概要
魔導戦士ブレイカーは遊戯王OCG「黒魔導の覇者」に登場した闇属性魔法使い族効果モンスター。
テキスト
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1000
(1):このカードが召喚した場合に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大1つまで)。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×300アップする。
(3):このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
その魔法・罠カードを破壊する。
解説
効果は召喚した時に魔力カウンターを1つ置き、攻撃力が300上がるが、1つまでしか置けない。また、ブレイカーに置かれている魔力カウンター1つを除き、フィールドに存在する魔法・罠カードを1枚破壊する。もう一度効果を使う場合は、魔力カウンターを補充できるカードが必要。
「魔法都市エンディミオン」が自分のフィールドにあればこのカードの効果を使用する際に取り除く魔力カウンターを肩代わりできる上にこのカードと違って魔力カウンターを溜めやすいため相性が良いと言える。
似たような活用法ができる魔法使い族の下級モンスターにライトロード・マジシャンライラが存在し、そちらと比較すると効果を使用した後で即座にアタッカーとして使用できる点ではブレイカーの方が勝り、「光の援軍」でサーチできる点や特殊召喚された場合でも単体で効果を使用できる点はライラが勝っている。
汎用性の高さから禁止・制限を受けており、最初に制限を受けた年が2003年。2007年に禁止カードに指定され、禁止→制限→禁止→制限カードと続いて、2009年に制限解除された。
アニメ
アニメオリジナル「ドーマ編」(第162話「ティマイオス発動せず」)にて、闇遊戯がインセクター羽蛾との戦いで使用した。
羽蛾の罠カード「むしばみ」の効果で攻撃力が100ダウンし1800となり、羽蛾の永続魔法「虫除けバリアー」を破壊し攻撃力1500となる。その後、攻撃力1500となったことで発動条件を満たした速攻魔法「狂戦士の魂」の効果でブレイカーで羽蛾を連続攻撃して勝利。
破壊する時の効果名は「マナ・ブレイク」。