プロフィール
概要
本作のヒロインの1人。主人公・真壁政宗と同じ三笠原高校に通う女子生徒。
成績トップにして裕福な家庭を持ついわばお嬢様で、小岩井吉乃をはじめとする何人もの付き添い人を従える。
男子生徒からは多数の告白を受けるが、本人は大の男嫌いで、告白してくる男子の素性や行動を徹底的に調べ上げ、それに応じた酷いあだ名をつけ、しかも人前で堂々と振る。このことから学園内では「残虐姫」と呼ばれている。
その一方で、実は異常なまでのドカ食いであり、食べても食べても全くお腹に溜まらない。そのためお嬢様と言いながらも、昼食時は体育倉庫に隠れてドカ弁を何個も平らげている。
また、お嬢様ゆえに世間知らずな面も多く、たまに吉乃に相談する事もあるが、たまに彼女からも適当な偽情報を与えられ、後になって決まり悪い思いをすることも。
8年前、虐められっ子だった政宗をかばい、虐めっ子たちを撃退したことで政宗からは救世主的存在と思われていた。しかし、その後自分に告白してきた彼を「豚足」呼ばわりし、容赦なく振ってしまう。それ以来、告白してくる男子には酷いあだ名をつけて振るという現在のスタイルが身についてしまった。
政宗の転入以来、彼から(復讐へのプロセスではあるが)執拗なアプローチを仕掛けられたり、吉乃の介入によって本気で彼への恋心が芽生えかけたりと、政宗とは割と良好な関係にあった。車に轢かれそうになったところを政宗に助けられた際には彼に最接近したが、藤ノ宮寧子の登場により彼への好意は急降下。政宗の努力(?)により何とか関係を保つようにはなったが、以前にもまして彼をからかうことも多くなっていた。
政宗が寧子の家を訪れた翌日、彼が彼女を振って愛姫を選んだことを聞いた時からは再び彼への好意が増した一方、完全に振られた寧子に対しては可哀想に感じるなど、彼女への印象も以前よりかなり改善したようである。
寧子を見舞った際には「もう意地を張るのはおやめになって」と諭され、それからは政宗への恋愛感情とそれを否定する感情との狭間で悩むようになる。
そんな中、愛姫は政宗に「『豚足』というあだ名を憶えているか」と尋ねられる。愛姫はこの質問に答えられなかった。
愛姫は子供の頃を述懐する。その記憶の中には、ぷよっとしたほっぺ、つまみ甲斐のあるお腹を愛してやまなかった自分がいた。
すなわち、愛姫は昔のデブだった政宗の方がよっぽど好きだったのである。
そんなことを考えている愛姫の元に、ぷよっとしたほっぺとつまみ甲斐のあるお腹を持った1人の男子が現れる。彼の名は。
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愛姫:「めごひめ」と読む。キャラ名の元ネタ