概要
凰呀（OGRE AN-21）とは、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』に登場するサイバーマシン。
名雲京志郞のチームが 設計思想の違いから風見広之と袂を分けた兄 名雲征が制作したマシンをベースに 葵自動車の研究開発部門で製作したサイバーマシン。
アスラーダプロジェクトから途中で別れた関係から前4輪・後2輪の6輪仕様であり、兄弟機というべきアスラーダとの共通性がある。
バイオコンピュータをコアとした最新鋭CSのその仕様は 名雲征の「究極のレースマシンの追求」というマシンの高性能化思想に則っているため 常に最速にみを追い求めていく仕様で高性能のではあったもののドライバへの配慮が全くなく レースにおける人とマシンの共闘においてドライバーの技量や心情は全く考慮しないなど問題をかかえていた
そのため最速を求めるあまり 常に過度の走行補正を勝手に行い 未熟なドライバに対してもトップドライバ並みの高い能力を要求した結果 決定的な破綻をおこしテストドライバーが2名とも死亡するという事故が起きてしまい長きに渡り封印される原因にもなっていた。(風見広之氏もこのことは予期しておりマシンのみの行き過ぎた進化は危険だと主張し 対立の原因となったが 皮肉にもその正しさは死亡事故という最悪の結果よって証明されることとなった。)
なお、アスラーダでは 本機とは 大きく異なり、サイバーシステム にドライバの技量や心情を考慮する機能を与えることによって ドライバを成長に合わせて進化成長できるようになっているため このような破綻は発生せず 共に成長するという仕様は風見ハヤトの成長の一助にもなっていた。
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