概要
アイドルタイムプリパラの主人公である夢川ゆいと、その兄でダンプリの人気アイドルでもある夢川ショウゴのコンビタグ。
ショウゴはファンに対して『ショウゴスマイル』で接する優しいアイドルであるが、それはあくまでも「ファンに対して」であり、妹のゆいに対しては常に嫌味な性格でゆいがアイドルになること自体も小馬鹿にしている。
一方のゆいも物語開始前からかなり長いことアイドルに憧れていた中兄に否定され続けてきたため、兄のことをかなり嫌っている。但しそこまでギスギスした関係ではなく、あくまで「思春期の兄と年頃の妹」の域を出ていないところがポイント。
ショウゴに挑発された際、ゆいは必ずと言って良いほど彼の恥ずかしい過去の写真を公開するため(7歳でおねしょをした、おままごとに入れてくれるよう泣いて頼んだ、徒競走で転んだetc.…)、彼が動揺し退散するのが半ば定番となっている。
但しショウゴは何だかんだ言いつつゆいのライブを見ていたり(酷評ではあるが)、ライブのパフォーマンスに織り混ぜてゆいを助けたり(その後蹴飛ばしているが)、意地悪な条件を出しながらもそれと引き換えにWITHのサインをゆいに与えたり、迷子になったゆいを心配して探したり、ゆいの誕生日プレゼントとして自らエスコートに出向いたりと、ゆいを本心では嫌ってない節も見受けられる。
今でこそ仲が悪い兄妹であるが、「プリパラをパパラ宿で広める」という物語の性質上、二人の仲が改善する事も本作の課題となるだろう。
20話では、ゆいの夢(=アイドルになること)の原点がショウゴのアイドルデビューであったことが判明。ゆい当人もそれを思い出し、ショウゴの本心を僅かに知ったことである程度和解した模様。現時点では「喧嘩するほど仲がいい」ぐらいの関係に落ち着いている。