概要
金融業者の中でもサラリーマンなどの消費者に金銭を貸し与えるもので、サラリーローンや消費者金融、街金ともいわれる。
嘗ては金利(利息)の高額さや取り立ての悪辣さで負のイメージが強かったため、度重なる規制がかけられ、銀行の傘下に入ることで生きながらえているのが現状である。
現在大手サラ金で銀行傘下に入っていないのはアイフルのみ。アコムは三菱UFJフィナンシャルグループ傘下、プロミスは三井住友フィナンシャルグループ傘下に入っている。また、レイクは新生銀行傘下に入った後2011年9月を以ってサラ金としては廃業し、同年10月より新生銀行カードローンの愛称として生まれ変わった。
類似商品に銀行カードローンがあるが、消費者金融は銀行カードローンよりも収入属性が低い者を対象に貸し出している。そのため貸出金利が銀行カードローンよりも概ね数%高く、利息制限法の限度一杯に設定されていることが通常である。またサラ金は貸金業法の規制を受けており、貸付金額が総量規制(年収の1/3を超える貸し付けが出来ない)の対象となる(銀行カードローンは銀行法が適用されるため、そのような規制はない)。その反面、貸出審査は銀行カードローンよりも若干通りやすい。
かつてはもえローンで知られたライブドアクレジットも消滅している。現在消費者金融を擬人化した比較サイトが存在する。