ゲラード
げらーど
鈴木央の漫画「七つの大罪」の登場人物。
概要
第二章から登場する妖精族の女性。
歴代の妖精王に仕えていた妖精王補佐であり、他の妖精からも敬われている。
年齢は4200歳と、妖精族の中でもかなりの高齢にあたる。
妖精族の特徴である体臭(花の匂い)は【ミント】
その立場故に、妖精王であるキングを崇めている。
それは、新しい妖精王の森が攻撃された時に同族を守るよりも、彼を逃がそうとする位に絶対視している。
年齢的にも3000年前の聖戦を経験しており、魔神族の兵器アルビオンが復活した際に驚愕を露わにしていた。
過去
3000年前の彼女は、明るく人を思いやる少女だったが聖戦で裏切った人間により多数の仲間を殺される。ロウの仲間である男右目と足を奪われてしまい怒りに狩られたグロキシニアによりロウは殺され、自らも心に闇を抱えることとなる。
そのため、キングの代わりに妖精族の間で慕われている元人間のバンの事を快く思っておらず、エレインを楯に森に縛り付け、新たな『生命の泉』にしようとした。
また、同じ立場にあったヘルブラムに対しても、人間に好意的だった彼の姿勢と後に起こした悲劇の事もあってか、彼の事を『はみ出し者』だと思っていた。
その後はバンに戒められたこともあったのか、バイゼル大喧嘩祭後は、十戒がブリタニア全土を侵略している混乱の状況下で、ディアンヌやマトローナ一家を森で保護している。