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ピノコの編集履歴

2017-03-11 04:22:28 バージョン

ピノコ

ぴのこ

ブラック・ジャックに登場する人物。

概要

CV:水谷優子

ブラック・ジャックを公私ともにサポートしている助手の女の子。

名前の由来はピノキオから。


双子として生まれるはずだった姉の体のこぶ(畸形嚢腫)の中に脳や手足・内臓等がばらばらに収まった状態で登場。姉はあちこちの病院で摘出手術を受けようとしたのだが、摘出後に処分されることを恐れて念力で手術道具を破壊したり、テレパシーで医師等を狂わせるといった超能力で手術を妨害するため手がつけられず、最終的にブラック・ジャックの元にやってきた。ブラック・ジャックも当初は妨害を受けたものの、「摘出しても培養液に入れて殺さない」と説得をして麻酔をかけ摘出。その後、姉側からの処分してほしいと言う依頼をブラック・ジャックは突っぱね、合成樹脂製の部品と組み合わせて一人の女児として組み立てピノコが誕生した。この超能力は畸形嚢腫の時だけ発揮されており、その後は全く使う描写はない(摘出後もBJを救うために一度だけ使ったらしい描写はあるが、まだピノコの姿になる前である)。

なお、ピノコもまたブラック・ジャック同様に壮絶な歩行練習などの特訓を歩んできた。ピノコのその姿はブラック・ジャックが過去に読んだ本の公害病に苦しんだ女児が元となっている。双子であるからには正常な形で誕生していたら姉と同じ姿であった可能性はある。

後にピノコに手術が必要になった際は、BJの依頼により姉が(嫌々だが)血液等の提供に来たが、妹とは認知しない立場で一貫している。ピノコの方も自分を殺そうとした人物を姉とは認めたくないようだ。


ブラック・ジャックとともに生活するただひとりの家族であると同時に、ブラック・ジャックが全幅の信頼を寄せる忠実な助手でもある。戸籍上の年齢は実質0歳だが、姉の体内で18年以上生きてきたことを理由に自分は18~20歳の「としごろのレレイ(レディ)」だと言い張っている。実際、知識はそれなりにあるようだが(繰り返すが優秀な助手である)、性格や行動は見た目どおりな幼稚園児程度で、特に話し方は呂律が回らない描写が多々見られる(尤も呂律が回らないのは人間の姿で生きていた事のない証でもあるが。畸形嚢腫時はテレパシーのみで発声はしていない)。

ブラック・ジャックの「おくたん(奥さん)」と自称しているが、ブラック・ジャック自身は娘のように扱っている。嫉妬深い一面も持っており、ブラック・ジャックが若い女性と関わることを嫌う。


その出自故に他者に対して深刻なコンプレックスを抱えているが、それでも明るさを決して絶やさない芯の強さと優しさを持った少女である。精神年齢は実年齢相応であるため、大人びた視点や包容力を見せることもしばしば。

関連タグ

ブラック・ジャック アッチョンブリケ

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