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WA2000の編集履歴2017/07/22 05:08:04 版
編集者:勿茂
編集内容:記事本文に追記。

概要

1972年9月5日の「ミュンヘンオリンピック事件」では地元警察がH&K_G3で「黒い九月」メンバーを狙撃したが、失敗に終わり人質全員が死亡。警察側にも被害が出るという結果に終わった。

これをきっかけに対テロ特殊部隊国境警備隊第9グループ」が創設された。その装備としてセミオートの狙撃用ライフルの競争試作が行われ、ワルサー社はWA2000で臨んだが、採用には至らなかった。

銃身長を確保しつつ取り回しを容易にするためプルバップ方式が採用された。吊り下げ式のバイポッドを標準装備するため、銃身の上をブリッジが通る独特の形状をしている。

部品だけでなく組み上げにまで高い精度を要求した結果、その命中精度はボルトアクション・ライフル並みとされる。

高価で重いため、1982年から1988年の間に176挺しか生産されていない。

しかしWA2000に勝って採用されたH&K社のPSG-1はWA2000より重く、値段は同じである。何故採用されたかは不明である。

登場する創作は比較的多く、「ヒットマン」(エージェント47が使用)や「007 リビング・デイライツ」(ジェームズ・ボンドが使用)、「Fate/Zero」(衛宮切嗣が使用)などに登場している。

仕様

全長905mm
銃身長650mm
重量6,950g
弾薬7.62mmNATO弾(7.62×51mm)
装弾数6発

関連イラスト

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