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スピリット・オブ・ファイヤの編集履歴

2017-03-02 20:47:32 バージョン

スピリット・オブ・ファイヤ

すぴりっとおぶふぁいや

ゲーム『HALO』シリーズに登場する架空の宇宙艦艇。UNSC所属のフェニックス級コロニー船の改造艦艇。 艦艇の登録コードは【CFV-88】 2473年に建造された旧式艦艇を海軍が徴用し武装を施し運用されている。 改修後は強襲揚陸艦として2531年頃ジェームズ・カーター大佐の指揮下でアルカディア攻防戦に参加後突如スリップスペースへ突入し人員を含めて2534年頃M.I.Aに登録された。

もしかして→スピリット・オブ・ファイア(『シャーマンキング』に登場する精霊


船に関する概要

 スピリット・オブ・ファイヤは2473年に建造された大型のコロニー船で民間人が艦長を務めていた事もあるが所属自体は当時からUNSCとなっている。

同じ目的で建造された同級の船も存在しそちらは惑星ハーヴェストの入植に用いられ首都ウトガルドへ電力を供給するために解体される。

 2520年には海軍がこのコロニー船を徴用し強襲揚陸艦として改修後コール艦隊へ配備した。

 後年ハーヴェストは大規模な農業惑星となるが2525年勃発した人類が初めて経験する異種族間との戦争であるコヴナント戦争で一番最初に襲われた星でもある。

艦艇のサイズ

 船体は2500m級のサイズでUNSCの艦艇全体で見ると比較的大きくエポック級空母とほぼ互角のサイズで後年建造されたハルシオン級軽巡洋艦やマラソン級重巡洋艦よりも大きい。

とは言え艦隊旗艦としてほぼ一品生産に近い大型空母のトラルファガーやコヴナント戦争後の2558年頃再建の進んでいたUNSC艦隊が誇る最大級の規格外品に近いUNSC インフィニティと比較すると半分くらいのサイズである。

装甲関係

 コロニー船時代は不明だが軍が2520年頃強襲揚陸艦として改修し運用する都合当然装甲化されている。

多くの艦艇で使われているチタニウム-Aを採用。

チタニウムAは戦闘艦艇向けに大規模に使用されている装甲で比較的小型なカロン級軽フリゲート等でも使用されているUNSCでは標準的な装甲と言える。

流石に艦艇自体が古く設計自体戦中どころか戦前の船という事もあり戦後のUNSCにおいて普及しつつあるエネルギーシールドは当然装備されていない。

搭載兵器システム

 戦前のUNSCにおける標準的な構成の兵器群を搭載しているが大量のデッキガンを装備しているのはかなり珍しい。

コヴナント戦争中に追加された武装等は確認されておらずプラウラー級のようなパルスレーザー等特殊な兵器は搭載していない。

またプロフェシー救助時にハヴォックを使用しており核兵器を運用する事自体は可能なようだがハーヴェストでの戦闘直後に移動しアルカディア攻防戦に参加と連戦状態で最低限の補給しか受けていなかったのか軌道上にいたコヴナント艦艇を核攻撃する等の行動はしていない。

 核兵器が無い都合スピリット・オブ・ファイヤがコヴナント艦艇に対して有効となりうる兵器はタイプにもよるがM.A.Cガンのみとなる。

 また近接航空支援や対空戦闘と対艦戦闘に用いる事の出来るアーチャーミサイルも相当数装填したポッドも保有し近接防御用のディフェンスガンは基本的にUNSC艦艇は搭載する傾向が強いのだがスピリット・オブ・ファイヤにその種の兵器が搭載されているかどうかよくわかっておらず大量のデッキガンで代替している可能性も無くはない。

航空戦力の運用能力

 コロニー船だった事もありスピリット・オブ・ファイヤは多数の格納庫を持ち飛行甲板も有しておりペリカンのような通常の輸送機から仮設基地建設用の大型輸送機をスムーズに運用できる。

さらに大気圏用のB-56ショートソードを運用する事が可能で複数搭載されており主に航空支援任務に多用されアルファ基地周辺のコヴナントを爆撃する等実戦でも運用された。

宇宙と大気圏両方で運用可能なロングソードが搭載されておらずまたシヴァ対艦核弾頭の類も搭載していないようで航空兵力を用いての対艦戦闘はかなり限定される。

展開能力

 小型の射撃陣地から大型の指令センターのような物まで迅速に展開する事が可能で戦闘ではまず仮設の基地を展開してそこで地上へ下した部隊を一度集めて再度編制し戦闘へ投入する。

元々惑星をテラフォーミングする装置を有しさらに居住区を作り植民地とするのが目的で作られていた都合改修後も基地を展開するだけの物資も豊富に積載しており少なくともアルカディア攻防戦までは基地建設用資材等の在庫が無くなるといった事態は発生していない。

またODSTを地上に展開するためのHEV運用能力も備えている。

参加した戦闘

 2525年に発生したコヴナント戦争に初期の頃コール艦隊所属の艦艇として戦っている。

しかし元々はコロニー船で改修して与えられた艦種は強襲揚陸艦という都合上地上に部隊を展開して船自体は地上部隊を掩護する形が多い。

第三次ハーヴェスト奪還作戦

 ハーヴェスト奪還作戦には第二次から参加し第三次にも参加しアルファベースの確保や北極圏の遺跡を調査していたコヴナント部隊に対して陸戦部隊を投入し攻撃を加え撤退に追い込みコヴナントが調査していた物をアンダース教授を護衛しつつ調査している。

その直後再度コヴナント軍の攻撃を受けるが艦長のカーター大佐は運用限界ギリギリまで重装甲化された大抵の艦艇や部隊が持て余すような代物であるがフォージ軍曹のお気に入りと言われているグリズリー重戦車を投入し遺跡内部の部隊を救助している。

 その後コヴナント艦艇が移動を開始したがアルカディアへ向かった事が遺跡のデータからも推測できた事もありカーター大佐はコール提督に話をつけスピリット・オブ・ファイヤは調査を中止しアルカディアへ向かう。

第一次アルカディア攻防戦

 2531年9月頃2隻のコヴナント艦艇がアルカディアの民間居住区バースに対し爆撃を開始すると同時に地上部隊をを展開、多数の民間人を無差別に殺戮し始める(居住区と言われているが高層ビルが建ちならんでおり宇宙港を持つ都市となっていた)

現地に既に展開していたベルファースト、アーム・ストロング、テキサス、ピラー・オブ・オータム(改修前)の4隻が対抗し一隻は沈める事が出来たが代償として2隻の艦艇を失いベルファーストとピラー・オブ・オータムは甚大な損害を被っており最後の一隻を沈める事ができなかった。

 スリップスペースを抜けアルカディアに到着したスピリット・オブ・ファイヤもこの戦闘に参加するが艦艇の特性上対艦戦闘は難しい上に差し迫った状況として地上は地獄と化しておりUNSCの兵士から警察官まで動員して民間人を逃がすため抵抗を続けていた。

 カーター大佐は艦艇の方を後回しにしフォージ軍曹と複数のホーネットを地上へ投入し最大限民間人の避難を行うように逃走ルートと脱出用のシャトルを確保するため奔走する事となるアルカディアに駐屯していたUNSC部隊の損耗は大きくまともな組織戦が出来るような状態ではなく颯爽都市が消滅するのは時間の問題だった。

 しかしSPARTAN-Ⅱ グループオメガが現地で戦闘に参加しさらにバースのシャトルの防衛にはSPARTAN-092ジェローム指揮下のレッドチームがシャトルを守るため戦い続けていた。

レッドチームはシャトル近辺に陣取り攻め寄せてくるコヴナント軍を尽く撃退しシャトルを逃がす事に成功するがコヴナントはさらに地上部隊を投入、バースとその周辺地帯に拠点を構えしまい形勢は極めて不利となり都市部から脱出するしか選択肢がなくなりフォージ軍曹は生存していた部隊をまとめ都市から距離を置いてクレーターにスピリット・オブ・ファイヤが得意とする迅速な拠点設営を行い反撃の機会を狙う事となる。

フォージ軍曹らはその後設営された基地にて反撃のための部隊を編制しつつ断続的に攻撃を加えてくるコヴナント軍と交戦しているコヴナントは初期段階で投入している部隊が多くさらに拠点まで設営されており再びバース近辺まで行軍するのは困難だったが彼らに対して援軍が到着する。

SPARTAN-Ⅱグループオメガのメンバー達がフォージ軍曹らの部隊と合流し心強い味方を得た部隊はコヴナント軍拠点への攻撃を実行し拠点の制圧と破壊に成功した。

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