アニメ制作会社はエイトビットを参照の事。
概要
8ビットとは2進数で8桁を表し、0~255など256通りの数を表現できる。
ほとんどのコンピュータは8ビットを1バイトと呼び、データ容量の基本単位として扱う。
かつてのゲーム業界では「16-BIT」「64ビット級」「ニンテンドウ64」など、CPUのビット数をゲーム機の性能の宣伝文句として多用したこともあって、そのゲーム機の性能とCPUのビット数が結びついて印象付けられた。
そのため、「8ビット」は一般的に、1980年代前後のレトロPCやレトロゲーム、および当時のハードウェア音源(PSG音源、FM音源)で再生された音楽などを連想させる言葉として定着している。
8ビットCPU
8ビットのCPUといった場合、定義は曖昧だが、データバス・レジスタ・演算器といったCPUの主要な要素のビット幅が8bitのコンピュータ・アーキテクチャのことを指す。これら要素のビット幅は等しいことが多いが、異なる場合、何ビットのCPUと呼ぶべきか、意見は割れる。
なおアドレスバスの幅はこれらと異なることが多い。8ビットのCPUは16ビットのアドレスバスを採用し、64KB(キロバイト)までのメモリにアクセスできるアーキテクチャが多い。
8ビットのマイクロプロセッサは1980年代のホビーパソコンやゲーム機に広く使われ、1990年代には携帯ゲーム機で使われた。
それ以降も機器組み込み用として8ビットマイコンが広く出回っているが、この分野でも近年、IoTなどの要求仕様の高度化や、汎用開発ツールの援用要求により、32ビットCPUの浸透が進みつつある。
おもな8ビットコンピュータ
その他の8ビット
8ビットの画像は1ピクセルあたり8bitを使う256色のもの。
8ビットの音声は1サンプルあたり8bitを使うもの(一般的なWAVは16bit)。
「8ビット」と言ったときこれらを指すことはあまり無い。
関連イラスト
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8bit(表記ゆれ)