オーザ
おーざ
概要
PSO2の登場NPCの一人。担当声優は下野紘氏。
宇宙船団オラクルの惑星調査員「アークス」の一員で、ハンタークラスのヒューマン男性。
いわゆる近接職であり、武器はパルチザンを常用する。
マグは脳筋の代名詞であるゴリラことドルフィヌス。
ハンターの教導官を務めるチュートリアル的キャラクターであり、ハンターならびにファイターに関するクライアントオーダーを担当している。
特にスキルポイント追加オーダーの存在が大きく、こなすことで14ポイントも追加される。
ハンターはメインクラスとして選ばずとも、サブクラスとして大抵の組み合わせで超が着くほど優秀なので、大抵のプレイヤーは彼のお世話になるだろう。
過去において派生職が初期選択できず開放が必要だった時期には、ファイターの許可申請も受け付けていた。
人物
アークス男性隊員。年齢21歳(EP4で23歳)。NPCの中ではかなり大柄で、身長は193cmもある。
己の肉体にフォトンを纏い、武器のみを頼って戦うハンタークラスに就いており、
ハンターの有用性を声高に喧伝するハンター至上主義者でもある。
他職との連携を考えなかった頃に発した「迷ったらハンター!」は彼を象徴するセリフであり、しばしばネタにされる。
盾としてパーティーに組み入れると安全と語り、自身も攻撃を受け止める役割を実践している。
教導官を務めることから、アークスとしての腕も並以上に立つようだ。
このように頼れる武人気質なハンターかと思いきや…
フォース職に対して肝心なところで息切れで攻撃できないなど言語道断。と超辛口なコメント。
他にも「打たれ弱い」「体力が減っているのに前に出る」など批判する発言は枚挙に暇がない。
登場NPCのうち思い至る人物といえばフォースの教導官を務めるマールーでくらいあり、実際に彼女のことを指している。
しかも彼女は彼女でハンターのオーザに対し「暑苦しい」「射線に入って邪魔」「理解不能」と発言しており、お互いにボロクソに貶している。
配置はよりにもよってテレポーターを隔ててすぐ近く、会話が筒抜けになる近さである。
しかし、当のマールーとは「くいっぱぐれになるが仕事がないほうが良い。(それが平和だから)」という部分で考えが共通している。
また、オーザも思い当たる人物も自分たちのタイプに限界がある事は自覚しているようで、
そこのフォローが欲しい、という点でも一致はしている。
実際に、出会ってすぐの頃こそハンター至上主義的な一面を覗かせるが、ストーリーが進むにつれ他のクラスの有用性を認め、連携も意識するようになる。
EP4では新規追加クラスであるサモナーに大して「連携のためにお互い理解しなくては」とまでコメントし、当初からは考えられない柔軟さを発揮している。
ちなみに実際のところPSO2では火力が環境を支配する火力超至上主義な風潮が一般的であり、いわゆるタンク的な職としてはほぼ機能していないに等しい。
だが実際にヘイトを奪うスキルで敵の攻撃を受けて貰えると遠距離職としては攻撃に専念でき非常に安全かつ快適であるので、盾というのがあながち間違っているとも言い切れない。
またフォースは体力が低いかつ自己回復可能なので、確かに回復してから行動してもらいたいところである…
実のところマールーとは互いに男女として意識しあっており、EP3においてアザナミの余計なお世話により半年間は絶縁に近い状態になるも、同じくアザナミの手によって取り持たれ、以前の仲を取り戻した。マッチポンプ?聞こえんなあ~
その後はともに活動している時間も増え、本人は「まだ付き合っていないぞ!」と否定しているものの、資料集では恋仲になったことがバラされている。
過去
ハンターを目指したのは幼少期にある少女を庇って落盤に巻き込まれた際に、死亡せず自己回復していたから、と本人が語っている。
が、設定的にはともかくゲームシステム的にハンターに能動的な自己回復能力はなく、回復していたのは庇われた少女が無意識にテクニックを発動し治癒したことによる。
よって正確には、フォトンにより落盤に巻き込まれても死亡しない程度の防御力を発揮し、テクニックにより回復した…というのが事の真相であろうと思われる。
(打撃職は肉体にフォトンを纏い、法撃職はフォトンを放出するクラスである。)
多少の紆余曲折があったとはいえ、ハンタークラスとしての活動が認可されており、実際に適正のあるクラス選択だったといえるだろう。
余談
ネタになったり幼少からのマールーとの因縁などおいしい要素はちょくちょくあるのだが、人気投票では相方のマールーと並んで最下位常連である。
また本来男性用の衣装やボイスは人気がないため叩き売られるのが常だが、人気のなさ故かあまりに再販がされず、地味に高値がついていることもある。