以下物語の重要なネタバレを含みます。
人物
主人公・榊原恒一の叔母であり、恒一の母の妹。夜見山市で実家暮らしをしながら、夜見山北中学校の美術教師を務めている。また美術部の顧問でもある。恒一が編入したクラスの副担任。
普段は「怜子さん」と呼ばれているが学校では必ず「三神先生」と呼ぶように注意している。
3組の悲劇を回避するため奔走するが、実は彼女こそが3組に紛れ込んだ"死者"であった。
実際は物語の一年半前に川に落ちて死亡しており、恒一は怜子の葬式のため一度夜見山を訪れているが、現象による記憶の改竄のため覚えていなかった。
そう、恒一の叔母とは仮の姿・・・・・・ではない。
恒一もクラスメイトも学校関係者もみんな、恒一の叔母の怜子が副担任の三上先生であることは公然の事実として知っており、秘密でも何でもない。知らないのは唯一、読者だけ。
「怜子さん」は3組の関係者でもなければ、呪いの対象内である二親等以内でもないため、謎を見破れなかった読者は予想外の「主人公の肉親の死」に驚愕することになる。
漫画版とアニメ版ではキャラクターデザインが異なり、アニメ版では私服時は眼鏡をかけて髪をポニーテールにまとめ、一方職場では髪を下ろして眼鏡はしていない。漫画版では逆で、私服時は髪を下ろし裸眼で、職場では髪をまとめて眼鏡をかけている。
アニメ版第8話『Hair stand -紺碧-』 は水着回ゆえグラマーな水着姿を披露してくれた。
アニメ版では怜子、三神先生ともに榊原奈緒子が演じているが、演出上三神先生役のほうは別名義になっている。(三神先生時は宮牧美沙代)
一人一役を二人二役に見せかけるため、放送中は宮牧美沙代という存在しない役者のプロフィールがわざわざプロダクションのHPに掲載されるという凝った演出だった。