手を習ってきたのもあって腕っぷしも相当強く、裏社会で腕を鳴らす相手も無傷で制する事も珍しくない。また、友人である世良にも「運命の相手ができたら守り抜くため」と言う事で手解きをしている。
世良はSマニ大学入学前からの親友であり、大切に想っている。実際に世良が謎の占い師によって可笑しくなった際は普段のクールさが嘘のように激昂した事がある。
父も実業家のようで高校生には父が経営するカジノでディーラーの手伝いをしていた経験もある。
同級生でありSマニ四天王の一人である水無瀬アリスとは互いに私生活で行動を共にする機会が多く、本人もアリスの誕生日や記念日にはプレゼント等も欠かさないと親密な仲である。アリスに告白されたことがあるが、『考えさせて欲しい』と答えた。自身としてはアリスとは友達としての関係性を保ちたいそうだ。
ホストクラブでホストを勤めていた事があり、短時間でNo.1ホストにまで上り詰めたが、「飽きた」という理由で辞めている。魁聖とはホストをやっていた時に知り合い、彼に接客のアドバイスを教えた。ホストを辞めた後も魁聖と会っている。
目標は赤倉と同様に諸星財閥を超える事であり、諸星をライバル視している。世良によると「諸星には借りを作りたくない」との事であり、彼の使命は諸星財閥が暴走しないか監視をすることである。
神宮寺家は30年前に諸星財閥に仕えていた過去があり、諸星曰く「とても優秀」と認める程に重宝していたが、意見の食い違いから離れていった。自身はその末裔である。
- 水無瀬アリス(みなせ ありす)
Sマニ大学に通う大学生であり、大学内における能力や人柄等がずば抜けて優れているとされる「Sマニ四天王」の一人。
神宮寺と良く一緒にいる女性。美しく上質なロングヘアーの金髪が特徴の美女であり、世間からは大変有名な女優として名を馳せており、その活躍範囲は海外にも及んでいる。また、オッドアイである事も明らかになっている。インフルエンサーとしても非常に有名であり、アリスが投稿するとモノやサービスに関係なくバズリまくる。時折、運営元の社長である赤倉の依頼で女優志望のレッスン生に演技の手解きや歌手活動もしている。華やかな見た目と抜群のスタイルとは裏腹に女優としてのプロ意識は本物であり、赤倉も認めるほどに謙虚で誠実な性格をしており、所作も美しく(ボランティアで子供と触れ合うくらいに)子供が好きだったりと人間性も至極真っ当である。
五鬼神の実験のせいで1ヶ月間仕事をドタキャンしたことでどん底女優になってしまい、周囲からの評判が悪くなってしまったことがあったが、その後、神宮寺や世良、赤倉などの協力もあり、イメージチェンジし、人気女優としての地位を取り戻した。イメチェン後は以前よりも額を広く見せストレートヘアに少しのウェーブを掛けた髪型になっており、(作画ミスかは不明だが、)オッドアイではなく左右同じ眼の色をしている。
実は自身はキャンプに行った際、川で溺れてしまったが神宮寺が助けてくれたことで、神宮寺に恋をしてしまい、告白したことがあるが、断られた。だが神宮寺のことを諦めたわけではない。
- 世良小次郎(せら こじろう)
Sマニ大学に通う大学生であり、大学内における能力や人柄等がずば抜けて優れているとされる「Sマニ四天王」の一人。話の中で「うむ」や「お主」等を用いたりとどこか古臭いところがある。
神宮寺の親友で、グレーの髪色とサングラスと黒マスクが特徴の大学生。本人曰く「自分の運命の相手にだけ見せる事にしている。」らしいようで黒マスクは如何なる状況であっても外したがらないものの、素顔は諸星や神宮寺にも劣らない程に整った顔立ちをしている。彼女作りに余念はないが、その怪しい見た目とこだわりのせいで神宮寺やアリスを始め親しい人物以外からは引かれたり避けられがち。それ故に、寂しがりな側面も持っている。
(仮にいい感じの雰囲気になっても、運命の人と決めた相手には結婚を含めた人生プランをかなり強引に押し付けてドン引きされた挙句にフラれるパターンもある。)
奇怪な見た目とは裏腹にポジティブで優しい性格をしている。ITの天才であり、相手のPCやスマホにハッキングして場所を特定したり監視カメラの映像入手も簡単にやって見せるほどの知識と技術の持ち主である。他にも、自ら手解きをしてITエンジニアやホワイトハッカーを育てる事もある。
FXや株取引などでも億単位の資産を築き上げている程にトレーダーとしての腕前や知名度も凄まじく、単純に持っている財産で言えばSマニ四天王トップの可能性もある。「世良伸次郎」と言う親戚がおり、彼もトレーダーであり、投資家としても優秀である。
([[世良も成り行きで女性に総資産を伝えたら見た目関係なしになびかれたものの、神宮寺から「運命じゃない人を見極める事も大事」と教えられたのもあり自ら振った事もある。>https://m.youtube.com/watch?v=X1juoq3ONgU&t=2s)
諸星からの施しを異様なまでに嫌う神宮寺と違い、自身はそこまで拘りはなく、彼を「氏」と付けるほどに敬意を持っており、時には自ら助力を申し出る事もある(諸星自身も世良のハッカーとしての腕前を心底認めている)。
- 青木源(あおき げん)
神宮寺や世良と同じくSマニ大学に通う学生。大学内における能力や人柄等がずば抜けて優れているとされる「Sマニ四天王」の一人。
現役のプロ格闘家でもある。
ある話で、8歳の頃に車にはねられ、億単位の心臓移植をしたことがある。3人兄弟の次男であるが、兄や弟に比べて出来が悪く、両親に見放され、その度に両親の同級生である天童光輝に預けられていた。なので、彼にとっては家族で過ごす時間より光輝と過ごす時間が多かった。上記の交通事故の時に、完全に光輝に引き取られ彼の下で育っていくことになり、それ以降は「天童源」という名前で格闘技に励むようになり、格闘家となった。
(天童光輝は高校生時代陰キャで断ることも苦手で、将来的に源の両親となるカップルから何かと色々押し付けられていた。そのこともあって、高校を卒業してからも彼らから毎回源の世話を押し付けられていた。)
ある話で神宮寺と世良が共同経営するプール施設で「トカシダコ」を持ち込んだDQN姉妹の所業によって慰謝料請求を含めた訴訟を起こされかけ、姉妹の両手両足がない兄を証拠隠滅のために殺害しようとしたところに神宮寺達が乱入し、彼らをピンチに陥ったところに助っ人として助けに現れた。凄まじい格闘能力と身体能力で事件は解決し、悪行を行った姉妹は今までの報いの如く逮捕と出所後の損害賠償請求を支払わざるを得ない末路を辿った。
- 成瀬蒼輝(なるせ あおき)
神宮寺や世良と同じくSマニ大学に通う学生。
プロゴルファーでもある。
九条組の人物
- 九条鷹鶴(くじょう たかつる)
九条組の若頭。金髪の短髪に精悍な顔立ちが特徴のナイスミドル。経緯は不明だが、ケイタとも繋がりを持っており、「ツルツル」と呼ばれている。九条飛鷹の実の兄でもある。
強面な風貌とキツイ口調で誤解されやすいが、本来は正々堂々をモットーとし義侠心と誠実さに溢れた好漢であり、一度決めた約束は何があっても果たそうとする律儀で真っすぐな人物である。特に子供には優しく接し、子供を虐待している毒親や親に怪我を負わせた悪人に対しては制裁を下し、場合によっては改心するチャンスを与えている。キャバクラを経営しており、DQNが女性の場合は自分の店で働かせて借金(DQNが壊した車の修理費や鷹鶴から盗んだ金等)を返済させている。組員も律儀な性格な者が多く、子供の為に料理を作ったり、DQNへの制裁に協力している。九条組の組長であり実の父は行方不明であり、今でもその行方を追っている。そのため、組のナンバー2の若頭であるが、事実上のトップを担っている。
- 和泉豪(わいずみ ごう)
九条組の若頭補佐の一人。若頭の鷹鶴を尊敬しており、鷹鶴のことになると組員にも容赦なく怒る。ある話では、キャバクラを経営していることが明らかになった。
極道であるが、血を流す抗争を忌避している。
- 二階堂陽翔(にかいどう はると)
九条組の若頭補佐の一人。銀髪の青年であり、年の離れた高校生の弟である遊星がいる。
- 谷田龍(たにだ りゅう)
九条組の組員。短めの金髪に左眉上の傷が特徴の青年。父子家庭であり、父親と弟の健一の三人家族。
高校時代、不良に絡まれていた所をヤクザに助けられて以来、ヤクザに憧れ、家族と絶縁する形で九条組に入った。
一見無愛想だが、家族思いなところがある。手先が器用であり、父の仕事を見ただけで機械を簡単に操作したり、タトゥーを上手く描く事が出来る。
工場で働く父が仕事中に怪我をし、損害賠償を請求されそうになった事を健一から聞き、父に怪我を負わせた犯人に制裁を下し、犯人から手に入れた賠償金を父の治療費に当てた。
同級生の美優に好意を抱いており、美優に対して酷い扱いをした彼女の両親と妹に制裁を下した。制裁後、美優に告白するも、「結婚はしないが、子供ならいいよ。」と返された。
- 鬼山(おにやま)
九条組の専属医であり、闇医者でもある。九条組構成員の治療だけでなく、彼らが看過できない医療関係のDQNには容赦ない治療を行う。
- 金剛賀区(こんごう がく)
九条組の闇金事業部「もちもち金融」の社長。借金の取り立ての際は物凄い迫力で返済を催促する。
強面な風貌であるが、正義感が強く、他人に借金を押し付けたり、子供を大切にしない毒親を許せず、その子供と協力して制裁を下す。また、あくまで借金の対象は毒親本人であり、その子供から金を取らず、毒親によって他の闇金から借りてしまった子供の為に口利きで利息なしで借金を返済出来るようにしたり、毒親が奪った子供の金を持ち主である子供に返す等、弱きを助ける優しい面がある。
- 天海九十九(あまみ つくも)
九条組の闇金事業部「もちもち金融」の社員兼高校生。紫色の髪に丸眼鏡が特徴の少年。大人しい性格。
詳しい過去は不明だが、高校生活を送りながら、もちもち金融で働いている。
- 月城ナツナ(つきしろ なつな)
九条組の闇金事業部「もちもち金融」の社員兼高校生。銀髪のポニーテールが特徴の少女。気が強い性格であり、賀区を尊敬している。九十九とは同級生。
詳しい過去は不明だが、高校生活を送りながら、もちもち金融で働いている。
五鬼神財閥及び「ハコブネ」と関わりがある人物
- 五鬼神(ごきがみ)
諸星財閥、赤倉財閥、神楽財閥、宝条財閥、幸村財閥の裏に隠れた「五鬼神財閥」の当主であり、諸星すら「五鬼神財閥とは関わらないように」と代々聞かされている。
黒い長めの髪に青い瞳が特徴の青年。「過去の自分と連絡できるスマホ」、「寿命を換金できる場所やアプリの生成や消失を自在に行える」等、未来の秘密道具と遜色なさそうなアイテムを売り捌いたり普及したり、裏で『ファイブゴッド社』という名の研究施設を経営しており、諸星が経営している『モロスターテクノロジー』の実験の邪魔をしたり実験のデータを盗むことを何度もしている。諸星ら財閥当主は今あるものを人類に活かそうと行動しているのに対し、自身は何もかもを独占しようとするかのような活動を行っている。
鷹鶴経由でケイタが諸星に確認した結果、ケイタには常に穏やかで優しい振る舞いをしている諸星でさえ表情を失くし語気を強めて聞いている事から、諸星と並々ならぬ関係があるのは見て取れる。そして、五鬼神と対峙した諸星でさえ怒りと焦りを隠せなくなるほどに底知れない人物である。
「ハコブネ」と言う宗教染みた組織の運営を担っており、過激な方法でDQN共を制裁している黒川・白雪・九条飛鷹も関わっている。
独占欲が強く独善的な人物であるものの、おっちょこちょいなミスを犯してしまうことが多々あり、その度に側近の霧島ユズルからミスをフォローされている。
- 霧島ユズル(きりしま ゆずる)
五鬼神の側近。五鬼神のミスを完璧にフォローし切る有能さと武術経験のある相手を数名相手取っても無傷で制する腕っぷしを持つ。
かつては闇闘技場に参加し、決勝で敗れたところで五鬼神に拾われ、お金で解決してもらえた縁から忠誠を尽くすようになった。冷酷非情な五鬼神が大きな計画を頓挫してまで救う選択をされるほど信用を置かれている。
- 黒川新(くろかわ あきら)
相手に過激な復讐を選択をさせる金髪の男。
- 白雪(しらゆき)
黒川に協力している銀髪の美女。黒川と同じく悪質極まりない相手を過激な手段を持って制裁する仕事を担っている。裏の顔はキラースナイパーであり、後に「ハコブネ」と言う五鬼神財閥が運営していると思しき組織に身を置くもしくは協力者である事が判明した。
五鬼神から神楽を倒して諸星のデータを盗むように命じられ、神楽と関わりを持つようになったが、いつしか恋心を抱いてしまった。神楽と二人きりになった際、葛藤の末に神楽を逃がしてしまい、組織を裏切ろうとして追い詰められたが、神楽に救われた。神楽から五鬼神財閥の組織を辞退して神楽財閥の使用人になることを提案されたが、神楽に銃口を向けてしまった申し訳なさから神楽財閥の使用人になることを断った。その後、五鬼神から神楽を仕留めるよう命令され、剣士として活躍した。そんな中、神楽から電話でデートのお誘いが来た。神楽を仕留めるためのチャンスということで神楽が用意してくれたデートに参加したが、予想以上に神楽が振る舞ってくれて困惑した。自身は神楽を前にするといつもの調子が出ず、怒りと葛藤で神楽のもてなしのバラの花束を切ってしまい、神楽に真実を伝えた。だが、神楽は真実を知っており、神楽から切るか一緒についていくか選択肢を与えられた。しかし、自身はどちらも選ぶことができず、神楽の前から姿を消し、神楽との関係を終えた。
- 九条飛鷹(くじょう ひだか)
私立Sマニ高校の学生であり、九条組の若頭である九条鷹鶴の実の弟である。
一見すると陰気な風貌を漂わせる人物であるが、それは表の顔であり、裏には異常なまでの狂気と猟奇的な嗜好をしている。Sマニ高校で悪質な事をした人物によって命や人生を奪われた被害者もしくはその親族から10万円をもらう事と引き換えにその加害者を凄惨なやり方で粛清する裏の仕事を担っている。兄である鷹鶴から九条組に入らないかと度々話は持ち掛けられているも、「自分の正義がある」と言って全て蹴っている。また、黒川新と繋がりを持っており、度々行動を共にしている。
不動組の人物
- 霧島(きりしま)
不動組の若頭。五鬼神財閥の使用人の霧島ユズルと何かしらの関係があるのかもしれない。
- 安村(やすむら)
不動組の支部長。一時は九条組を出し抜きかけたが、不動組の本部が決めた手を出してはいけない「レッドリスト」に載っている九条組と因縁を付けたせいで、見捨てられてしまった。
早乙女財閥と関わりがある人物
- 早乙女(さおとめ)
早乙女財閥の当主。早乙女財閥は諸星財閥と同様に病院やテクノロジーを開発しているが、世間から底辺財閥と呼ばれている。実際、過去に諸星財閥と同じようにメイド制度を取り入れ、S級メイドになれば子供を授かることができるといった階級制度も取り入れたが、周囲のメイド達から自身と子作りするのは嫌だと逃げられてしまった。そのことがあって、自身は諸星を恨んでいる。
ある話で、諸星財閥に興味があると嘘をついて諸星邸に視察に行った際、たまたま諸星財閥の慈善事業であるメイドミュージカルの稽古場に遭遇した。諸星からメイドミュージカルのチケットを渡されたが破り捨て、出演するモロメイド達に『トップメイドになれるための講習会』とうまく話をつけて自身が経営する早乙女病院の手術室に監禁し、医者に心臓を摘出するよう申し付けた。一方その頃、稽古に全然メイドが来なくなったことに異変を感じた諸星は、早乙女病院を視察しに来た。手術室に拉致してあるモロメイドを見せないように自身は誤魔化しつつあったが、その時、モロメイドの1人が講習会があるとのことで手術室まで来てしまい、そのまま諸星と一緒に手術室に入ってしまった。そこにはメイド達がベットに眠ったまま横たわっていたが、次の瞬間、心臓を摘出したはずのメイド達が目を覚ました。どうやら、医者は心臓と腎臓を聞き違えて、腎臓を摘出してしまったようだ。その後、諸星は自身の悪事をメイド達から全て聞き、かなり落ち込んでおり、更に早乙女病院は経営不振に陥り結果潰れることとなった(その後、メイド達は諸星の手によって腎臓を修復され、無事にメイドミュージカルに出演できた)。
2024年11月20日の配信にて、登場する財閥の中で唯一ヤクザ組織を従え、裏の世界、特にヤクザ界に唯一精通している人物であることが判明。友人である大富豪・丸星の救援に現れ、彼の婚約者(後に妻)となる女性・千夏を連れ去ろうとするヤクザたち(このヤクザたちの組長は千夏を気に入っており、自分の女にしようとしていた)を一喝し、追い払っている。
また、丸星が後妻を迎えようとしてことごとく女性に振られた、本当の事情を知っている。
内閣と関わりのある人物
- 宮本総理大臣
マニ本の現代の総理大臣。就任してから3ヶ月経ったある頃、息子の龍一郎の件で諸星邸を訪れたことがあった。
国民からは当初は無能総理と呼ばれ、SNS上では酷く馬鹿にされていた。そのことに悲しむ龍一郎とその様子を見た海斗がモロスターTVの企画で、『大富豪の息子VS総理の息子』と題し、自身の良いところを見せつけることができるように計画してくれていた(途中、龍一郎が倒れ込んだ際、周りから野次が飛びながらも試合会場に入り龍一郎を介抱した)。その後、思わぬ形にはなったけど頼りになる一面を見せつけることができたことで(諸星財閥の力もあって)国民から受け入れられるようになった。
- 宮本龍一郎(みやもと りゅういちろう)
宮本総理大臣の息子。海斗と同じ乗馬スクールに通っているが、海斗に怪我をさせてしまったことがあり、最初諸星邸に行った時は海斗と張り合っていて、メイド乗馬で何かと勝負をつけて勝ちたがっていた。
そんな中、自身の父親が国民から馬鹿にされていることに悲しんでいるところを海斗が見ており、父親のためにモロスターTVで『大富豪の息子VS総理の息子』と題し、乗馬で対決するといった企画を発案した。最初は引き分けだったものの、途中の対決で自身が倒れてしまい、父親に介抱され、その後諸星総合病院に運ばれた。そして父親に今回の企画を全て打ち明けた(その後父親は国民から受け入れられるようになった)。
海斗とは仲直りはできたものの、勝負をつけたい気持ちだけは変わらないようだ。
その他の人物
- 八神亜十夢(やがみ あとむ)
ケイタの後輩。様々なバイト先で共に汗水流して仕事に励む。ケイタからは「トムトム」と呼ばれている。
焦ると語尾が「だっちゃ」となってしまうなど田舎の方言が出てしまう。
ケイタと共に様々なアルバイトをしているものの、ケイタに比べれば能力が劣るのか、ミスによってトラブルを起こしたり誤解を招いてしまっては警察の厄介になりかけた事も何回かある。
- 青山善太郎(あおやま ぜんたろう)
大学生。5人兄弟の長男で、親の残した3千万円の借金返済のためにバイト漬けの生活を送っている。
正義感が強く、バイト中についカッとなってクビになってしまうことも多い。
- 如月魁聖(きさらぎ かいせい)
ホストクラブ・CLUBマニマニのホスト。茶髪が特徴のイケメン。
元々会社員であったが、職場の空気に馴染めず、ホストに転職。当初は先輩ホストから嫌がらせを受け、失敗ばかりで落ち込んでいたが、帰り道に公園で少女・あさみに励まされた事がキッカケで自信がつき、神宮寺からのアドバイスもあって、No.1ホストになった。その後、あさみと再会し、彼女の姉・みどりの手術費で悩んでいた事を知り、手術費を支払って姉妹を助けた。その後、みどりと両思いになり、姉妹と一緒に暮らしている。
- 金子(かねこ)
紫色の髪が特徴の男性。その正体は窃盗と詐欺の常習犯。
空き巣に入ったり、盗んだ高級車やブランド品を転売したり、偽物の宝くじや偽札を作ったり、詐欺で儲ける等、悪どい事をしている。警察に逮捕されて出所しても、懲りずに窃盗や詐欺を繰り返している。因みに金子の犯罪の被害に遭うのはDQNキャラが多い。
関西弁が特徴的な青年。一見するとチャラ男に見えるが、本来は大変社交的で正義感強い好漢であり、ヤミ闘技場を勝ち抜くほどに腕っぷしも相当強い。一方、境遇含め幼い頃からまともな義務教育を受けていないまま生活してきたのもあって、一般常識や教養が非常に疎いばかりか文字の読み書きもあやふやな上に、スマホも持っていない。とある話で離れ島に運ばれ、適正チェックを受けた際はオールゼロ点と言う記録を出しており、実際にやらせれば逆に損失を被りかねないミスを連発している。
幼い頃は少し年の離れた妹と弟と暮らしていたが、上述のヤミ闘技場を勝ち抜いた事で妹達は裕福な家庭に引き取ってもらえる事になった。後に妹と再会する。
- 水無瀬レイ(みなせ れい)
女子高生の傍ら見習い探偵をしている。
名探偵になる熱意は本物だが、性格は少々早とちりかつ頭足らずな所があったりと、探偵としての資質に欠けているところがあり、雇い主の探偵事務所所長からはよく窘められている。
探偵業に勤しむ中、ある話でSマニ四天王である神宮寺すばると出会い自身が探偵をしている事を示す名刺を渡した際、神宮寺が同じSマニ四天王の一人であり親友である水無瀬アリスにその件を伝えた。
アリスもある話で自身を見かけた際は神妙な面持ちで見ている。
- 山口(やまぐち)
世の中が何かしら可視化された時に登場するニュースアナウンサー。
- マリン
人の筋肉が大好きな名門高校サッカー部のマネージャー。
母性本能が強く、男子部員から人気である。
部活の遠征で『桃雲亭』という名前の高級旅館に行った際、高級旅館の女将に憧れ、将来的に『桃雲亭』の女将となった。
神
勇退した人物
- 風町コウキ(かぜまち こうき)
諸星の知り合いで、ニコやケイタとも関わる赤髪の高校3年生。風のように現れ、嵐の如く去っていく転校生でもある。硬派を地でいき、喧嘩の実力は凄まじく、その戦闘力は一億(ナノマシンによる可視化)。親の都合と言う理由で数日経たず別の土地へと転校する。志揮の依頼で犬猿の仲(ライバル)と言えるヤコビとからむ場合もある。
21年9月7日投稿で彼を主役としたシリーズは最終回となる。