朝日奈勇太郎
あさひなゆうたろう
朝日奈勇太郎は、「ウルトラマンタロウ」の登場人物。
演:名古屋章
概説
ウルトラマンタロウに登場する防衛チーム・ZAT極東支部の隊長。
だがデスクワークが忙しく、あまり前線には出てこない。
だが隊員たちをしっかりと掌握しており、随所で頼れるところを見せる(隊長がいる時は一般隊員の力の抜け具合が不在時とはまるで違う)。またユーモアのセンスにも優れる。
余談
出演が少ないのは純粋にベテランである中の人の都合なのだが、それゆえに東京ど真ん中の部隊(基地の住所はなんと東京都千代田区霞ヶ関1-1-1、日本の中枢中の中枢はすぐ近所である。ジョギング中の総理大臣なんかと出くわす可能性すらある)の隊長という地位の高さを演出することに成功している。
また彼の代理である副隊長たちが揃いも揃って隊長格の存在感や能力を発揮した(もっと言うと、一般隊員でも年上の面々は副隊長級の動きをしている)ことからも、その目利きの確かさが実証されるという格好になっている。
企画書での名前は橘勇(たちばな いさむ)だった。
第19話では登場していないが、バードンの各地の被害によって、上層部との会議で厳しい叱責を受けていた。その際、バードンがタロウとゾフィーを倒した後、肉類を主体に襲撃して被害が拡大したことが発端し、隊長の辞任をほのめかす発言もしており、本編中のセリフに明らかにその発言がある。
俗説
一部にはより上位の役職を兼任してデスクワーク(政治)を行っているため出番が少ないという説が存在する。
ZATが民間人の生活統制まで命令できたり防衛チームとしてのメンツにとらわれず(一見すると)馬鹿馬鹿しく見える作戦が実行できる(しかも、上層部などから非難されない)ことを考えると、あり得ない話ではないと思える説である。