夢川兄妹
ゆめかわきょうだい
アイドルタイムプリパラの主人公である夢川ゆいと、その兄でダンプリの人気アイドルである夢川ショウゴのコンビタグ。
ショウゴはファンに対して『ショウゴスマイル』で接する優しいアイドルだが、それはあくまでも「ファンに対して」であり、妹のゆいに対しては常に嫌味な性格でゆいがアイドルになること自体も小馬鹿にしている。
一方のゆいも物語開始前からかなり長いことアイドルに憧れていた中兄に否定され続けてきたため、兄のことをかなり嫌っている。
但しそこまでギスギスした関係ではなく、あくまで「思春期の兄と年頃の妹」の域を出ていないところがポイント。
しかし兄妹似るのか好きな食べ物はともにごはん(ユメプリカ)で、それとゆいはわたあめ、ショウゴはクレープと甘いものが好きなのも一緒である。
ショウゴに挑発された際、ゆいは対抗手段としてほぼ必ず彼の恥ずかしい過去の写真を公開するため(7歳でおねしょをした、おままごとに入れてくれるよう泣いて頼んだ、徒競走で転んだetc.…)、その際彼が動揺するのが半ば定番となっている。
但しショウゴの方は、何だかんだ言いつつゆいのライブを見て感想を述べる(酷評ではあるが)、ライブのパフォーマンスに織り混ぜてゆいを助ける(その後蹴飛ばしているが)、意地悪な条件を出しながらもそれと引き換えにWITHのサインをゆいに与える、迷子になったゆいを心配して探す、…等々妹のことを案じており、ゆいを本心では嫌ってない節も見受けられる。
「プリパラをパパラ宿で広める」という物語の性質上、二人の仲が改善する事も本作の課題となっていた。
ここでは大まかな動向を記述する。
20話
ゆいの夢(=アイドルになること)の原点が、ショウゴのアイドルデビューであったことが判明。ゆい当人もそれを思い出し、ショウゴの本心を僅かに知ったことである程度態度が軟化する。
ショウゴからは誕生日プレゼントとして、「キミを待っていたよ」と(外面の彼として)自らエスコートに出向かれた。
この件を元に兄妹仲は徐々に改善し、険悪さが落ち着いて「喧嘩するほど仲がいい」面を強く見せ始めていった。
32話
男女プリパラ合同イベント「プリ×プリフェスティバル」にて、言い合いはしつつ男女プリパラのアイドルとして協力。ショウゴもゆいへの態度を比較的素直に表していた。ショウゴがWITHとしてライブを披露した後、ゆいへのバトンタッチとして兄妹でハイタッチを交わしている。
45話
昼のコーデを懸けたしゅうかとのライブ対決に挑むゆいに、「ユメってばっかのお前じゃ勝てる相手じゃない」とショウゴは忠告。ゆいはその忠告と、これまで自分の行いがプリパラアイドル達に夢を与えていたことを実感したことで、「皆が幸せになるプリパラ」を作るという大きな夢を見いだした。
そしてスーパーアイドルタイム、ショウゴはゆいをエスコート。「待ってたぜ、ゆい」と素の彼としてゆいを出迎え、ゆいもショウゴに礼を述べ共に階段を駆け上がる。
「まったく…世話のかかる妹だぜ」
「えへへ、これからも宜しくね」
「成長したな、ゆい」
そこにはショウゴがアイドルとしてのゆいを認め、互いに良きライバルとなった夢川兄妹の姿があった。
なお、この回のエスコートの台詞はショウゴ役の山下誠一郎とゆい役の伊達朱里紗の発案によるもので、台本上では通常通りだった台詞に「今回は兄として先陣を切りたい」と山下氏が申し出た経緯がある。
山下・伊達に監督の森脇真琴を含めた3人で話し合い、最終的な文言を森脇が決定したとのこと(参考1、参考2)。演じる声優二人の熱意が生んだエスコートシーンと言えるだろう。
最終回(51話)
男女プリパラの合同イベントにて、らぁらとの別れを前にしたゆいを「さよならなんてユメやだやだ~って大騒ぎしたんだろ、らぁらと別れるくらいなら私も行くとか」とひとしきりからかった後、妹に聞こえないようにこっそり「ゆいを今までありがとな」とらぁらに礼を述べている。この際らぁらは頬を赤らめていた。
この回のライブにてショウゴはアサヒ、コヨイと共にゆいの持ち歌「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」を、ゆいはにの、みちると共にWITHの持ち歌「Giraギャラティック・タイトロープ」を披露しており、兄妹で楽曲を交換している。
その他
『アニメージュ』2018年月号では、聖歌隊の服装をした夢川兄妹(プリパラチェンジ前)の姿が登場。
ゲーム・タイム5弾のクリスマスライブでは、期間限定で合同曲も披露された。
デュエット…というか中盤まではver.ごとにどちらかが歌い倒す形式で(入る台詞によれば共にマイクを譲らないらしい)、本来の意味でのデュエットとなるのはサイリウムタイム時。曲にやり取りが入り込む様子はこのコンビのクリスマス曲を彷彿とさせる。
そして……
2021年夏頃にアプリ&Wedアニメ同時配信予定の『アイドルランドプリパラ』
第ニ弾ティザービジュアルでは夢川兄妹が描かれた。
いつになく真剣な表情を見せるショウゴ、そんなショウゴの視線の先には眠る妹、ゆいの姿が…。
また、アイドルタイムの時と衣装カラーが変わり、お揃いのパステルブルーである。そして、本篇の配信が始まり、
0話
プリパラ及び男プリの大規模アップデートの最中、原因不明のアクシデントによってプリパラが現実世界から切り離され、唯一残されたパラ宿のゲートが閉じようとしたとき、たまたまゆいの夢パワーに反応したシステムがゆいを深い眠りにつかされる瞬間をショウゴはただ男プリから見てることしかできなかった。
2話
「おい、ゆい、いつまでそこで寝てんだよ。まったく、お前…寝坊助にもほどがあるだろ。いつもユメユメうるせぇくせにさ。」
ゆいが深い眠りについて以降、ショウゴは3時間半行ったライブを行ったうえでまだ1曲歌おうとするなどすでに尋常ではなくなっていた。
「おい、きいてんのか。悔しかったら俺の恥ずかしい過去の一つを暴露してみろ。夢を語らないお前なんて、おまえじゃねーよ。そんなお前…見たくない。」
「待ってろ。必ず、元に戻してやる。」
キラキラを一刻も早く集めゆいを助けたいという気持ちでいっぱいであった。その様子を見ていたあまりは、彼女の励ましもあり気持ちが落ち着き、無事ライブを楽しむことができた。
「お兄ちゃん、泣いてんの?」
「ちぃ、やっと起きたのかよ。」
「お兄ちゃん、ありがとう。」
「ば、俺は何にもしてねーよ。…お礼言われる覚えねーから。」
キラキラが集まり、ゆいが小さくなった状態で復活。ショウゴもコヨイ、アサヒと一緒に妹のもとへ「メメェ~」とヤギの着ぐるみを着て鳴きながら(アイドルタイムではショウゴのみ回想)駆けつけ、妹の復活を素直じゃないながらも涙ながら喜んだ。(ゆいも兄の肩に乗って感謝を述べている。)
しかし、その夢川兄妹にかつてない最大の魔の手、マリオが現れ、ゆいの夢が危機に迫ろうとしていた。
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 補足 |
---|---|---|---|---|
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