概要
西ドイツ海軍がかつて建造されたフリゲートのひとつで、ケルン級フリゲートの4番艦。1962年12月に就航した。
名前の由来はバーデン・ヴュルテンベルク州第3の都市・カールスルーエ市から名づけられた。
戦前の軽巡洋艦から代々受け継がれた艦名で、船体が縮小されたものの、34ノットの快速を生かして数々の哨戒任務に大いに貢献した。母港は就役始めはクックスハーフェンだったが、1968年にヴィルヘルムスハーフェンへ転属となり、退役までこの地を見守ってきた。
最期
1983年3月28日、ドイツの海域の任務に終止符を打った。皮肉にも、本級で2番目に退役したフリゲートでもあった。その後、トルコ海軍にて「ゲリボル」として再就役した後、1994年6月に退役となった。