概要
登場は劇中序盤。夏休みの旅行に向かう時、ドラえもんが移動手段として紹介する場面で登場。
高性能コンピューターを積んでいて、搭乗者を始めとした人間との会話、ナビゲートやライブラリ照合などを瞬時にこなす。記録データを映像として再生する機能も持ち、これにより、ある事柄の真実が明かされる。
最大で時速800kmのスピードをはじき出すことができる。
ドラえもん曰く「最新のコンピューター」らしいが、柔軟性に欠け融通が利かないことを始め、命令違反や悪口を言われると逆上する、恐怖のあまり隠れるなど、人間に近い部分が作中で現れている。
メンバーからの扱いは?
ドラえもんを始めとした男性陣からは「バギー」や「ポンコツコンピューター」などで呼ばれる。
ジャイアンからはそれに加えて「ちゃんとやらなかったら、ぶっ壊すぞ!」などと暴言を吐かれているため、荒々しい運転や【イイダロウ、壊してミロ!ソノ時ハ、オマエラ全員徒歩で移動ダ!】などと喧嘩腰の対応をしてしまうことも。
しずかからは『バギーちゃん』と呼ばれ、優しく接してくれており懐いている。
壊されそうになった時「二人の命令で動いていただけで、機械に善悪の識別能力はないのよ!」と庇ってくれたため、更に拍車がかかる。
しずかからプレゼントを貰った時は【ジブンガ バギー デ アルコトガ カナシイ】と嘆き、“自分も人間であったのなら”と悲しみの涙を流した(本人曰く【オイルモレ】)。
海底鬼岩城付近では
鬼岩城を探索のための移動手段として参加する(ムー連邦がある太平洋を一日で横断する離れ業をやってのけた)。
が、途中で恐怖のあまり【イヤダ!モウ、コレ以上ハ イヤダ!!】と言い自ら四次元ポケットの中へ隠れてしまう。
物語終盤で
仲間達全員が倒れ、絶望したしずかの流した涙に反応、【泣カナイデ。ボク、シズカサン ノ タメナラ ナンデモスル】と応え、自ら四次元ポケットを飛び出しポセイドンの前に姿を現す。
【コイツダネ? シズカサン ヲ 泣カセタノハ!】とポセイドンに迫るが、光線を喰らい車体が炎上。しかし、火だるまになっても臆さず、自身の倍以上の大きさを持つポセイドンに特攻を仕掛け破壊した。
※コミック版では上記の台詞の後に【許サナイ!!】という台詞と【オマエガ 親玉カ!!】という台詞が追加されている。
最後はネジだけになり、「しずかの宝物」にして【大切な友達】として記憶され、海底界を救った英雄の一人として語り継がれている。