オーザ
おーざ
宇宙船団オラクルの惑星調査員「アークス」の一員で、ハンタークラスのヒューマン男性。
武器はパルチザンを常用するいわゆる近接職で、マグは脳筋の代名詞であるゴリラことドルフィヌスに加えサブクラスはファイターと、完全な打撃特化キャラである。
ハンターの教導官を務めるチュートリアル的キャラクターであり、ハンターならびにファイターに関するクライアントオーダーを担当している。
特にスキルポイント追加オーダーの存在が大きく、こなすことで14ポイントも追加される。
ハンターはメインクラスとして選ばずとも、サブクラスとして大抵の組み合わせで超が着くほど優秀なので、大抵のプレイヤーは彼のお世話になるだろう。
過去において派生職が初期選択できず開放が必要だった時期には、ファイターの許可申請も受け付けていた。
己の肉体にフォトンを纏い、武器のみを頼って戦うハンタークラスに就いており、
ハンターの有用性を声高に喧伝するハンター至上主義者でもある。
他職との連携を考えなかった頃に発した「迷ったらハンター!」は彼を象徴するセリフであり、しばしばネタにされる。
盾としてパーティーに組み入れると安全と語り、自身も攻撃を受け止める役割を実践している。
教導官を務めることから、アークスとしての腕も並以上に立つようだ。
実際に高レベル帯ではレア13武器であるレイパルチザンを装備しており、モブがレア9武器などを装備しているのを考えれば相当の差である。
このように頼れる武人気質なハンターかと思いきや…
フォース職に対して肝心なところで息切れで攻撃できないなど言語道断。と超辛口なコメント。
登場NPCのうち思い至る人物といえばフォースの教導官を務めるマールーくらいであり、実際に彼女のことを指している。
他にも「打たれ弱い」「体力が減っているのに前に出る」など批判する発言は枚挙に暇がない。
しかもマールーのほうもハンターのオーザに対し「暑苦しい」「射線に入って邪魔」「理解不能」と発言しており、お互いにボロクソに貶している。
配置はよりにもよってテレポーターを隔ててすぐ近く、会話が筒抜けになる近さである。
もっともこれらの悪言の内容はEP1当事の情勢を反映したもので、サブクラス実装や調整を経たEP5現在ではフォース/テクターのマールーの場合テクニックチャージ中にPPが回復するスキルとPP回復量を増強するスキルの組み合わせもあり、通常の戦闘で息切れすることはほとんどない。
各種スキルによって環境が変化しており、そもそも仕様を言い出すと射線もクソもないので、今となっては「何言ってるんだコイツら」状態となっている。
ただ法撃職で体力を減らしたまま行動する利点が少ない点についてはあまり変わっていない。床を舐める前に回復しておこう。
しかし、当のマールーとは「くいっぱぐれになるが仕事がないほうが良い。(それが平和だから)」という部分で考えが共通している。
また、互いに自分たちのタイプに限界がある事は自覚しているようで、
そこのフォローが欲しい、という点でも一致はしている。
実際に、出会ってすぐの頃こそハンター至上主義的な一面を覗かせるが、ストーリーが進むにつれ他のクラスの有用性を認め、連携も意識するようになる。
EP4では新規追加クラスであるサモナーに大して「連携のためにお互い理解しなくては」とまでコメントし、当初からは考えられない柔軟さを発揮している。
実のところマールーとは互いに男女として意識しあっており、EP3においてアザナミの余計なお世話により半年間は絶縁に近い状態になるも、同じくアザナミの手によって取り持たれ、以前の仲を取り戻した。マッチポンプ?聞こえんなあ~
その後はともに活動している時間も増え、本人は「まだ付き合っていないぞ!」と必死に否定しているものの、資料集では恋仲になったことがバラされている。
EP5ではちゃっかりマールーとペアで出演している場面がある。
また、2018年バレンタインイベントの「異性からどのようなチョコレートを貰えたら嬉しいか」と言う聞き込みでは
「来るもの拒まず、来なければこちらから攻める」、「質より量」と解答。ちなみに「質より量」はマールーと同じ意見である。何だかんだ仲いいなお前ら。
一年後のホワイトデーイベントでは会場の確保のためにマールーとの共闘Eトライアルに登場。トライアル終了時の「今年こそ自分で…」との発言を聞き、マールーが喜んでいる様子が窺える。この共闘Eトライアルに限り、どちらかが戦闘不能になると激昂するようになった。
ネタになったり幼少からのマールーとの因縁などおいしい要素はちょくちょくあるのだが、人気投票では相方のマールーと並んで最下位常連である。
その後は投票対象キャラクター候補が少数に絞られるようになり、人気投票そのものから姿を消した。
また本来男性用の衣装やボイスは人気がないため叩き売られるのが常だが、人気のなさ故かあまりに再販がされず、地味に高値がついていることもある。
ハンターを目指したのは幼少期にある少女を庇って落盤に巻き込まれた際に、死亡せず自己回復していたから、と本人が語っている。もちろんこの少女が誰かは言うまでもない。
しかし設定的にはともかくゲームシステム的にハンターに能動的な自己回復能力はなく、回復していたのは庇われた少女が無意識にテクニックを発動し治癒したことによる。
よって正確には、フォトンにより落盤に巻き込まれても死亡しない程度の防御力を発揮し、テクニックにより回復した…というのが事の真相であろうと思われる。
打撃職はフォトンを纏い頑強な肉体を得られる傾向にあるため、ハンターの素質があったということになる。
多少の紆余曲折があったとはいえハンターとしての活動を認可されており、実際に適性のあるクラス選択だったといえるだろう。
ちなみに実際のところPSO2では火力が環境を支配する火力超至上主義な風潮が一般的であり、いわゆるタンク的な職としてはほぼ機能していないに等しい。
だが実際にヘイトを奪うスキルで敵の攻撃を引きつけて貰えると遠距離職としては攻撃に専念でき非常に安全かつ快適であるので、盾というのがあながち間違っているとも言い切れない。
難易度に「ウルトラハード」が追加されて以降はエネミーのバステ撒きや高速で繰り出される超火力に悩まされるケースが増えてきており、ハンターの受け能力の高さが見直されつつある。
近年には一部回復力を大幅に下げる代わりに被ダメージを下げる後継クラス「エトワール」が実装されたが、パーティ支援が主でありヘイトを管理するスキルを持たないため住み分けされている。
むしろエトワールをサブクラスに設定すると互いの耐久力が合わさり全職随一の不沈艦が完成するため強化要素になっていたりする。実際に公式の調査ではエトワールをサブクラスに設定している割合がもっとも高いクラスはハンターになっている。
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【ルサペル(腐)/カス主(腐)パラレル外伝】野の獣は猟犬の下で牙を研ぐ
PSO2の異世界パラレル「妖精は足を地に着け歩く(カスラ×男安藤)」シリーズ内で展開される、過去の話の3話目。ルーサー×男【仮面】ではあるのですが、舞台は完全にPSO2からかけ離れており、だからこそ全く違う人物関係になっています。こういうお遊びが嫌いな方は読まないのが吉。 双子の弟フェンを探す為、ルーサー達に助力してもらう代わりに軍に入ったレイ。同期内で纏め役のオーザと親しくなり、足場を固めるレイだが。 ワンクッションを兼ねて、1ページ目にシリーズ設定へのリンク等があります。繰り返しますが、パラレルゆえにキャラ同士の人物関係が原作及びアークスのフェン主役のシリーズにはないものになるので、目を通しておいていただければ幸いです。 過去編第3話。かなり間が空いてしまいましたが、続きます。本編もこちらも。 ようやくのオメガの人間以外からの登場キャラは、オーザでした。何気にレイより年下だった……(笑) お気づきの方もいるかもしれませんが、本編より4年前のこの時期はゲーム内EP1に当たります。このシリーズを書き始めたのがEP5の頃だったので、そこと被せた感じです。なので、NPCの年齢もその辺り。カスラが29なのは、単純計算したからです(EP1で30の彼はEP4で33なのです)。 題名では猟犬に例えているカスラですが、まだ二つ名としては出していません。後のレイのそれと違い、彼の二つ名は表には出ないものだったりするので、明かすタイミングが難しい(笑) 表紙は、ツキヤマさん(https://www.pixiv.net/users/737796)よりお借りいたしました。ありがとうございました。5,690文字pixiv小説作品