「何が『聖なるしっぽ』だ。ドロボウはドロボウだ。神様へのボートクだね」
「神様が見てる……観念して、おとなしく捕まれ」
プロフィール
人物像
聖ポーリア学院の中等部2年A組の少年。
羽丘芽美のクラスメイトでもある。
クラスのみんなからはあだ名の「アスカJr.」の名で呼ばれており、pixiv上でも本名よりもそちらでタグの登録されていることが多い。その為、検索にはそちらでした方が多く検出される。
ちなみにあだ名の由来は「飛鳥刑事の息子」であり、自身も探偵として事件を追い解決に導く事がある(=親の後を継ぐ意思を持っている)ため。
常に学年首席の成績で優秀を誇っているが、そんなことは微塵も感じさせない気さくさも持ち合わせている。基本的な性格は真面目で熱血なため、クラスメイトの男子にからかわれることも多々。
実は牛乳が嫌いという子供っぽいところもある。
実は密かに父子家庭(単親家庭)育ちである。ただ母親との思い出は少しだけだが持っている描写もある。作者いわく「アスカJr.の母親の話は、どこをどうつついてもアスカが不憫にしかならないため、絶対に執筆できない」らしい。
その父親に対しては、常にやる気のない飄々とした態度ばかり見ていることから「無能」「ダメ刑事」と辛辣な評価ばかりしている。ただし彼の父親である飛鳥友貴刑事は、いわゆる「やるときはやる男」というタイプであり、無能を装いながら容疑者がボロを出すのを待ち要訣を押さえて逮捕するという超有能な刑事である。また、その性質からか潜入操作および非公式(ないしは非合法)な囮捜査に駆り出される事が多い。
探偵を夢見ており、怪盗セイント・テールに関わる以前にも警察に協力して事件を解決したという経緯もあり、当初はその正義感と興味から「怪盗セイント・テール」を追っていたが、後にその熱意と才能を聖華市市長からも認められ、「セイント・テール専任捜査官」の権限を与えられた。
ちなみに彼女に対し、運動神経は今一で感覚は鈍い。そのせいでいつもセイント・テールに逃げられている。
互いの「セイント・テール」に対する立場の相違から芽美とはよく舌戦を繰り広げるが、次第に互いの事を気になり始める。