声(ドラマCD):子安武人
役者:姜暢雄(日本ドラマ2007年版)/徳山秀典(日本ドラマ2011年版)
人物
名前は姫島駅(阪神本線、大阪市西淀川区)から取られている。
イメージフラワーは深紅の薔薇。
3年で第三寮の寮長。演劇部の部長でもある。オスカー・M・姫島とは自称で本名姫島正夫。
金髪のロングヘアが特徴の美男子。オスカー・M・姫島と自称している理由は正夫という名を嫌っているためであり、このことからも分かる通りナルシスト。その他、ドイツ人とのハーフという見栄を張った嘘までついている(日本生まれ、日本育ちの純日本人)。ドイツ語が得意で、時々応用している。
双子の弟(良夫・光夫)がおり、彼らもまた正夫と同様、もうひとつの名前(詩音・庵莉)を使用している。3兄弟とも美形だが、両親は至って普通。
難波や天王寺と常に競い合っているが、二人からはあまり相手にされておらず、瑞稀たちからも軽く扱われている(一部の三寮生徒からは慕われている)。演劇部で、数々の賞の受賞経験あり。その為、花屋敷ひばりとは幼い頃からの犬猿の仲らしい。スーパーモデルのアレックスの大ファン。
「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」(2007年版)
原作以上に強烈な濃いキャラクターに変貌している。演じている姜が当時、高校生とかけ離れた年齢だったためか5年留年しているという裏設定があり、一寮から「老け顔」と言われていた。その他にもひばりや秋葉から見「ドブス」「ホントブサイク」と言われるなど顔は散々な評価だが、本人は「美しい」と自賛している。歌にも自信があるようで本人曰く、オペラを三寮の皆でやったことも(実際は森のくまさんを輪唱するというものであり、それをみていた難波は呆れていた他、途中で合唱になった)。
金色のマントを常時着用しており、三寮の後輩たちも同様に赤、青、紫などのマントを着用している(八尾を除く)。
イベントなどの対決では自称頭脳作戦で臨んでいるが、その殆どが霊にお願いをするというもの。その他にもマラソン大会では仮面をつけて途中で選手交代する作戦を使用したが、秋葉に撮られて失格となった。作戦としてはなっているものの結果的に自分がその罠にハマることも多々ある(落とし穴に落ちる、電気を発する棒に自分から触る…等)。ミスター桜咲コンテストでは1年の時は交通事故で欠場、2年の時は会場を間違えて欠場したと言っているが、悪い霊に取り憑かれていた。その後、萱島にお祓いを頼んだ結果逆に悪い霊をつけられてしまっている。ちなみにその時、首が360度まわっていた。その他、中津に取り憑いていた女性の霊に取り憑かれたり、女を教えて欲しいと霊にお願いした結果自分が女になるなど災難が回ってくることが多い。
本人曰く、イリュージョンをみせることが出来るらしいが、合同コンパの時に阿倍野エリカに披露した時には大したことは起こらず、自ら皆の視線を別の方に向けた隙に机に隠れたりしている(しかし、オーラを読み取れる萱島からは「凄い」と言われていた)。
想いを寄せている女性はいなかったが、合同コンパを機にひばりと妙な関係性をつくっており、ダンスパーティでもペアになった。その時に鬼指導を受けていたが、本番くどいながらも息がピッタリなダンスを見せており、自分たちも勝手に「ベストカップル賞」をとれると確信していた(実際、ベストカップルになったのは芦屋、中津ペアであり、ひばりが秋葉に理由を聞いた結果「暑苦しい」といわれた)。バレンタインチョコ争奪戦でもひばりは自分にチョコをくれると思っていたが、唾をとばされてしまっている。
こんなキャラのためか結構真面目なシーンでも1人だけギャグに走っていることが多い(遅れてきた七夕の真意を萱島に聞いた時や女が誰かを調べるために難波、天王寺と共に張り込んでいた時など)。しかし、寮長としての良い部分は沢山あり、後輩からも慕われている他、瑞稀が女性だとバレた際にも難波、天王寺と共に守ろうとした。更には桃郷学園との対戦では体を張って勝利するなどイザとなったら頼れる人物。何だかんだで二寮のことを認めており、瑞稀に対して「あなたがいたせいで第二寮は強く、美しかった」と褒めると共に「私のいい思い出です、素敵な時間をありがとう」と感謝の言葉を述べている。
スペシャルでは、高校卒業後宝塚にいくと発言している。卒業式では号泣しており、唯一マントを羽織っていない八尾に対して自分のマントをプレゼント使用としたが断られている。