表記ゆれ
16bit (もしかして⇒ぼくらの16bit戦争)
(もしかして⇒16bitセンセーション)
概要
16ビットとは2進数で16桁を表し、65,536通りの数を表現できる。
例えばビデオチップの表示色数で「16ビットカラー」と言えばそれは65,536色表示のことである(制御信号などの関係で実際にはそれより若干少ない場合がある)。
16ビットCPU
16ビットCPUの定義は曖昧だが、基本的にはデータの処理を16ビット単位で行うもの(レジスタ、演算器が16bit)を指し、有名なものにIntel 8086、80286、65816などがある。これらはデータバスも16ビットであった。メモリアドレスのビット幅はまちまちで、8086は20ビット(1MB)、65816は24ビット(16MB)である。
8086や80286およびその互換CPUはPC-9801のような1980年代のビジネス用パソコンによく使われ、ゲーム機にはスーパーファミコンに65816互換CPUが使われた。
初期のMacintoshやX68000などに使われた68000は8086と同世代で(性能は80286と同程度)、同CPUを採用したメガドライブには16-BITの金文字が輝いていたが、68000はデータを32ビット幅で扱うので、上記の定義に従えば実は32ビットCPUである(外部データバスは16ビット、メモリアドレスは24ビット)。
おもな16ビットコンピュータ
※68000搭載マシン(X68000、メガドライブ、ネオジオ)は公称16bitだが、実態は32bitに近い。