※ケルト神話の登場人物については「スカアハ」を参照。
概要
レアリティ | SSR |
属性 | 風 |
タイプ | 攻撃 |
種族 | エルーン |
年齢 | 覇空戦争時代から生きている |
身長 | 142cm |
趣味 | 城下町の散策、読書、ノイシュをからかうこと。 |
好き | 突き抜けたバカ、覚悟を持つ者、新しい知識。 |
苦手 | 愚か者、裏切り、退屈 |
CV | 小島幸子 |
イベント「英雄再起」で初登場。
セルエルやノイシュの故郷であるアルスター島アイルスト王国のかつての城、現在の会議所で、ヘルエスとセルエルのロイヤル姉弟に世話になっている。
その正体は、かつてノイシュが討伐したはずの真龍と呼ばれる存在、「ディアドラ」である。
真龍ディアドラ
ディアドラは覇空戦争の折にアイルスト王国と契約して、その力でもって周囲の魔物の抑止力となって国を守るようになっていた。
しかし長い時の中で契約は忘れられ、ヘルエスとセルエルの父である先王コノールが契約を知らずにノイシュに討伐を命じ、ディアドラが倒れたために魔物の暴走を止める者はいなくなり、アイルスト王国の崩壊を招いた。
ノイシュはディアドラが消滅したと思っていたが、実は核は生きており、ヘルエスによって保護されていた。
英雄再起での活躍
荒れ果てたアイルスト王国がかつてのような栄華を取り戻すためには、まず復興を大いに邪魔する魔物を追い払う必要がある。
人の力で魔物全てを討伐するのは不可能に近いため、ヘルエスとセルエルはディアドラ本来の力を取り戻させる儀式を行おうとしていた。
そこへ、国を滅ぼした贖罪の旅に出ていたノイシュが帰還する。
ロイヤル姉弟が準備を進める一方、会議所で暇を持て余していたディアドラは、彼女に対する負い目から断ることの出来ないノイシュを半ば脅して街へ繰り出す。
ディアドラの名で呼ばれるのは不都合があるため、ノイシュに偽名を付けるように命令し、「スカーサハ」の名を得る。
以降はゲーム中でもスカーサハ名義となる。
スカーサハは街の中で人々の営みを知ることになる。
最終的にはディアドラとしての力を取り戻し、魔物に対する抑止力となって、アイルスト復興への足がかりとなった。
なお、ルリアノートにおいて「人の姿に化ける魔法など児戯」と言っており、更にスカーサハ加入時のフェイトエピソードより、ディアドラに戻った後も度々スカーサハになって街へ繰り出している。
外見
銀髪のエルーン族の少女で、目深くフードを被っている。エルーン族は長い耳があるためか、フードには耳を出すための穴が開いている。
ディアドラとしての真の姿はふさふさの白い毛が生えた獣のような竜。
少女としての姿は、核を保護するための薄皮のようなものであり、この状態では見た目相応の力しかない。
元々竜であるディアドラが何故エルーン族の姿になるのかというと、ディアドラの核を保護する器をアイルスト王国旧王家でありエルーン族であるヘルエスが自身の魔力を使って錬成したためである。
性格
一人称は「吾」。やや古風な口調。
可愛らしい外見とは裏腹に傲慢な性格で取り付く島もない。表情はフードで目元が暗いのも相まって常に険しい。
笑う時だけ、暗い目元が明るくなる。
好奇心旺盛で、元々竜なので人の生活を知らなかったため、ノイシュを引き連れてあれは何だこれは何だと聞いて回っていた。
サンドイッチがお気に入り。テキストでは分厚い丸いパンに焼いた肉を挟んだものとあるので、どちらかと言うとハンバーガーに近い?
同じ竜族であるためか、ビィを「同胞」と呼んでおり、ノイシュと打ち解ける以前からビィに対してだけは態度が柔らかかった。
性能
2017年5月に上記のイベント「英雄再起」が復刻した際にプレイヤブルキャラ化した。
種族はディアドラ本来の姿の「真龍」ではなく、イベントストーリー前にヘルエスが錬成した仮の器(エルーンの少女の姿)に由来する。
自身のHPを消費して戦える背水アタッカー。
余談
ディアドラや先王コノールの名前、舞台となるアルスター島など、命名の由来はケルト神話におけるデアドラの悲劇だと思われる。
元ネタによればノイシュとは恋仲。