概要
諸星邸で働いている諸星志揮のメイド。階級は上からSS級メイド、S級メイド、A級メイド、B級メイド、C級メイド、D級メイド、E級メイドの7つ。基本的に階級別でモロメイドの衣装は決まっているが、(A級以下メイド限定で)話によっては一つの衣装に統一されている事もある。ニュージャパンに来てからは服装は基本統一と名言されている。
(少なくともA~E級の)メイド達は敷地内にあるメイド寮で寝食を共にしている。
しかし、五鬼神財閥との一応の決着が着いた5年後編(?)に於いて基本項目が記されたメイドブックには「当主に本妻に付いて聞くのを禁ずる」と記載された頁から始まる挿話で、SS級ですら知らされていない『ブラックメイド』なる階級も存在。これは複数存在する財閥及びメイド制度の母体となった『幸村財閥』の特殊能力当主(記憶と魂を受け継いだ当人)の監視を目的としており、彼の御眼鏡に掛かった者が他財閥当主の本妻になると云う。
SS級メイド
諸星に特別に認められたメイド。存在が明かされているのは一人『清姫様』であり、ほとんど人前に出ないため顔はおろか、存在すらほとんど知られておらず、A級メイドであったニコも知らなかった。
清姫はモロスターテクノロジーの機密情報を保管するために建てられた別荘の管理を任されていた。
S級メイド
諸星と特別な関係と認められたメイド。S級メイドになると普段は自由に過ごすことができる。諸星から指示があった時のみメイドとしての役割をこなす。諸星と特別な関係となっただけにA級以下のメイドからは『様』付けされる。一方、諸星の重要機密を特に多く握る「モロスターテクノロジー」の情報管理を任され、それによってスパイやテロリストに狙われる等、危険が伴うことも多くなる。S級メイドは諸星の子供を生むことができる。 また、諸星のパンツの中の秘密を知ることができる。衣装も普段は自由に過ごす事ができるだけに私服だが、A級メイドの衣装で過ごす事も可能である。
A級メイド
リボンの色は黒。
諸星とともに行動してサポートするや役割を任せられるメイド。諸星から常に直接指示を受けたり、側近やサポートを任せられるのは、A級メイド以上になる。基本的にモロメイドの個人情報は厳重機密であるものの、B級メイド以下の個人情報にも独自の裁量でアクセスする事が可能である。また、諸星と一緒にお風呂に入れる。
衣装はB級メイドをベースにしつつ、オフショルダーとチューブトップのような形になり、白のニーソックスを着用している。
B級メイド
リボンの色はオレンジ。
D級メイド、C級メイドを取りまとめるメイド。たまにA級メイドのサポートとして諸星に直接同行することもある。衣装は黒のワンピースに白エプロンを基調にしている。モノクロのワンピースで丈の長さはミニスカートサイズになっており、黒のニーソックスを着用している。
能力や人柄を諸星に認められた上でC級メイドからB級メイドに昇格した場合、特別ボーナスで1000万円が支給される。
C級メイド
リボンの色は青。
諸星邸の掃除がメインで諸星邸で少し自由に働けるようになる。衣装はD級メイドをベースにしつつ、紺色のサロペットを着用し、袖の長さも半袖になっている。
D級メイド
リボンの色は黄色。
指示をもらって働くことのできるメイド。大半は諸星所有の施設等への勤務になる。衣装は紺のワンピースに白エプロンを基調にしている。
一般公募含めて、モロメイドはD級メイドから始まるが、例外として、赤倉時生の妹アオイ、モロスターテクノロジー局長の娘ソフィアはA級メイドからはじまった。
E級メイド
リボンはない
メイドの見習いで、正式な諸星財閥のメイドではない。試験的に採用された場合や一時的に引き取られた幼子だった場合など特別なケースにしか使われない。衣装は黒のワンピースに白エプロンを基調にしている。
これらの階級以外にも、体験メイドといったメイドも存在する。
メンバー
SS級メイド
- 清姫ニコ(マニマニピーポー)
モロメイドの頂点に位置するSS級メイドであり、海斗の母親。モロメイドからは『清姫様』と呼ばれている。
モロスターテクノロジーの機密情報のバックアップを保管する別荘の管理を担っており、諸星財閥に於けるその重要度は非常に大きい。
普段は人前に姿を見せる事は滅多になく、顔はおろか存在さえごく一部の人間以外ほぼ外部に知られていない。
息子である海斗の前にも会えず、寂しい思いをさせてしまったことを反省し、海斗との時間を大切にすることを約束した。
父は大手呉服会社の社長であり、諸星財閥とは資金援助関係で関わりがあった。よってその頃から当主であった志揮とは19歳の頃財閥の資金援助関係で関わりあう(その頃から自身は志揮のことが気になっていた)。そんな中、自身の兄の部下が不正を犯し、赤字に転落するものの、諸星財閥の援助で会社が立ち直る(兄はその後交通事故で他界)。その後、志揮の曽祖父から志揮と結婚するよう持ちかけられたが、志揮には愛するメイド、くるみがいて、その事実を知った自身は卒倒。その後病院で目を覚まし、横山愛美からくるみの事情を聞いた際、自分の兄のことを思い出し、妻ではなくメイドとして働くことを決めた。
諸星財閥に赴いた時はメイドではなく、使用人として仕える。その際、メイドの中で志揮と関わりのあるメイドへのハラスメントが横行する危機的状況を知りモロメイドの階級分けを発案した。
志揮は曽祖父との継承問題の時期にプロポーズをしたものの、次期後継者選出に再び再燃する懸念から断りを入れSS級メイドとしてS級選出者に力を入れ、諸星性は名乗らずにいる。
S級メイド
- ニコ(2023/3/16~)、
- リズ(2023/5/19~)
モロメイドの一員にして当初はE級メイド。15歳の時、諸星孤児院で成績トップだったということで、諸星に引き取られた。仕事もできる存在ということで、他のメイド達とも仲が良かったが、諸星に対してのみ素っ気ないところがあった。ニコとは施設から引き取られた時に親身になってくれた存在ということもあって、親友同士である。また、仕事内容に海斗の部屋掃除があり、毎回会うことで海斗とも仲が良い。20歳の時に父親が見つかった。
7年後、ある話で諸星がニコから自身の昇格について話を持ち掛けられるが、諸星に対する素っ気なさと海斗への普段の接し方からこのままE級メイドでいた方が自身にとって平穏な日々が送れると思い、E級メイドのままにしていた。だが、他のメイド達から諸星に自身の昇格についての質問が殺到し、諸星に対する気持ちがあるかの確認も兼ねるという意味で、急遽S級メイドの試験を受けることを諸星から提案され、実際受けることとなった。実は自身は諸星のことが大好きなのだが、諸星を前にすると素っ気ない態度を取ってしまう悩みがあった。その悩みは親友のニコも知っており、陰ながらニコからも応援されていた。ニコの応援もあって無事にS級メイドの試験に合格し、S級メイドに昇格。S級メイド昇格にニコと自身は泣いて喜び、諸星と愛を持って接することを約束した。だが、残念なことにリオ曰く妊娠できない体とのことだった。
S級メイドに昇格してからはニコとほぼ同じ頻度で出演するようになった。S級メイドに昇進してからは、青のチューブトップ型のドレスにストールをメインの衣装にしている。諸星の生活面をサポートする意味合いでメイドとしての能力を遺憾なく発揮するようになったものの、E級メイドでいた期間がかなり長かったところで飛び級でS級メイドになったため、少々世間知らずななところがあり、海外に行った事がないのもあって緊張しすぎる場面があった。また、ケイタが諸星の親友である事もニコに聞かされるまで全く知らなかった。
小和(こより)
モロメイドの一員にしてS級メイド。普段は諸星が贔屓にしている高級旅館の女将をしている。
諸星の計らいを受け入れた事で、彼の親友である赤倉時生の妹達を全員モロメイドにする橋渡しを担い、アオイの教育係を買って出た。
他6名
A級メイド
- ニコ(~2023/3/16)
- ソフィア
モロメイドの一員にしてA級メイド。ニコの同僚。モロスターテクノロジー局長を務める父とドイツ人の母親を持つハーフ。モロメイドの中ではトップレベルの美貌を持つが、性格は自意識過剰気味で嫉妬に駆られやすい部分がある。
ある話でS級メイドになったニコに嫉妬してしゃしゃり出るようになり、年に一度行われるモロメイドの一般公募の運営責任者を担った。しかし、緊張で空回り一次選考通過者のデータ処理で大きく躓いただけでなく、スパイとして紛れ込んだメイド候補を危うく採用しかける。しかし、ニコの先を見据えた完璧なフォローもあって事なきを得ると同時にニコの有能さとS級メイドに選ばれるのも納得な事実を受け入れる事になった。それからは自惚れていた自分を改め、ニコの弟子としてやり直す事になった。
ニコを含むモロメイドが大きく絡む話では高確率で再登場している。
- 赤倉アオイ(あかくら あおい)
赤倉財閥御曹司、赤倉時生の妹。赤倉財閥の3女。
モロメイドの一員にしてA級メイドでもあり、格闘技を得意とする。姉妹達の中では特に活発でざっくばらんな性分であり、兄である時生を特におもちゃ扱いしていた。
当初は長男である時生を姉妹共々いじっていたが、ある出来事をきっかけにモロメイドになったと共に兄を尊敬するようになった。好物は塩辛。
- 奈美(なみ)
モロメイドの一員にしてA級メイド。ニコの同僚。
女子高生の妹であるみさこがおり、優等生故のプレッシャーから自分より弱い人間を平気で馬鹿にする問題児であった。諸星の作戦で「嫌われ者を当番制で決める」と言う規則を在籍校で施行された事で、みさこは馬鹿にされる人間の気持ちを心から理解した事で更生する事になった。
- ナターシャ
モロメイドの一員にしてA級メイド。紫色の髪の毛で紐で括ってある髪型が特徴。無能なところがあり何かしら失敗することが多いことで、周りのメイド達から煙たがれるようになる。そのことで仕事もあまりやらせてもらえなくなり、周りのメイド達からA級メイドであることを不思議に思われている。
しかし、髪の毛を結ぶ紐を解くと、超ハイスペックで手際の良いメイドへと生まれ変わる(周りのメイドたちからは噂のA級メイドと称されており、実際、ある話で、諸星財閥関係者の食事会が開催されるときにシェフが謎の集団発熱を起こして欠席し、急遽メイド達が食事を作るようになった際、メイド達への的確な指示と腕前で時間的に切羽詰まった状況からなんとか時間までに間に合って食事を並べることができた程)。実は、詳細は不明だが、彼女は特殊二重人格があり、髪の毛を結ぶ紐を解いたり縛ったりすることで、人格と体格が変化する特殊な体を持っている。そのため、身体測定の検査を行うと数値が安定しなかったりする(上記の話ではそのことが原因で諸星財閥関係者の食事会に参加できなかった)。彼女の二つ目の人格は、レイチェルという名前であり、ナターシャの成長のために存在している。ナターシャ自身もレイチェルに負けないくらいのメイドになりたいとのことだ。
他
B級メイド
- ミライ(2023/5/18~)
モロメイドの一員にして当初はC級メイド。母子家庭で経済的に恵まれない環境の中で、高卒の身ながらモロメイド採用試験に合格した経歴を持つ。能力は平均的だが、運動神経は良く根性が大変優れている。
諸星の指名と発案によって、ダーツで決めたメイドの仕事をこなす形の試験で様々な仕事をニコのサポートを受けながら行っていく。その中で、自分とニコの能力差に打ちひしがれながら、昼夜問わず働き自分を養ってくれた母を想い、他のモロメイド達の努力を知って堪え奮起していく。そんな中で諸星財閥のSP育成のトレーニングジムでバニーガールの格好をしながら練習生達とのルームランナーでの走り合い勝負に乗る事になった。結果は自身の努力と根性で勝ち切り、それを認めた諸星からB級メイドに昇格される事になった。
- 桃華(ももか)
モロメイドの一員にしてB級メイド。顔、スタイルが他のメイドに比べて男も女も関係なく惹きつけるほど抜群によし。ゆるふわ系女子で見た目に反して大食い。
- アンナ(スパイ)
- レイザ(2023/5/9、99年後から来たサイボーグ、死亡)
- アルカナ(2023/5/9、99年後から来たサイボーグ、死亡) 他
C級メイド
ミライ(~2023/5/18)
他
D級メイド
- 美咲
- レイザ(~2023/5/9、99年後から来たサイボーグ、死亡)
- アルカナ(~2023/5/9、99年後から来たサイボーグ、死亡)
- モナ
モロメイドの一員にしてD級メイド。S級メイド以上でないと知ることが不可能な諸星のパンツの中をどうしても知りたく、いつもパンツを脱がしていくものの失敗し、諸星にバレてしまい、その後ニコに説教されている。一度諸星の銀のパンツまで脱がしたことがあったが、銀のパンツの中に更に金のパンツがまだあることに落胆していたところ、諸星にバレてしまい、諸星から『最強水責めマシン』でお仕置きされ、さらにその騒ぎを聞きつけたニコから諸星邸に響くぐらいの叫び声がするレベルのお仕置きをされたことがあり、その後ニコから完全に改心させられ、以前より仕事に励むようになり、S級メイドを目指している。
- カエデ
モロメイドの一員にしてD級メイド。詳しくはこちらを参照。カエデ(マニマニピーポー)
E級メイド
リズ(~2023/5/19) 他
体験メイド
イブキ(モロスター学園の男子生徒、元ハコブネのメンバー)