小岩井吉乃

こいわいよしの

『政宗くんのリベンジ』の登場人物。

プロフィール

本作のヒロインの1人。主人公・真壁政宗と同じ三笠原高校に通う女子生徒。

安達垣愛姫の最も近しい世話役で、人前では彼女と行動を共にすることが多い。彼女からは毎日のように大量の昼食や間食をパシられ、その度に愚痴をこぼされたりと実に理不尽かつ残酷な扱いを受けている（政宗曰く「意地悪な継母に虐められるシンデレラのよう」）。

実は、小岩井家は代々安達垣家の家令として仕える家系である。

そのため吉乃も幼い頃から愛姫に仕えており、「豚足」と呼ばれていたかつての真壁政宗を知っている上、今の政宗が豚足時代のそれと同一人物であることを知っている。

政宗と出会ってからは、愛姫に復讐したい彼に対し「彼女が政宗に振られて謙虚になってくれれば、自分にメリットがある」という理由から彼の復讐計画に協力することに。

それ以来、政宗からは「師匠」と呼ばれている。

なお、このように普段人前では疲れたような素振りを見せ、小動物的な性格を演じているが、政宗に「豚足」と書かれた紙をラブレターの如く下駄箱に入れたり、彼の復讐計画に協力したりと、その本性はかなり腹黒く計算高いような点もある。

実は政宗を「豚足」と罵って振った真犯人。

愛姫と仲良くしていた政宗に嫉妬し、彼から離れれば愛姫がまた自分に関心を持ってくれると考え、愛姫が病気で寝込んだ際に変装して政宗を「豚足」と罵倒した。

結果的に政宗と愛姫は離れることになったが、そのことで愛姫は豹変。男嫌いになり、ドカ喰いの悪癖を身に着け、さらに吉乃も使いっ走りとして振り回され酷使されるようになってしまったため、その行為を深く後悔することになる。