概要
CV:雨宮天
ロボットアニメ『無限神機モノマギア』の主人公。現実世界へは、巨大ロボット「ギガスマキナ」とともに現れる。
物語では、望まぬ戦闘を押し付けみたいにやらされ、それ故に周囲の人々に反発するなど、苦悩の多い性格だった(中乃鐘曰く「逆ギレして話が転がるほうが面白そうだと思った」とのこと。)。
本作初登場時でも設定通りの性格だったが、その後は争いがない平和な現実世界に馴染んでいった影響で現代っ子らしい明るく元気なお調子者のような性格へと変化した。
年下の女の子が好き。ヒロインのマヒロ・ユイナとはデートしたことがないらしい。
また、物語作中では生身での戦闘を考慮して訓練を受けていたらしく、身体能力は高い。
主武装は巨大ロボット「ギガスマキナ」。
初登場時には、同作品(無限神機モノマギア)の脚本及び構成を担当した中乃鐘昌明の自宅近辺に現れた関係もあり、彼の自宅で弁当を食べていた。
(ギガスマキナに関しては、別所に隠していたのだが……)
その後、ギガスマキナの存在を脅威と感じた自衛隊が動き出す事になり、自分と中乃鐘の自宅を訪れた颯太たちを自衛隊から救うためにギガスマキナを起動させたが、その行為で意図せず中乃鐘の自宅を壊してしまう。(この件は中乃鐘にちゃんと謝罪している。)
その後は特別事態対策会議にてメテオラが仮定した大崩潰を聞いてからはセレジアたちと行動を共にすると同時に対策会議の保護下に入る。
後に築城院真鍳の現界によって発生した被造物同士の戦闘で弥勒寺優夜と出会い、彼の洞察力、容姿、生身での戦闘の強さを見て「かっこいい」と評して羨んでいる。そして弥勒寺からも「お前のギガスマキナもクールだ」と評され、さらにギガスマキナへの搭乗も所望されたことで彼と意気投合している。
第6話ではセレジアとメテオラが新たな被造物(築城院真鍳)が起こした事件の調査に参加する中、鹿屋だけ現実世界を満喫したいがために自分の行動を優先するなど、視聴者から見ても鹿屋に対する評価が分かれるような行動が見られたが、セレジアたちのピンチを知ったときは迷わず助けに向かったり(第7話での荒川河川敷での戦闘や、第10話での戦闘)、アルタイルの件で苦悩する颯太をギガスマキナに乗せて激励するなど、物語の主人公らしいかっこよさを視聴者に見せつけた。激励された颯太曰く「鹿屋はかっこいいことを言えるようなキャラではない」らしいが、彼がこのように変化したのは、本人曰く「争いがない平和な現実世界に来たことで、自分の置かれた立場を考える時間がやっとできたからだ」とのこと。
また、前述したように物語作中では彼は無理矢理パイロットをやらされていたため、望まぬ戦闘を強いられ続けてきたことからストレスが溜まっている。彼の逆ギレしやすい性格は、そこが起因しているのかもしれない。
因みに、その中性的な声質と容姿をネタに、pixivに投稿されるイラストの中には女装姿の鹿屋瑠偉の姿もある。(実際、彼は可愛い)
ギガスマキナ
鹿屋が使用する搭乗型巨大ロボット。全長約55m。コックピットは頭部にある。鹿屋の意思で遠隔起動及びその状態での操作が可能。
I-IV氏曰く「『ボンズ系で勇者シリーズっぽいデザインの新世紀ヱヴァンゲリヲンをやった感じでよろしく』と依頼されてデザインした」とのこと。
現実世界に現れる前は無限神機モノマギア本編に関わるヤバい秘密持ちで、本来は人類の敵だったという設定があり、その象徴として鬼の面を被せ、大きさが55mであることから艦船をベースに箱型の造形で筋肉のシルエットを作り、勇者なグレート合体の構造を組み込んで造形したとのこと。
胸の中心に秘密の動力源か何かを封じ込めている造形にしてあるが、何が入っているのかという具体的な設定はないらしい。
しかし、Re:CREATORS本編の被造物の法則上、このとてつもなく重い巨体が地面をぶち抜いていない時点であまり考えたくない類のモノが入っているはず……。と、I-IV氏はコメントした。
Re:CREATORS本編ではその絶大な大きさ故に市街地へ降ろすことができないため、使用は最終手段のみに限定されており、現時点での本機の出番は少なめである。